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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

チェンマイ癒しの2日目。温泉とドイステープとトークセンマッサージと【チェンマイ旅行-3】

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チェンマイ旅行記の続きです。

 

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コロナ禍の中、当分日本に帰れそうにないので、チェンマイで温泉に行ってみることにしました。
今回は、ドイサケット温泉というチェンマイの中心部から40~50分の場所にある温泉をセレクト。
温泉で汗を流した後は、市街を見下ろすドイステープ寺院(ドーイステープとも)で心静かに参拝し、仕上げはタイ北部独特のマッサージ「トークセン」でリラックスという、心身ともに癒しの1日でした。


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ホテルの朝ご飯

07:00 朝食を食べにホテルの1階へ。

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卵料理を選んで注文し、サラダやパン、お粥、中華まん、フルーツ、ドリンク類はセルフのビュッフェ形式でした。

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品数は多くはないものの、どれもそこそこ美味しくて満足。
ただ、毎日それほど変わり映えしないです。

実は、ホテル予約時に朝食付きにするかどうか迷ったんですが、予約サイトで「通常300バーツのところ、今なら200バーツプラスで朝食付きにできる」と書いてあったのにつられて朝食付きにしました。
でもこれ、2人で泊まる場合はいいんですが、1人の場合は、結果的に朝食付きにしないほうがよかったです。
ホテルで朝食代金を払う場合、1人150バーツで同じ内容のものを食べられます

それにチェンマイの旧市街には美味しい朝食を提供しているカフェや食堂もたくさんありますから、連泊するならその時の気分で決めたほうがいいと思いました。

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バイクをレンタル

朝食を食べ終わって支度を整えたら、ホテルの前の「TAWAN」というレンタルバイク屋でスクーターを借りました。
ホテルの目の前にレンタルバイク屋があるというのは何かと便利です。

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バイクには2種類あって、125ccは1日250バーツ110ccは1日200バーツでした。
いずれもスクーターなので操作的に難しいことはありません。
ドイステープに上る程度なら110ccのバイクでも全く問題ないとのことだったので、HONDAの「Scoopy i」(110cc)を借りることにしました。

2日分の400バーツを先払いして、パスポートを預けます。
(パスポートの原本を預けたくない場合、多めのデポジットを払う代わりにパスポートなしでもいいかどうかを聞くのは失念しました)

24時間制なので、2日後の9時30分までに返却することになります。
渡してくれる控えの紙をなくさないように保管しておきます。

このお店のバイクはどれも新しくて状態のいいものがそろっているように思いました。
ヘルメットは日焼け防止や異物混入対策も込めて、スモークのシールド付きを選んでみました。
(お洒落さは二の次のまなおです。笑)

ガソリンは満タン貸しの満タン返しです。
ちなみに、2日間利用した結果、残り2メモリほどまでガソリンを消費した感じで満タンにしたところ、50バーツでした。
これであちこち便利に行けたことを考えると、安いもんですよね。
コンディションもよく走りやすかったので、2日間全くストレスを感じませんでした。

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ドイサケット温泉へ

09:30 ドイサケット温泉に向けて出発です。(ドーイサケット温泉などの表記も)
チェンマイ近郊の温泉と言えば、サンカムペーン温泉が有名なんですが、ドイサケット温泉には近年新しい個室風呂ができたという情報があったので、今回初めてドイサケット温泉へ行ってみることにしました。

ハンドルの脇にスマホホルダーがあるのは、グーグルマップのナビを見ながら運転できるので、すごく便利ですね。

距離にして約35キロ、バイクで40~50分程度かかるのですが、道はそれほど難しくなく、ナビに従ってのんびり運転します。





10:20 ドイサケット温泉到着。

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入口に間欠泉のような噴水があったので、恐る恐る手を浸してみたら、ただの水でした。笑

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あたりには硫黄の匂いが立ち込めていて、温泉に来た実感が沸きテンションが上がります。


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足湯は無料で、タイ人の親子連れ数人が足を浸して楽しんでいました。
水着着用の露天風呂はコロナの影響で現在閉鎖中。お湯が抜いてありました。


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温水プールもクローズ。

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温泉の受付カウンターに行って、個室利用したい旨伝えます。

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貸切の古い個室は30分70バーツ、最近新しくできたVIP個室は100バーツとのことでした。
もともとVIP個室にしようと決めてはいたんですが、受付の女性に下見してきていいと言われたので、一応、どんな個室か確認しに行きました。

