siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコクのリバーサイドホテルで絶景ディナー&カクテル(AVANI Riverside Bangkok Hotel)

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

先週のバンコクは朝夕秋っぽい空が広がることが多く一気に乾季突入かと思いきや、昨夜はバイクタクシーに乗った瞬間に大雨に降られてずぶ濡れになったまなおです。
今日もランチ時に一雨降ったし、まだ当分雨季は明けそうにないですね。

 

さて、今日は先日私が訪れた『アヴァニ リバーサイド バンコク』(AVANI Riverside Bangkok Hotel)について、チャオプラヤー川のリバーサイドでお得に食事を楽しむ方法も絡めてご紹介したいと思います。
リバーサイドの穴場絶景ルーフトップバー『Attitude』(アティチュード)もお勧めです。

 

 

レストラン割引サイト『eatigo(イーティゴ)』

バンコク在住者にはおなじみのレストラン予約割引サイト&アプリ『eatigo』。
もうそんなの知ってるよという方も多いと思いますが、このサイトは何もタイ在住者だけでなく旅行者にとっても非常に使い勝手のいいお得なサービスだと思うので、あたらめて簡単に説明したいと思います。

 f:id:manao-life:20181004210533j:image

『eatigo』の利用方法

eatigo』は、サイトまたはアプリを通じて掲載レストランを予約すると、料理やビュッフェコースを割引価格で利用できるサービスを提供しています。
この割引率は、予約するタイミングや時間帯によって、また店によっても異なってくるのですが、タイミングよく予約すると最大50%割引の価格で食事ができたりするので大変お得です。

Eatigo(イーティゴ)

f:id:manao-life:20181004231821j:image

パソコンからの予約サイトはこちら

f:id:manao-life:20181004231802p:image

アプリ
*iOSはこちら
*Androidはこちら

 

基本的には、ランチやディナーのゴールデンタイム(?)を少し外した時間帯のほうが割引率が高く、そして早目に予約するほど割引率が高くて時間が近づくにしたがって割引率が低く変わっていく傾向にあります。

タイ語と英語を切り替えられるので、在住者はもちろん旅行者にもお勧めです。行きたい店が決まっている場合はその店が『eatigo』の加盟店かどうかチェックしてみるといいです。

また、友達との会食で店が決まらず迷っている場合なんかも、とりあえずこの『eatigo』を見れば何かのヒントになるかも知れません。

 

割引対象店かどうか毎回チェック!(知らないと後で悔しい)

実は、先日友人が日本からやってきて、サイアムパラゴンで落ち合ったんですが、外は大雨だったのでとりあえずサイアムパラゴンの中にある「Bombyx By Jim Thompson」というジムトンプソンがやっているレストランで食事をすることにしました。

その時は、ここが『eatigo』の加盟店だということを全く知らず、というかすっかり『eatigo』サーチをするのを忘れており、正規の価格で支払ったんですよね。(そこそこの値段しました)

それで後から『eatigo』割引対象店である事実を知ってかなり落ち込みました。直前だとさすがに50%割引とかはなかったでしょうが、おそらく20%くらいにはなっていただろうと思うと悔しくて。まあ、後の祭りです。

ですから、こういう有名店やホテルのレストランやビュッフェなどもけっこう割引の対象になっていることが多いので、みなさん、念のために毎回「eatigoチェック」してから行かれることをお勧めします。

 

リバーサイドホテルで半額のディナーを食べる

前置きが長くなりましたが、この『eatigo』の割引を使えば、ホテルのランチやディナーも手ごろな価格でいただくことが可能なんです。

この前の日曜日の午後、たまには非日常な空間でゆっくり食事でもしたいなあと思いながら『eatigo』を見ていたら、見つけたんです、よさげなレストランを。
「アヴァニ・リバーサイド・バンコク(AVANI Riverside Bangkok Hotel)」というホテルのレストラン「スカイラインSkyline」です。

アヴァニ…AVANI…って、あまり聞かない名前のホテルだったんですが、場所的には

「アナンタラ・リバーサイド・バンコク」ホテルの近くだなあと思って調べたら、やはり同じ系列のホテルで、2階には連絡橋があって両ホテルがつながっているようです。

このレストランの何に惹かれたかって、まず立地がチャオプラヤー川沿いでしかもトンブリー側のリバーサイドであること(理由は後で説明します)と、私たちにとってちょうどいい時間帯の割引率がなんと50%だったことなんです。

 

リバーサイドは日没前後にかけてが断然いい(マジックアワー)

