先日、イタリアの高速鉄道イタロ(Italo)社からバウチャー期限延長のメールが届きました。
昨年2020年のゴールデンウィークにイタリア旅行を計画していたのですが、周知の通り、新型コロナウイルスの世界的感染拡大によりキャンセルを余儀なくされたわけですが、その際、ローマ=フィレンツェ間の予約済みチケットは1年間有効のバウチャーという形で払い戻しされていたわけです。
その辺のことは、過去の記事で書いております。
いやね、正直忘れていましたよ。
そりゃね、1年前の払い戻しに必死になっていた頃は、半信半疑ながらも、半分の半分くらいは1年間有効のバウチャーが使える日が来ることも期待していました。
でも、その後のタイ・日本・世界のコロナ状況の変遷というのか停滞というのかを目の当たりにして、去年の年末の時点で、日本への気軽な一時帰国でさえ2021年中は既に諦めるような気持ちにまでなっていましたもんね。
だから、ヨーロッパ旅行なんて夢のまた夢みたいな感じで、バウチャーのことなんかもすっかり頭から抜け落ちていました。
メールには半年延長、2021年12月11日まで有効期限を6ヶ月延長しますと書いてありました。
(現在のバウチャーの有効期限は、2021年6月13日まで)
『1年経ちましたから、はい終了!』ってしないそのお心遣いは、ありがたく頂戴しておきますが、このバウチャーを使える気が全くしません。
あと半年でイタリア旅行をしている自分の姿は、どう逆立ちをしたって想像できないんです。
もうね、払い戻しとか返金とか、そういうのも、なんとなくどうでもよくなってきました。
ただ、生きている間に、去年思い描いていたみたいに、「ローマの休日ごっこ」ができる日が来ればいいなと。「冷静と情熱のあいだごっこ」ができる日が来ればいいなと。
(杖つきながらでもいい。笑)
それよりも、もっかの願いは、早く隔離なしで日本とタイとの行き来ができるようになってほしいということです。
ではまた。