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さすがに日本の貸切温泉のような情緒はありませんが、大人2人が浸かれるくらいの広さの浴槽とシャワーもついており、申し分ないのでVIP個室に決定。

レンタルのバスタオル料金10バーツと合わせて110バーツを支払い、引換えチケットを受け取ります。
このチケットをVIP個室棟の前で待機しているおばちゃんに渡すと、バスタオルを1枚手渡され、浴槽にお湯をはってくれます。

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蛇口からドドドドドーっと温泉が流れ落ち、みるみるうちに浴槽に温泉が溜まっていきます。
温泉の蛇口の隣にある水の蛇口で温度を調節します。(おばちゃんがやってくれました)

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3分ほどで浴槽にお湯が溜まりました。
早速入浴です。

少し熱めの湯加減が最高に気持ちいい。
温泉に浸かるのは今年2月の一時帰国以来ですが、なんだかずっと遠い昔の出来事のようです。

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湯船は足を伸ばして肩まで疲れる深さもあるので、実に快適です。

しばらくすると額から大量の汗が・・・。
(水分補給用のペットボトルなど持ち込んでおいた方がいいです)

カーテンの隙間から外を眺めると田んぼ・・・。笑
まあ、それはそれでありです。

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30分十分温泉を堪能した後、軽くシャワーを浴びて着替えたのですが、温まりすぎて、汗が引かないこと引かないこと!
外気温が30度超えですから仕方ないんですけどね。

それでも久々の温泉は本当に幸せでした。

あ、個室にはコンセントもありました。

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あと、施設の一角にタイマッサージもあるんですが、いかんせん汗が止まらないので、今回はパス。
ちなみに、タイマッサージとフットマッサージが1時間200バーツ、オイルマッサージが1時間250バーツです。
(オイルマッサージ安っ。古い個室70バーツに対してVIP個室100バーツといい、価格差が少ないのがここの特徴?)

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絶品サンドのランチ「HIDEOUT」

11:30 温泉を後にしてチェンマイ市内に戻ります。
帰りものんびり安全運転で景色を楽しみながら、つかの間のツーリング気分。

旧市街のお堀手前にある「HIDEOUT」という小さな店でランチを食べることに。

チキンとアボカドの「California Dream」なるサンド(130バーツ)が絶品でした。

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フルーツスムージー(60バーツ)は、独特のあんかけ感がありました。
個人的にはこの手のとろみがあまり好きではないのですが、このお店では無料でお水も出してくれるので、そこはポイント高いです。


ワット・プラタート・ドイステープへ

ランチを食べ終わったら、そのままドイステープに向かうことにしました。
もう何度も行ったことのあるドイステープですが、やっぱり今回も行ってみたくなったんです。

レンタル屋のおじさんの言う通り、110ccのスクーターでも余裕で上れました。(たぶん2人乗りでも問題ないかと)

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ワット・プラタート・ドーイステープ寺院の参道入口でバイクを停め、境内に続く長い階段を上る・・・ことはせず、ケーブルカーのチケット売り場へ。笑

最近、ほんと楽するようになりました・・・。汗
ここのケーブルカーは景色は全く楽しめない仕様になっています。

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ケーブルカーで一気に上がると、さっそく靴を脱いで境内へ入っていきます。


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いつ来ても眩い黄金の仏塔と傘。
記念写真を撮るタイ人の家族連れ。
昨日の旧市街ではあまりの観光客のいなささに心配になりましたが、ここドイステープにはそこそこの参拝客がいたので少し安心しました。(ほぼタイ人)

それでも、かつての混雑・賑わいには遠く及ばず、ゆっくり参拝できるちょうどいい具合の人出でした。

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なにやら花笠のようなものを立てています。
その傍らでは、少年僧たちが何かの儀式(ブーチャー?)のための飾りつけの準備をしています。


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そんな様子を垣間見ながら、仏塔の周りをゆっくりゆっくり参拝して戻ってくると、既にかなり立派な祭壇ができあがっていました。
たくさんの生花が使われてとても華やかです。


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そんなドイステープ寺院の境内で小一時間ゆったり過ごしました。

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下りは階段を降りました。いつもはこの階段にもたくさんの人がいるんですけど、やっぱりちょっと少ないですね。

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ワット・プラタート・ドイステープ寺院付近からは、チェンマイの美しい景観が一望できます。

