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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコクいちじく日記「挿し木の Iraqi を鉢上げ」(2021年8月20日)

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こんにちは、まなおです。
今日は、挿し木していたイチジクの枝を鉢上げ(ポット上げ)しました。
今までは、鹿沼土を入れた小型のプランターに挿していたのですが、これを小さな鉢に植え替えてみたんです。

イチジクの栽培も初めてだし、挿し木というのもほぼ初めての挑戦みたいなものだったので、勝手がわからず失敗もしました。
6本植えた挿し穂のうち、4本を枯らしてしまいました。
残るは2本。
果たして、どうなったでしょうか。


 



挿し木・経緯のおさらい

本題に入る前に、今回の挿し木の経緯を簡単におさらいしておこうと思います。

◆2021年7月3日
挿し木開始。
強剪定した「Iraqi」と「Petite Negra」の枝を使って、それぞれ3本の挿し穂を作り、鹿沼土(細粒がなかったので小粒)に挿しておく。

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◆2021年7月11日(約1週間)

Petite Negraの3本中2本に少し芽の動きがありました。(芽がふくらんでいた)
一方、Iraqiの方は特に変化なし。

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◆2021年7月18日(約2週間)

Petite Negraの2本はいずれも小さな葉を広げていました。
Iraqiの方も、1週間遅れて芽がふくらんできているのを確認。

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◆2021年7月26日(約3週間)

Petite NegraもIraqiも順調に葉を広げています。
この時は、全てがうまくいっているような気になっていました。

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◆2021年7月30日(約4週間)

Petite Negraの1本の葉がぐたっと下をむいていました。
水をたっぷり与えて復活してくれるかと期待しましたが、結局そのまま萎れてしまいました。
Iraqiは順調。

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◆2021年8月7日(約5週間)

8月3日、Petite Negraのもう1本も急に葉をぐったりさせてしまいました。
この数日間は日中の日差しがきつく、曇天で気温の低かったその前の週との変化についていけなかったのか?と推測するものの、正直言って原因はわからず。
結局、この枝もそのまま萎れてしまいました。
Iraqiは3本とも順調。


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◆2021年8月15日(約6週間)

Petite Negraの葉が萎んでしまった2本と、最初から全く芽を出さなかった1本を掘り起こしてみたら、いずれも発根しておらず3本とも全滅決定。
一方、順調だったIraqiの3本のうち1本の葉が突然萎れてしまいました。

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この時点で、鹿沼土のサイズが粗すぎて、うまく水分を吸収できないのではないかと思い始めました。

というのが、これまでの経緯でした。

 

鉢上げ(植え替え)

『葉が萎れて根が出ないのは、挿し穂を挿している鹿沼土が粗くて、おそらく切った枝の先端からうまく水を吸収できないからだ』
と思ったら(真相はさておき)、居ても立ってもおられません。

次々と枯れていく挿し穂を目にして、残っているあと2本が萎れていくのも時間の問題ではないかとヒヤヒヤ。

それで、ネット通販の『Lazada』と『Shopee』で探しまくって、細粒サイズの鹿沼土を入手したんです。(タイで日本の土が買えるなんて本当に助かる)

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土が届いたら、早速植え替えることにしました。

 

萎れた枝

2本を植え替える前に、萎れてしまった1本の枝をそっと引き抜いてみます。
やはり発根はしておらず、枝に皺が寄って干からびているような感じ。

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細粒鹿沼土のポットに植え替え

あらかじめ用意しておいた4インチの鉢(3号ポット程度)に鉢底ネットを敷いて、その上に1センチ程度、小粒の鹿沼土を入れ、さらにその上に今回買った細粒の鹿沼土を入れておきます。


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プランターに挿した枝を、周りから小さいスコップで掘り起こすようにすくい上げ、注意深く土を落としてみましたが、やはり根は全く出ていません。


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先ほど用意した細粒鹿沼土の入ったポットに割り箸で軽く穴を開けて、枝を挿しました。
たっぷり水を与えて乾燥させないようにします。

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もう1本はなんと!

残るもう1本は、もともと枝の先端部分を切って挿しておいたものです。
先端部分は挿し木がうまく行きにくいと聞いていたので、期待していなかったのですが、意外と頑張って葉を広げてくれました。

同じようにスコップですくい上げて見ると、


なんと!


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一番期待薄だった先端部分の枝の切り口から、根っこが出ているではないですか!


これ、Petite Negraも合わせると、6本挿し木した中で、唯一発根した1本ってことになります。

とはいうものの、まだまだ弱々しい根っこだったので、こんな時期に掘り起こしてしまったらストレスや環境の変化で弱ってしまう気がしましたが、掘り上げてしまったものは仕方がない。

急遽、予定変更で、養分のない鹿沼土100%に挿し替えるのではなく、ちゃんとした培養土に植え替える(鉢上げ・ポット上げ)ことにしました

根があるなら、根っこから養分を吸収して育ってほしいと思ったからです。
(時期尚早かもしれないかな…? でも、どうかうまくいって!!)

ちょうど先に定植した苗に使った培養土の残りがあったので、それを利用して植え付けました。


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細粒の鹿沼土に植え替えた、まだ発根していない挿し穂と、培養土に鉢上げした発根済みの挿し穂。
どちらにも希釈したメネデール液(植物の栄養剤)を与えて、日陰に置いておきます。

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どうにか残った挿し木の Iraqi 2本。
どちらもうまく育ってくれますように。

萎れてしまった親株の分もがんばってね。



ではまた。