毎日うだるように暑いですね。今年、去年より暑くないですか?
ソンクラーン前から日本に一時国してきたまなおです。ご無沙汰しています。
タイに戻ってからは休暇中にたまっていた仕事や後処理なんかでばたばたとしており、ブログの更新をさぼっておりました。
ようやく一段落ついたので、日本帰国中の記事でも書こうかと思ったんですが、こと細かに書いても日本の情報なんて日本在住の方のほうがよくご存じだろうし、そもそもこのブログを読んでいただいている方には興味のない話題じゃないかとも思うし、何より、私自身が日があいてしまったせいで書く気力がいまいち上がらないという・・・(←でた)
なので、これから数回は、帰国中に旅行した九州の大分「別府・湯布院・九重の温泉めぐり」と熊本「阿蘇」をハイライト的にざっくりと、一応、タイ人観光客的視点も加えつつ書いてみることにしました。
九州はレンタカーが便利
私たちは、大分空港でレンタカーを借りて、別府から湯布院、九重の温泉巡り、そして阿蘇のドライブをすることにしました。
九州は広く、鉄道やバスも走っているのですが、限られた日程の中で効率よく観光地を回るには、やはり車が便利です。
外国人でも国際運転免許証を持っていればレンタカーを借りることができますから、タイ人と一緒に旅行するときなんかは、タイ人の同行者にもあらかじめ国際免許証を取得しておいてもらうのがいいでしょう。
街なかの運転は心配と思われるかもしれませんが、交通量の少ない道や阿蘇の広大なドライブコースなら外国人でも比較的運転がしやすいので、運転を代わってもらうのもいいかと思います。
というより、ドライブ好きのタイ人なら自ら運転したいと思うはずです。
タイも日本と同じく左側通行なので、運転に慣れている方ならさほど問題はないと思います。
ただ、細かいルールやマナー、スピード感覚は違いますから、日本人が隣でフォローしてあげて安全運転に努めましょう。
今回、楽天トラベルからレンタカーを検索したんですが、クーポンやなんかを使ってずいぶん安く借りることができました(2日間で1万円をきる)。
2人以上で借りるなら、公共交通機関を利用するより安く効率よく移動できるので、レンタカーも早めに手配するとお得ですね。
別府はとりあえず海浜砂湯へ
言わずと知れた大分県の一大温泉観光地、別府。
私たちは、まず上人ヶ浜(しょうにんがはま)の一角にある別府海浜砂湯を目指しました。
砂湯と言えば指宿(いぶすき)が有名ですが、ここ別府にも砂湯があるんです。
別府の公共の砂湯は、主に「竹瓦温泉」と「別府海浜砂湯」の2か所があります。
竹瓦温泉の方は、古い共同浴場(銭湯)で歴史と情緒はあるのですが、駅前の細い路地の先にあるため駐車場がないのと、室内で若干閉鎖的でもあるので、私たちは海を眺めながら砂に埋もることができる海浜砂湯を選びました。
開放感もあって気持ちいいし、いわゆるインスタ映えするのも海浜砂場なので、タイ人観光客受けするのはこっちかなと。
実際に、欧米人カップルやタイ人家族数人も来ていました!
