「普段、タイで生活をしていると日本事情に疎くなってしまって・・・」
なんて、ふた昔ほど前までは言っていたのですが、これだけインターネットや通信技術が発達した今では、住んでいる周りの環境こそ海外(タイ)であるものの、ニュースだってテレビだって新聞だって雑誌だって、日本と変わらない情報をほぼリアルタイムで入手できる時代になりました。
もっとも、それらの情報を積極的に取り入れるかどうかは人それぞれで、それがいいとか悪いとかという話でもないわけですけど。
「海外にいるから日本のことわからない〜」という言い訳ができなくなってきた感はあります。(してますが)
いずれにしても、インターネットの発達によって、LINE通話やチャットアプリを使って好きな時に日本の家族や知人と気軽にコンタクトが取れるようになり、海外にいながら日本がずいぶん身近になったことは確かです。
私が留学していた頃(遠い記憶)なんて、日本とのやりとりはエアメールでしたからね。
しかも、安くて文字がいっぱい書けるエアログラム(航空書簡)っていうのを使ってました。
封筒の内っ側までびっしり文字を書いて・・・って、今どきエアログラムを知ってる人いるんでしょうか。(一応、まだ現役で発売はされているようです)
国際電話なんて、留学生の身にはとても高かったから、これぞという時にかなりの勇気を振り絞ってしか利用できませんでしたもんね・・・。
ホームシックにかかってしまった一時期、一日に何回もポストを覗いていました。
あ、前置きが長くなりましたが、今日は、東京オリンピックの観戦チケットの抽選予約(電話番号認証)をIP電話のスマホアプリでやってみたという話です。
もともとまめな性分ではないので、日本の情報はおろか、タイの情報さえも周りの人より遅れを取っていることが多々あるのですが、今回は珍しく『オリンピック観戦チケット抽選』という、今の日本の流れに乗ってる感じのことをやったので、私も日本事情について行ってるんですよ~というアピールで書いてます。(←誰への?)
いや、前置きもなにも、今回の話は、本当はTwitterでつぶやけば十分なくらいの内容なので、この先もだらだら私の駄文が続きます。
忙しい方は、読み飛ばしていただければ幸いです。というか、読まなくて大丈夫です。
内容は、タイトル以上でも以下でもありませんので。(汗)
さて。
まだ諸々の問題が山積している感もありながらも、東京オリンピック開催まであと1年ちょっと。
観戦チケット抽選予約受付開始となったこのタイミングで、さすがに多少は盛り上がってきてるんじゃないでしょうか。(一部だけ?)
かくいう私は、何が何でも現地で観戦したいっていうほどではないんですけど、『もしチケットが手に入るなら、せっかくだから日本開催のオリンピックをこの目で観てみたいな』程度の動機でチケット予約をしてみることにしたんです。
オリンピックにかこつけて、8月に一時帰国して東京の友人とも会いたいし。
ということで、東京オリンピックの観戦チケットの抽選予約の申し込みをするべく、観戦チケットの入手方法を説明したサイトや、チケット販売サイトをチェック。
すると、チケット販売の公正を期するために、申し込み方法には厳格なステップがあることがわかりました。
ID登録やら電話認証やら・・・。
購入方法の詳細は、検索すればわかりやすく書かれたサイトがいっぱいあるのでここでは割愛しますけど。
日本に住所がある人は、TOKYO2020IDにID登録をして抽選に申し込むことが可能とのことで、実際にやってみたんですが、ちょっと心配だったのは、私が日本での連絡用に使っているIP電話アプリ(050アプリ)からでも電話認証が可能かどうかということでした。
日本の携帯電話を解約してから久しく、家族や知人や仕事仲間とはLINEでメッセージや音声通話もできるので、特に不便も感じてはいなかったのですが、ここ最近、一時帰国時のレンタカーの予約とかホテルの予約とか、当日(外出先で)連絡のつく番号を教えてくださいと言われることもあるので、2年前くらいから、スマホでダウンロードしておけば利用できるIP電話アプリ(050アプリ)なるものを使いはじめました。
IP電話アプリというのは、私が説明するまでもないんですが、スマホに入れておけば、アプリを通じて自分が取得したIP電話番号から一般の電話や携帯電話へもかけられるし、かけてもらうこともできるという利点があります。そこがLINEやチャットアプリ(一部の)とは違いますよね。
ちなみに、私が利用しているのは、「SMARTalk」というIP電話アプリです。
基本料は無料で、必要な時だけ使用してその分の通信料(通話料)を支払えばいいので、私は、急ぎの電話連絡や予約時の登録連絡先としての利用に重宝しています。
SMARTalk -スマホの通話料をトコトン安くする-
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海外在住の人で、私みたいに日本の携帯電話番号を持っていない人には便利だと思います。
まあ、海外在住でなくとも、自分の自宅の電話番号や携帯番号を教えたくない場合などにも役立つので、自分に合ったIP電話アプリを入れておいて損はないかと。
で、話をチケットの予約に戻すと、
先日、所用で日本にいる時にこの電話認証手続きをしようと思い立ちました。
自宅の電話番号で登録してもよかったんですが、私が他県にいたため、認証やなんやらの作業を家にいる母に説明するのも面倒だったので、自分のスマホから手続きしてみようと思ったわけです。
結果、スマホのIP電話アプリから発信しても、問題なく認証されました。
申込み開始当初は、この電話認証への電話がなかなか繋がらず、何時間待ちとか何度もやり直しとか、みなさんすごくご苦労されていたようですが、私の時は最初の混乱が収拾した時期だったのか、すぐに繋がって認証完了したのはラッキーでした。
後はそのままスマホで希望の競技と日にちを指定して、あっけないほどすんなり予約(抽選)の申し込みが終わりました。
あとは、抽選の結果を待つのみです。
果たして、どれくらいの倍率なのか、まったく見当もつかないのですが、まあ期待せずに待ちたいと思います。
なお、タイに戻ってから別の競技も申し込みしてみようかと日本の販売サイトにアクセスしたら、海外からのアクセスだと認識されてはじかれてしまいました。
海外では海外の販売業者から購入するようにというのが基本ルールのようですね。
試しにVPNに接続してアクセスしたらはじかれませんでしたが、海外からの申し込みは一切ダメなのかどうなのかという、そのへんの線引きとかルールに私は明るくないのと、観戦したい競技の日程が合わないこともあって、結局、追加の申し込みはしないでおきましたけど。
以上、私もオリンピックのプチ盛り上がりの波に乗り、東京オリンピックの観戦チケット予約手続きしてみましたという話でした。
ではまた。