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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

2週間干してドライデーツ完成!その結果は!?(ナツメヤシ)

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友人の親戚から送っていたただいた生のデーツ(ナツメヤシの実)。
生のままでも美味しくいただきましたが、いくつかはドライフルーツにしてみました。
ちょうど2週間前に野菜干しネットに入れてベランダに吊るしておいたデーツ、どうなったでしょうか。


※デーツはタイ語で「インタパラム」(อินทผลัม または อินทผาลัม)といいます。

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デーツの天日干しスタート

2021年7月24日
赤い実と黄色がかった実を、それぞれ重曹(ベーキングソーダ)に浸して水洗いしただけのものと、その後熱湯に入れて湯通ししたものの、4つのグループに分けて、天日干しを開始しました。

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・赤い実(重曹のみ)
・黄色い実(重曹のみ)
・赤い実(重曹+湯通し)
・黄色い実(重曹+湯通し)


ちなみに、この時点で赤い実と黄色い実とで、それほど味の違いは感じられませんでした。

デーツをドライフルーツにしてみようと思ったのは、保存目的というのと、生の実の渋さがなくなるかどうかを知りたかったからでもあります



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ネットの奥が重曹処理のみ、手前が湯通しまでしたグループです。

 


途中経過

この2週間、タイは雨季ということもあり、あまりカラッと晴れた日が少なく、ほとんどがどんよりした曇り空もしくは雨の天気が続いていました。
毎日直射日光が燦々と降り注ぐ環境であれば、もっと結果は違っていた可能性や数日で完成していた可能性もあります。

4日目

2021年7月27日
この4日間ほとんどが曇天。
この時点では、湯通しした方の実の表面に少しシワができてきた程度の変化でした。
湯通ししていない方の実の表面はまだツルツルしています。


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6日目

2021年7月29日
4日〜6日目は、晴れてる時間もちらほら。
湯通ししていない方の実の表面にも少しシワができ始めていました。

湯通ししていない方の赤い実は、まだ鮮やかな色を残しています。
一方、湯通しした方の赤い実は、赤が少し色褪せて黄土色に変化し始めていました。


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9日目

2021年8月1日
6日〜9日目は、曇天がほとんど。午後の数時間日光が当たる程度。
全体的に水分が抜けてシワが多くなってきました。

湯通ししていない方は、だいぶ茶褐色になっているものから、色が残っているものまで、わりとばらつきがありました。
湯通しした方は、平均的に黄土色になっていました。


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2週間経過(ドライデーツ完成!?)

2021年8月6日
ちょうど2週間経ちました。

9日目以降も相変わらず曇天が続き、カラッとした日光に浴びせることができませんでした。

正直、どこまで行ったらドライデーツ(ドライフルーツ)の完成なのかはよくわかっていないのですが、全体的に褐色になってきていたので、これで終了としてみました。

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ネットを部屋の中に取り込んで、トレーに広げてみました。

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ジャーン。

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左半分湯通しをしなかったグループ右半分湯通しをしたグループです。
(それぞれ、左側が黄色の実、右側が赤い実で置いています)



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湯通ししていない方は、全体的に濃い褐色。
湯通しした方は、黄土色に近い色をしています。



ドライデーツ実食!

それでは実食!


まずは、右側の湯通しをしたグループから
一口齧ってみます。


うーん。
なんだか水分がなくてカスカス。
しかも甘さもそれほど感じられないような。
もともと赤い実だった方も、黄色がかった実だった方も同じような感じ。
これはちょっと残念・・・。

食べられなくはないけど、期待していたものとはちょっと違いました。



それでは、もう一方の、湯通しをしなかった方のグループの実を食べてみます。
つまんだ瞬間、しっとりとして重さもあるような気がします。
その褐色の実を恐る恐る齧ってみると・・・


甘〜い!


すごく甘くて美味しかったです。
生の実の時に感じた渋みは一切なく、甘みが凝縮されたような気がします。


ちなみに、元々赤い実だったものと黄色がかった実だったものとの味の違いは、やっぱり私には感じることができませんでした。
どちらも、同じような甘さと美味しさだと感じました。

 

まとめ

今回、生のデーツ(ナツメヤシの実)を2週間かけて天日干しにした結果、

カビ防止のために重曹を溶かした水に漬けておいただけの実の方が、その後さらに湯通しまでした実よりも、甘くてジューシーなドライフルーツとなりました。

なお、いずれも生の時に感じた渋みはなくなっていました。

ただ、これは曇天続きの天候や元々の実のコンディションなど、環境・条件の影響を受けていた可能性はもちろんあります。

だから、タイ人の方がYoutubeで紹介されていた湯通しの方法がダメだったと結論づけることはできません。
カスカスだったのは長期間干しすぎたのかもしれませんし、もっと完熟している実の場合は、湯通しをした方が短期決戦でうまくいくということもあるかもしれません。
(今回、湯通ししなかった方は、干している間に追熟が進んで、たまたまいい結果となったとか)

いずれにしても、初めてのデーツのドライフルーツ作りは、なかなか面白かったです。

できたドライデーツは、念のためジップロックに入れて冷蔵保存し、しばらく楽しみたいと思います。


ではまた。