受付で入浴料1,030円を払います。
私たちの時は少し混んでいたので30分ほど待ち時間がありましたが、その間は外の足湯をしたり畳の休憩所で座って待機していました。
番号が呼ばれて、浴衣を受け取ったら脱衣所に向かいます。
下着もとって浴衣を羽織り、タオルとスマホ(もしくはデジカメ)だけ持って砂湯場へ向かいます。
コンビニのビニール袋などに入れて持っていくと後々便利です。
砂をかけてくださるおばさま(おねえさま)の指示に従い、寝転びます。(スマホとタオルは砂場の木の枠の上に置いておきます)
砂をかけてもらって約15分蒸されます。
砂をかけ終わると、おばさまがスマホやデジカメで写真を数枚撮ってくれます。
砂かけスタッフのおばさまには年配の方もいらっしゃいましたが、みなさんスマホやデジカメの使い方をよくご存じです。いろんな機種があるだろうに、さすがプロですね。
しかも、撮っていただいた写真を後で見ると、顔をけっこう明るく飛ばしてくださっていました。これならタイ人観光客にもウケますね。
さすがわかってらっしゃる。(笑)
15分経ったら砂から起き上がり、手を洗ってタオルとスマホを持ってシャワー室へ。
シャワーで砂を落とし、隣の浴場でお風呂に浸かって終了です。
ちなみに、タイ人家族は、女性3人は楽しそうに砂湯体験していましたが、男性2人は見学でした。
こういうところ、タイの男性は意外とシャイというか冒険心がないような気もします。(もしかしたら、体調不良とか持病とかで控えておられたのかもしれませんが)
適度な圧力と温度が心地よく、身体がぽかぽかしてよかったです。
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別府海浜砂湯
Beppu beach sand bath
住所:〒874-0023 別府市上人ヶ浜
電話:0977-66-5737(予約は不可)
営業時間:【3月~11月】8:30~18:00(最終受付17:00)
:【12月~2月】9:00~17:00(最終受付16:00)
定休日:第4水曜日
入浴料:1,030円
※別途コインロッカー代100円は必要。タオルの販売(350円)もあり。
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地獄巡りは時間と相談で選択
別府にはいわゆる「地獄めぐり」という源泉の吹き出し口付近(地獄)を見て回るという観光ルートがありますが、全部見て回るとけっこう時間もかかるので、時間がたっぷりあって全部網羅したいという人以外は、あらかじめいくつかピックアップして訪れる場所を絞ったほうがいいと思います。
今回、私たちが回った地獄は3か所。(別府地獄組合加盟以外の地獄も含む)
以下、大まかに感想を書いておきます。
坊主地獄
ここは、別府地獄組合加盟ではない地獄とのことですが、大分県の天然記念物に指定されているそうです。
よくわからないまま車を停めて最初に入った地獄です。
90度に沸き立つ泥がぶくぶく吹き出て、その形が僧侶の頭のようだから「坊主地獄」というらしいです。
総じて地味です。私は地味にツボってしまい、ずっと眺めていましたが、みなさんにお勧めするかと言えば、微妙です。
ちなみに、「地獄めぐり」ルートに入っている「鬼石坊主地獄」とは別物です。
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坊主地獄
住所:大分県別府市小倉6
電話:0977-66-1581
営業時間:8:30~17:00
入場料:大人400円、小人200円
※地獄めぐり共通観覧券は利用不可。
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海地獄
コバルトブルーの源泉と常に噴き出す蒸気が目を引きます。
立ち込める白煙とその中から浮かび上がるような青い池は写真映えするので、常に記念撮影をする観光客がいっぱいです。
また、園内にはお稲荷さんや赤池地獄、足湯や温泉を利用した温室などもあって見どころも多く、日本人だけでなく外国人観光客ウケしそうなスポットでした。
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海地獄
住所:〒874-0045 大分県別府市大字鉄輪559-1
電話:0977-66-0121
営業時間:8:30~17:00
入場料:大人400円、高校生300円、中学生250円、小学生200円
※地獄めぐり共通観覧券利用可。
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血の池地獄
酸化した鉄分やマグネシウムを多く含む赤褐色の泥池。
ここもビジュアル的に映える場所なので、観光客に人気でした。併設されたギフトショップには血の池プリンや入浴剤などのオリジナルグッズもたくさんあってお土産選びも楽しいです。
血ノ池軟膏の売店横を少し上がった展望台からは、赤い池と白い湯気を俯瞰で見ることができます。
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血の池地獄
住所:〒874-0016 大分県別府市野田778
電話:0120-459-554
営業時間:8:00~17:00
入場料:大人400円、高校生300円、中学生250円、小学生200円
※地獄めぐり共通観覧券利用可。
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とりあえず、今回は、ざっくり別府編でした。
また機会を見て続きを書きます。
ではまた。