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トークセン・マッサージ

ドイステープ寺院から市内に戻ってきて向かったのは、ワット・マハーワン(วัดมหาวัน)というお寺です。


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実は、木槌のようなものを使って施術するタイ北部特有のマッサージ「トークセン(ตอกเส้น)」を受けに来たんです。

このワット・マハーワン寺院の一角に「Arokaya Massage(อโรคยา นวดแผนไทย)」というマッサージ屋さんがあります。

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足マッサージはこの受付のある小屋で行うようですが、トークセンは隣りにあるコンクリートの建物の2階で受けます。

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1時間250バーツ(約860円)で、担当してくれたのはナーンさん(ป้านาง)という優しいおばちゃんでした。

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階段下の試着室みたいなところで施術着に着替え、2階のだだっ広い大広間に向かいます。

並んだマットレスのひとつに寝転がって、トークセンのスタートです。
エアコンはありませんが、天井が高い建物で窓もたくさんあるため、扇風機の風だけで十分涼しかったです。

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カンカンカンという心地いい音が響きます。
痛いかもと身構えていましたが、ナーンさんの背術は全く痛くはなく、静かにゆっくり筋肉をほぐしていくような感じでした。

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リズムカルな音と適度な振動も相まって、何度か意識が遠のきました。
あっという間の1時間でしたね。

終わってからナーンさんに色々お話を伺ったんですが、やはり最近はお客さんがめっきり減ってしまったようです。
今日、私が訪れたのは16時前でしたが、初めての客だったそうです。
ここは日本人の間で有名なトークセンマッサージ店ですが、この状況では日本からの観光客は当分見込めないでしょうし、お気の毒です。

私がトークセンについてあれこれ聞くもんだから、
「チェンマイ大学の先生を紹介しようか?勉強してみない?私の師匠よ」とナーンおばさん。
興味なくはないんですけど、そもそもチェンマイ在住でもないので丁重にお断りさせていただきました。
ちなみに、その先生は日本語もお話しになるそうです。

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チェンマイのワット・マハーワン寺院で「トークセン」マッサージ







サンデーマーケット

トークセンマッサージで身体が軽くなった私は、旧市街の目抜き通りで日曜日の夕方から開催されている「サンデーマーケット」に行ってみました。

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サンデーマーケットが開催される日曜日の午後遅くからは、旧市街の一部が歩行者天国になったり交通規制が敷かれるので注意が必要です。
自分の宿泊しているホテルまでバイクで向かうのに、グルグル回ってやっと辿り着けました。
地元の方や慣れている方は通り抜けできる道を知ってるんだと思いますが、私みたいにGoogle マップに頼りきりの場合は軽く混乱します。

それはともかく。
昨夜のナイトバザールでは寂しい気持ちになりましたが、こうしてサンデーマーケットが催されてタイ人観光客がそぞろ歩いているのを見ると、それだけでなんか嬉しくなりました。
早く、コロナ前の活気あるチェンマイに戻るといいですね。

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ワット・チェディールアン再び

サンデーマーケットを一通り歩いた後、またワット・チェディールアンへ向かいました。
日没前後のワット・チェディールアンが好きなんです。

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今日もまた、夕方のお勤めを終えて礼拝堂から出てくる少年僧を黒い犬が先導しています。
あのクロ(勝手に命名)は、自分のことを犬だとは思ってないんじゃないかな。
少年僧たちと対等の存在だと思っているような、そんな気がしました。


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やっぱりここは落ち着く場所です。

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お一人様イタリアン@「GIRASOLE」

すっかり日も暮れてお腹が空きました。
昨日「うますぎて号泣ラーメン」へ行った時に目をつけていたイタリアンレストラン「GIRASOLE」へ。

飲食店が集まった同じ敷地内にあります。
カジュアルな感じだし、ここだったら1人でも入れるかなと思ってたんです。

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サンデーマーケットが開催されて屋台がたくさん出ている、かつ、この一角も歩行者天国になっているからか、レストランには誰も客がいませんでした。
まあ、私的にはそれも気兼ねなくて好都合なんですけど。

イカ墨のパスタ(250バーツ)と、トマトとモッツァレラのブルスケッタ(120バーツ)が美味しくて、ついついワインが進みました。

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こうして、ほろ酔い気分でいい具合にチェンマイ2日目の夜は更けていきました。



ではまた。