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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ワットアルンに地下鉄MRTで行く方法(イサラパープ駅から裏参道)

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昨日は1日中バンコクを歩き回って久々に大汗かいたまなおです。
こんにちは。

昨日のエントリーでは、バンコクの地下鉄MRTブルーラインの延伸区間で新たに開業したバーンパイ駅からワット・パクナムまでの便利な新ルート(徒歩最短)について書きました。

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実は、ワット・パクナムで参拝したあと再びMRTに乗って、今度はワット・アルン(暁の寺)まで行ってみたんです。

というのも、MRTブルーラインの延伸区間である「イサラパープ駅」(イッサラパープ駅とも)は、ワット・アルンの最寄り駅と各メディアで紹介されてきましたし、私もブログの中でそのように言及もしてきたので、実際にイサラパープ駅からどのようにしてワット・アルンまで行くのかを確かめてみたかったんです。

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水上アクセスから地上アクセスへ

今まで、ワット・アルンと言えば、ワット・ポーの近くにある「ター・ティエン」船着き場から渡し船に乗って向かったことしかありませんでした。
おそらく、多くの日本人や外国人観光客も同じ方法でワット・アルンに行っていたことだと思います。

最近は、チャオプラヤ―エクスプレス(ボート)がワット・アルンの船着き場に停まるので、渡し船ではなく、直接チャオプラヤーエクスプレスからアクセスすることが可能ですが、いずれにしても、川から船でのアプローチとなるわけです。

しかし、この度、MRTのブルーラインの延伸に伴い、ワット・ポー側からチャオプラヤー川の下を潜って対岸のバンコク・ヤイ方面へ地下鉄が伸びた関係で、駅から徒歩で向かえるようになりました。

 

MRTイサラパープ駅からワット・アルンへの行き方

MRTのイサラパープ駅(Itsaraphap:อิสรภาพ)の1番出口を目指します。
改札を出たところに、この駅のトレードマークであるホン(หงส์:鳳凰のような架空の鳥)が飾られているのですが、かっこいいですよね。


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1番出口のエスカレータを上がると地上に出ますが、出口のステップを降りたらUターンするような形でイサラパープ通り(Itsaraphap Rd.:ถนนอิสรภาพ)を進みます。

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しばらく歩いて、ワン・ドゥーム通り(Wang Doem Rd.:ถนนวังเดิม)を右折します。

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ワン・ドゥーム通りをまっすぐ進み、バンコク・ヤイ警察署の前を越えて信号を渡ると、正面に海軍基地の門が見えます。


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そこを道なりに左へ曲がって進めば、ワット・アルンの裏門に到着です。

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ここまで駅からの所要時間、徒歩で約10分でした。

 

 

裏門からワット・アルン境内へ

初めて、ワット・アルンの裏門から境内に入りました。
今まで、こちら側から入ったことがなく、ワット・アルンの後ろ側の街並みなんて想像すらしていなかったので、なんだか興味深かったです。

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先ほど歩いてきたイサラパープ駅からワット・アルンの後ろ側にかけてのバンコク・ヤイという地域は、現王朝であるチャクリー王朝(ラタナコーシン朝)の王宮やワット・ポーがある対岸地域よりも歴史的には古く、トンブリー王朝時代にタークシン王が築いた昔の王宮があった場所でもあります。
かつての王宮(ワン・ドゥーム:วังเดิม)という名前のついた通りなどは、その名残りですね。

ちなみに、ワット・アルンの正面はチャオプラヤー川方面、つまり現王宮やワット・ポー側となります。
ワット・アルンの鬼(ヤック)が守りを固めているのもチャオプラヤー川側ですよね。

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今回、ワット・アルンでは、特に仏塔敷地内には入らず、本堂のみ参拝しました。
本堂の須弥壇に鎮座する仏陀像は、第一級王室寺院にふさわしく荘厳で美しく、しばらく放心したかのように赤い絨毯の上に座り込みながら、お顔を拝見させていただきました。

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私は、昔からワット・アルン本堂の周りの回廊も好きなんです。
回廊に並んでいる仏像の光背と壁の配色がきれいだなあと、いつも感心してしまうのです。

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渡し船で対岸に渡り、MRTに乗る

ワット・アルンで参拝を終え、再びイサラパープ駅まで戻ってもよかったんですが、それだとなんだか芸がないなと思い、渡し船で対岸に渡ることにしました。

対岸のワット・ポー周辺からMRTのサナーム・チャイ駅(Sanam Chai:สนามไชย)までがどれくらいの距離で、今までと比べてどのくらい便利になったのかを確かめたくなったのもあります。

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渡し船でター・ティエン船着き場まで渡り、ワット・ポーの裏手のマハー・ラート通り(Maha Rat Rd.:ถนนมหาราช)を歩いてサイアム博物館の横の道からMRTの駅まで、船着き場から距離にして500メートルちょっと、所要5~6分ほどでした。


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MRTのサナーム・チャイ駅からワット・ポーの裏門の出入り口までなら、ほんの3分ほどではないでしょうか。

これは本当に便利になりましたね。

実は、この後、MRTのワット・マンコーン駅で降りて、中華街を北上し、なぜかナショナルスタジアムまで歩くという奇行に走ったのですが、長くなるのでこの辺で。

 

まとめ

MRTイサラパープ駅からワット・アルンまではゆっくり歩いて10分程度、距離にして900メートル程度です。
決して歩けない距離ではありません。

ただ、ここを往復するのはなんとなく面白くないので、渡し船で対岸に渡ってワット ・ポーも合わせて参拝するとか、マハーラート通りのカフェで休憩するとかして、MRTサナーム・チャイ駅から地下鉄に乗って他へ移動するといったコースの方が楽しいかも知れません。(またその逆も可)

 

MRTイサラパープ駅=ワットアルン=渡し船=ワットポー=MRTサナームチャイ駅


いずれにしても、ワット・ポーやワット・アルンが電車で行けるなんて、ずいぶん便利になったものですね。

 

(上の地図では終着がMuseum Siamとなってますが、ここの正面にMRTサナームチャイの入口があります)

 

ではまた。