先にも少し触れましたが、基本的にランチタイムやディナータイムのど真ん中は割引率がそれほど高くありません。
それはそうですよね、店側にしてみれば、いい時間帯にはわざわざ割引をしなくてもお客さんがある程度来てくれるわけですから。客足の途絶える時間帯に対して多少割引率をよくしてでもうまくお客さんを取り込みたいわけです。

ところが、この日、アヴァニ・リバーサイド・バンコクのレストラン「スカイラインSkyline」は17時30分の予約割引が50%だったんです。
確かに夕食には多少早めの時間かも知れませんが、チャオプラヤー川の日暮れ前から日没後にかけて刻々と変わる空の色や景色を見たかった私たちにとっては、17時半という時間はそのマジックアワーを迎える絶好のスタート時間だったんです。

これは!と思い、予約ボタンを押しました。

 f:id:manao-life:20181004210103j:image

 

非日常を味わうために

バンコク在住の私たちにとって、バンコクは生活の場となってしまっています。
だから、非日常感やリゾート感を味わおうとすると、まず近隣諸国を旅行したり北の山間部や南のビーチリゾートへ向かったりすることを思い浮かべるのですが、最近、バンコクの中でも非日常感を味わってリフレッシュできることに気づいたんです。

非日常の定義なんて人それぞれだと思うのですが、私を普段の生活からちょっと離れてリゾート気分・旅行気分へと導びいてくれる要素がいくつかあります。

・適度に日本人コミュニティーから離れていること

・気持ちを切り替えるスイッチがあること

・あまり土地勘のない場所であること

・贅沢な気分になること(多少なりとも)

・サービスを提供される側に徹すること

・方向感覚を狂わせるような袋小路や裏路地があること

まあ、他にもいろいろあるんですが、ざっとこんなことが思い浮かびます。
だから、これらの多くの要素を含む今回のアヴァニ・リバーサイド・バンコクはこの非日常を味わうにはもってこいだったんです。(袋小路や裏路地は別として)

スクンビットやシーロム近辺にも素敵なホテルはたくさんありますが、なんとなく日本人社会と近いという気持ちが心のどこかに付きまといます。
実際、歩けばその辺で日本人とすれ違うし、いつ会社や得意先の人に会っても不思議ではありません。
仮に会ったとしてもどうということはないんですが、せっかくの休みがなんだか現実に引き戻されるような気がします。

その点、今回のホテルはチャオプラヤー川のしかもトンブリー側に位置しており、決してアクセスが便利なわけではないですが、その分日本人コミュニティーからの距離が遠くなり、同時に土地勘のない場所が新鮮な感覚をもたらしてくれます。

スイッチは送迎の船

また、アクセスに関して言えば、私はBTSサパーンタクシン駅を降りたところにある船着き場からホテル専用(アナンタラ・リバーサイド・バンコクホテルと共用)の無料送迎船(Hotel Shuttle Boat)で向かうことをお勧めします。

というのも、私にとってはこの船が非日常へいざなうスイッチのひとつなんです。
たしかに約30分毎の運行だしタイミングによっては待たされることもあるのですが、ここは焦らずあえてゆっくりホテルに向かうことで徐々に日常から離れて気持ちを切り替えるのもいいものです。

船に乗っておしぼりを受取り、茶色の川面と青い空を見ながら揺られること約20分。この間ですっかり非日常モードへの切り替えが完了するのです。

って、なんか力説してしまいましたね・・・。
「はいはい、そんなのどうでもいいから私はさくっと行きたい」という方は、もちろんタクシーで向かうことも可能ですので。^^;

 

眺めの良いレストラン「SKYLINE」(スカイライン

アナンタラ・リバーサイド・バンコクの船着き場で降りたら、アナンタラホテルを抜けて2階の連絡通路からアヴァニ・リバーサイド・ホテルへ向かい、エレベーターで11階まで。
f:id:manao-life:20181004235404j:image

