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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

チェンライ空港から最北の町メーサイで麻婆豆腐の巻【チェンライ旅行 1】

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今朝のバンコクは、日本の初秋を思わせる涼しい風が吹いていました。
まなおです。

さて、これからぼちぼちチェンライ旅行の様子を書いていきたいと思います。
まずは、チェンライ空港へ降り立ってから北の国境の町「メーサイ」までと、そこから陸路でミャンマーへ入国し、タチレクという町で数時間の観光をしたことを書きたいと思います。
今回は、とりあえずメーサイに到着してランチを食べたところまであたりを。

※昨年2018年10月から実施されている、日本人のミャンマー入国ビザ免除措置により、日本人が短期の観光目的でミャンマーに入国する場合、ビザの取得が不要となっています。
(2018年10月から1年の期間限定で試行されたビザ免除措置は、さらに1年延長となりましたので、2020年9月30日まで適用です)

また、タイ人がメーサイの国境からミャンマーに入国する手続きについても述べたいと思います。

 

 

 

バンコクからチェンライへ

今回は、5月のタイ航空のセール時に買ったチケットのおかげで、往復1,800バーツ(6千円ちょっと)という破格の値段でチェンライへ行けることになりました。
初のチェンライ旅行にテンションあがってます。

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TGのチケットですが、チェンライへはタイ航空の子会社であるタイスマイルでの運航です。
タイスマイルというと、LCC(格安航空会社)だと勘違いされがちですが、いちおうフルサービスの航空会社なので、機内食も出ます。

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約1時間半のフライトで、あっという間にメーファールアン・チェンライ空港(ท่าอากาศยานแม่ฟ้าหลวง เชียงราย)に到着です。
想像していたより大きい空港(失礼)で、高原の町らしく花をモチーフとした装飾がそこここにあり、可愛らしかったです。

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あらかじめ予約してあったAVISのレンタカーカウンターへ向かいます。
クレジットカードとパスポートと運転免許証を提示して手続き完了。

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AVISの配車場所は、3番出口を出て50メートルほど進んだところです。
タイのレンタカーも基本的に日本のレンタカーと変わりはなく、乗車前に傷などの点検を行い、返却日とガソリンの種類(この車は『91』いわゆるレギュラーガソリンを満タン返し)を確認したら、いよいよ出発です。

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タイ最北の国境の町メーサイへ

空港から少し進むと国道1号線に出るので、あとはひたすらこの国道1号線を北上するだけです。
道幅はそこそこ広く、交通量もそれほど多くない道なので走りやすいです。
バンコクで運転するときは渋滞や一方通行、無理な追い越しや車線変更でひやひやしながら運転することが多いのですが、それに比べると地方の国道はだいぶ気が楽です。

のどかな田園風景や田舎町を眺めながら快適にドライブすること約1時間、距離にして60キロ足らずでタイ最北の国境の町、メーサイに到着です。

 

「君来順(ジンライスン)」で麻婆豆腐ランチ

11時すぎ。
まずはメーサイの町で少し早めのランチを食べることにしました。
朝、タイスマイルの機内で出されたチキンの春雨炒めは美味しかったんですが、量が少なかったので、いい具合に小腹が空いてきたんです。

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メーサイのランチは、あらかじめ決めていた雲南料理レストラン「君来順」で食べることにしました。
というのも、ここの麻婆豆腐が絶品だと、ある方のブログで賞賛されていたので、ぜひ食べてみたかったんです。

この「君来順」日本語的には「クンライジュン」と読みたいところですが、タイ語表記を見ると「จิงหลายซุ่น」となっていたので、カタカナ表記にすると「チンラーイスン」とか「ジンライスン」という書き方が近いのでしょうかね。

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まだ昼前ということもあってか、店内には誰も先客がおらず、従業員が数人暇そうにテーブルに座ってテレビを見ていました。
私たちが入店すると、すくっと立ち上がってテーブルに案内してくれました。
タイ語でのやり取りでしたが、ミャンマーからの出稼ぎの方たちだということが、彼女たちの発音からわかりました。


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早速、注文します。
量がわからないので、とりあえず麻婆豆腐と回鍋肉、雲南汽鍋鶏という鶏肉の土鍋スープ、そしてご飯を頼みました。


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まず運ばれてきたのが、噂の麻婆豆腐です。
いや、この麻婆豆腐、本当に美味しかったですね。しかも安い!

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麻婆豆腐(เต้าหู้ทรงเครื่อง)70THB



バンコクでも麻婆豆腐を食べることがたまにありますが、なんていうか、独特の香辛料(八角とか?)が効いていたりして、それはそれで美味しいんですが、なんとなく自分が欲している麻婆豆腐とは違う気がしたりするんです。
もっとも、私自身、本場の麻婆豆腐を知らないので、バンコクで食べたそれらの麻婆豆腐のほうが本当は本場の味に近いのかも知れませんけど。
ところが、君来順の麻婆豆腐はすんなり入ってくるというか、自分が求めている麻婆豆腐の味でした。
つまり、日本で食べていた麻婆豆腐の味に近いということなんでしょうね。



続いてやってきたのが、回鍋肉。
あれ、なんとなく色味が麻婆豆腐とかぶってる。

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回鍋肉(หมูผัดเผ็ดยูนนาน:雲南豚辛味炒め)150THB


回鍋肉って自分の中ではこんな赤い感じじゃなかったので、ちょっと困惑。
味も、どことなく麻婆豆腐とかぶってるし・・・。
それなりに美味しかったですが、味のバリエーションというチョイス的に失敗しました。


そして、最後にやってきたのが、雲南汽鍋鶏。

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雲南汽鍋鶏(ไก่ตุ๋นยูนนาน)150THB



何も知らずに雰囲気で注文したスープでしたが、あっさりして美味しかったです。
後から調べてみると、この土鍋のスープは、雲南省の名物で一種の薬膳料理なんだそうですね。
なんでも、本来は水を入れずに、蒸気で鶏肉や野菜などの具材を蒸してスープを完成させるのだとか。
ここの店が本当にその方法で作っているのかどうかは知りませんが。
とりあえず、鶏の旨味と浮いているクコの実(生薬)を堪能しておきました。

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私が、似たような味付けの2品を選んでしまったことを除けば、どれもなかなか美味しく、雰囲気も明るくていいレストランでした。
ここは、大人数でいろいろな料理を楽しんでみたいですね。
他にも試してみたい料理はたくさんありましたが、今回は2人だったのとランチということで軽めに済ませました。

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伝票がミャンマー文字…って、読めませんから!笑

店舗情報

君来順(ジンライスン)
จิงหลายซุ่น
雲南料理レストラン

住所:15/1 ม.8 อำเภอแม่สาย จังหวัดเชียงราย 57130
          15/1 m.8 Amphoe Mae Sai, Chiang Rai 57130
TEL:0-5373-3439
営業時間:11:00 - 21:00
Facebook:君来顺云南饭店 ภัตราคารอาหารจีนยูนนานจิงหลายซุ่น - Amphoe Mae Sai, Chiang Rai, Thailand - 中華料理店 | Facebook



 

つづく

本当は国境超えまで書きたかったのですが、長くなりそうなので、続きは次回に。

 

 

ではまた。