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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコクから聖地バラナシへ週末旅行【感激!間近にプージャー鑑賞編】

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1月のバラナシ旅行の記事をまだ書き終えられずにいるまなおです。
どんどん忘れていきそうなので、ちょっとペースを上げていきます。

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仏教の大聖地「サールナート」から戻ってきた私たち。
2日目の夜は、ガートの岸からプージャー(ヒンドゥー教の神々に捧げる祈祷儀式)を鑑賞しに行くことにしました。

※Varanasiという地名の日本語表記には、バラナシ、ベナレス、ワーラーナシー、ワラナシ、ヴァーラーナシー、ヴァラナシなど様々な表記が見られますが、ここでは「バラナシ」に統一します。


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有名ラッシー屋「ババ・ラッシー」

サールナートから帰ってきて、一旦ホテルの部屋に戻ります。
バルコニーからの眺めは相変わらず素敵でした。
昨日より天気が良く見通しも良好です。

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プージャーが始まる時間まで、まだだいぶあるので、その前に、バラナシで有名な「ババ・ラッシー(BaBa Lassi)」という店にラッシーを飲みに行こうということになりました。

ネット情報によると、日本人経営ゲストハウスの老舗「久美子の家」の近くらしく、私たちのホテルからもそれほど遠くなさそうです。

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まず、ガートから見えた「久美子の家」の方へ階段を上がって行き、グーグルマップを見ながら路地を進んで・・・
行きたかったんですが、なぜだか2人ともデータ通信の速度があまりにも遅くてグーグルマップがほとんど機能しません。

私はタイの携帯会社AISから発売されている海外ローミング用のSIMカード「SIM2Fly」を、友人は日本から契約してきたレンタルWi-Fiルーターを使用していましたが、どちらもダメでした。
この時間帯、インドのインターネット通信に障害が発生していたのか、ガンジス川沿い一帯の電波利用人口密度が高すぎて遅かったのかはわかりませんが、とにかくスマホのネットが使えない状況だったので、勘を頼りにウロウロさ迷い歩きました。

そうして、やっと見つけることができました。
でも、店には誰も人がいません。

「クローズ!」
隣の店のおばちゃんが教えてくれました。

ガーーーーン

その日はどうやらお休みだったようです。

私たちは行けませんでしたが、一応、場所を貼っておきます。
もしよかったら試してみてください。



 

スーパーマーケットで買い物

気を取り直して、バラナシのスーパーマーケットへ行くことにします。
友人は、海外へ行くと必ず地元のスーパーへ立ち寄って、雑貨やお菓子、食材、そしてその国のビールをお土産に買って帰るのがお決まりになっています。

あいかわらずネットの調子は悪かったんですが、ホテルの部屋でチェックしていた時の場所の記憶を頼りに歩いていきました。

バラナシのガート近くの迷路のような古い町なみは、まっすぐ大通りに抜けられる道がほとんどなくて、複雑に折れ曲がったり突然行き止まりになったりするので、思った以上に時間がかかりました。

それでも、大通りに出たころには、ネットの調子もよくなり、地図アプリを起動しながらなんとかスーパーまでたどり着けました。

Spencer'sというスパーマーケットです。
入口は半地下のような場所にあるので、若干分かりにくいかも知れません。




友人は、ホテルの洗面所に置いてあったハンドソープが気に入ったらしく、同じものが売っていないか探しましたが、このスーパーには置いてませんでした。残念。

あと、よく考えたら、ヒンドゥー教の国なので、一般のスーパーでビールが販売されているわけもなく・・・。ビールも断念。

インドの調味料やスパイス、スープの素などを買ってスーパーを後にしました。
(私はその手の料理は作れないので買わず・・・)


それでも、どうしても現地のビールをお土産に買って帰りたい友人は(恒例となっているようです)、多少高めではありますが、ホテルのレストランに行って1本だけ購入することに。
茶色い紙で厳重に包装して渡されていました。
やっぱりアルコールは良くないものということなんでしょうね。


目の前のプージャー

18時過ぎ。
ホテル前のガートへ降りて、プージャー会場であるダーシャシュワメード・ガートへ向かって川沿いを歩いていきました。

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会場に着いたのは、ちょうど儀式のはじまりのタイミングだったようです。
既にたくさんの人たちが集まっていましたが、プージャーステージの正面にあたる階段を下りていくと、少し空いたスペースがあったので、そこから鑑賞させてもらうことにしました。

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ここはなかなかいいポジションでした。
目の前でプージャーの儀式が繰り広げられていくのを、じっくり見学することができます。


バラナシのプージャー

 


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印象的だったことがひとつ。
スマホを高々と上げてプージャーを撮っている1人の青年がいたのですが、見るとはなしに目に入ってくる画面をよく見ると、そこには簡素なサリーを着てベッドに座っている老婦人の姿が映っていたのです。

ああー、おばあちゃんのために、テレビ電話でプージャーの様子を見せてあげているんですね。

この青年がどこから来たのかは知りませんが、バラナシといえば、一生に一度は行きたいと願うような、ヒンドゥー教徒にとって最高の聖地

私たちはバンコクから飛行機でビューンとやってきましたが、多くのインド人にとっては、簡単に来られるような場所ではないのかも知れません。

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昨日はガンガー(ガンジス川)のボートの上からプージャーを見ました。

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水上から眺めるプージャーは、それはそれで風情があってよかったですが、
この日、目の前で繰り広げられる祈りの儀式は、また違った迫力があって感動的でした。

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昨夜、ボートに同乗してきた青年が
「これはシヴァ神へ捧げる祈りなので人気がある」などと、
時折、プージャーについて説明してくれていたのに、
ステージが遠かったのもあってあまり真剣に聞いておらず、
まったく覚えていなかったことが悔やまれます。
(ごめんなさい)

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30分程度のプージャーの儀式をその場で鑑賞していると、
祈りの言葉、踊り、響き渡る鉦(かね)や法螺貝(ほらがい)の音、香の煙、蝋燭の炎、舞い散る花びら・・・
そういった空気のうねりのようなものが、鮮やかな色彩と共に身体に降り注いでくるような感覚に陥りました。


2日連続で違う雰囲気のプージャーを鑑賞できたのは、いい経験でした。


バラナシのプージャー 2



目の前でプージャーをすっかり堪能した私たちは、この後、タンドリーチキンを求めてバラナシの町を再び彷徨うことになるのですが、それはまた次回に。

 

ではまた。

 


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