11階のエレベーターを降りた正面のホールは明るく開放的で、大きな窓ガラス越しにチャオプラヤー川の絶景が見渡せます。スカイライン・レストランはその右側にあります。

f:id:manao-life:20181004235445j:image

受付の女性にスマホで『eatigo』の予約画面と予約番号を見せるとすぐに窓際の席に案内してもらいました。
日曜日の17時半という時間帯にも関わらず、別のブロックに欧米人客が数人いる程度。なんだか窓際の一角と景色を独り占めしたような気分になりました。

f:id:manao-life:20181005000323j:image

この時期、バンコクの日没は18時前後なので、ちょうど黄昏時のチャオプラヤー川夕景を特等席から堪能できたわけです。
空の色が薄いピンクから青く、そして碧く変わっていく瞬間は本当にマジックアワーという名前にふさわしいですね。


f:id:manao-life:20181005000416j:image

f:id:manao-life:20181005000414j:image


いくら景色がよくても自分のテーブルの周りが騒がしかったり人で溢れていたりすると落ち着かないし、料理の味も半減するような気がしますよね。
その点、このレストランは本当に静かに落ち着いた雰囲気の中で食事できたのがよかったです。
日にもよるかも知れませんが、普段もそれほど混雑するような雰囲気には感じられず、まさに穴場のお勧めレストランだと思います。


f:id:manao-life:20181005000542j:image
Salmon signature 380B → 190B
スモーク&コンフィにされたサーモンの色に一瞬戸惑いましたが、蟹肉のソースと写真ではちょっとわかりにくいですがアボカドのソース(ワカモレ)の2種類の味わいを楽しめ、あっさりしていて美味しかったです。

f:id:manao-life:20181005002104j:image
Black tiger prawn Spaghetti 400B → 200B
ぷりぷりのエビとオーソドックスな味付けで箸(フォーク?)が進みました。

f:id:manao-life:20181005000738j:image
Beef tenderloin 760B → 380B
厚めに切ったテンダーロインは柔らかくて文句なく美味しかったです。
半額のこの値段でこれだけ正当なステーキが食べられるのは本当に嬉しいです。
これだけのために通ってしまいそうな気持になります。

f:id:manao-life:20181005000809j:image

また、この日は期間限定でバドワイザーのパイントサイズが180バーツで提供されており、バドワイザーなんて学生の頃に日本で飲んだ以来だし、ちょっと懐かしかったので思わず注文してみました。

ちなみに、このレストランの『eatigo』割引はフードメニューだけに適用されるのでドリンクは割引対象外です。

それにしても、リバーサイドホテルのこんな絶景レストランでリーズナブルに食事ができるなんて、本当に『eatigo』さまさまです。

 

絶景ルーフトップバー「Attitude」(アティチュード)

食事を終えたころにはすっかり夜の帳も降りていて、せっかくなので、このホテルのルーフトップバー「Attitude(アティチュード)」で軽く飲むことにしました。

高層階用のエレベーターで26階まで上ります。
エレベーターホールを出たところでは、どこぞのモーターショーにでも紛れ込んでしまったかと思ってしまうくらい真っ赤なドレスを着た美しい受付嬢が席へと案内してくれます。
ちなみに、そのおねえさんがあまりにも素敵だったので、帰り際に一緒に写真を撮ってもいいですかと尋ねたら笑顔で快諾してもらえました。(ただ、そのツーショット写真は対比があまりにも激しいのでお見せしませんけれど。笑)

f:id:manao-life:20181005000852j:image

26階というと大して高層でもないと思われるかもしれませんが、この近くにはそれほど高いビルが乱立していないため、眼下にアジアンティークの大観覧車やチャオプラヤー川の雄大な夜景を望める開けた視界は、まさに絶景というのにふさわしいです。
f:id:manao-life:20181005002142j:image
テーブル席でも横にもなれるソファー席でも、お好きなところをどうぞとのことだったので、ソファー席に座ってカクテルとちょっとしたつまみを頼みました。

f:id:manao-life:20181005002215j:image

カクテルも平均で300バーツ台とリーズナブルです。(ちなみに、ここも『eatigo』とは無関係です)
f:id:manao-life:20181005002253j:image

それから、特にドレスコードもうるさくないようなので、あまり気負うことなくルーフトップバーを楽しむことができるのはいいですね。(細かくは聞いていませんが、「カジュアルでOK」とのことでした)

これだけ絶景なのに、どこかのルーフトップバーみたいに混みこみで立ち飲みというような慌ただしさもなく、優雅に時間を過ごせるのは本当にすばらしいです。
穴場です。(←2回目)

 

おわりに

日曜日の午後にレストラン割引予約サービス『eatigo』を見ていて思いつきで決めた今回の絶景レストランディナー&絶景ルーフトップバー訪問でしたが、非日常のリラックス&プチ贅沢気分を堪能し、本当に日頃の疲れが取れました。
早い時間から食事を始めたことで、ルーフトップバーで一杯飲んでも21時前には家に着いてゆっくり就寝できたので、月曜日に影響することもありませんでした。
たまにはこうしてバンコクの中でリゾート気分を楽しむのもいいもんですね。

 

ではまた。