こんにちは、まなおです。
こここのところ、アユタヤーの記事がいくつか続いていますが、それは私の中でアユタヤブームが沸き起こっているからにほかなりません。
今年の1月からつい先日までの間に何度かアユタヤー方面へ出かけていながら、記事にしないまま放置しておりましたが、最近少しやる気が出てきたので、今のうちにドバーっと「アユタヤ祭り」を開催したいと思います。
しばらくアユタヤ関連が続きますが、どうかお付き合いください。
というわけで、今回は、イケメン風のガルーダ様がいらっしゃるお寺をご紹介します。
なかなか映える風貌のガルーダ像は、SNSでもじわじわ人気のようです。
ワット・クルットターラーム寺院
ヴィシュヌ神の乗り物でもある神鳥ガルーダ(タイ語で『クルット』)は、タイの寺院でもよく目にしますが、アユタヤーにあるこの寺院は、その名もまさに「ワット・クルットターラーム」(วัดครุฑธาราม)。
ひねり無しの「ガルーダ寺院」みたいな感じですね。
※วัดครุธารามとう表記もあるようです。
インスタグラムでそのガルーダ像を見て以来、いつか自分の目で拝んでみたいと思っていたのでした。
で、1月に訪問したわけです。
場所的には、チャオプラヤー川とパーサック川で囲まれたアユタヤ島内(いわゆる旧市街)ではなく、その北側に位置します。
以下、簡単にこのお寺の説明を、Wikipediaのタイ語ページから一部拝借です。
ワット・クルットターラーム寺院は、1759年、アユタヤ王朝最後の王であるスリヤートアマリン王(エーカタット王)の時代に建てられたと伝えられています。
しかし、ビルマ軍によるアユタヤ陥落の後、廃寺となりました。
その後、本尊のお顔が売買目的で盗まれ、それを知った村人がなんとか仏像を元通りにしたいとあちこち探します。
そして、偶然にも残された仏像の体にぴったりと合う別の仏像のお顔が見つかりました。
その仏様のお顔の口が「ガルーダの口」とされる形状のお口だったことから、以後、この本尊は「クルット仏」と呼ばれるようになったそうです。
(Wikipediaより)
こちらが、アユタヤ後期の建築様式の本堂(布薩堂)です。
ということは、こちらに安置されているのがクルット仏でしょうか。
つまり、このお口が「ガルーダ口」?
(どちらかと言うと、アヒル口かな?←罰当たり)
ちょっとよくわかりませんでした。(汗)
※現在安置されている仏像は近年新しく造り直されたものだそうで、当時の本尊は砂岩から造られていたようです。
ガルーダ像
ガルーダ像は、お寺入った正面、駐車場からすぐのところにバーンとありますのですぐわかります。
なんとも映え映えのカラフルガルーダ様。
腹筋とか脇下(腹斜筋・前鋸筋?)とか、バッキバキじゃないですか!
ゴリマッチョ?細マッチョ?(死語?)
お顔もキリっとしていながらお目目はぱっちりみたいな。
なんか、フィギアみたいな印象を受けました。(ごめんなさい)
みなさん、熱心にお参りされています。
背中の羽も玉虫色に輝いています。
なんだかすごいなああ。
インスタグラムで少し前の投稿を見たら、この像とは違うガルーダ様が見受けられたので、おそらく最近新しく造り変えられたようです。
よくも悪しくも今はそういう時代ですよね。
映えることが重要みだいな。
SNSで広がって参拝者も増える。
(かくいう私もその一人です)
実際、2015年に書かれたワット・クルットターラーム訪問記事には、ほとんど参拝者がいないようなことが記されています。
この新しいガルーダ像のお陰で参拝者が増えたのかも知れません。
もしかしたら、そうではなくて、例えば、誰かの願掛けが叶ったお礼として新しく奉納されたとかなのかも知れませんけどね。
とにかく、凛々しくて華やかなガルーダ像のある寺院でした。
このガルーダ像の後ろ側にあるお堂では、ガルーダの御守りも売られていましたよ。
<寺院情報>
-------------------------
ワット・クルットターラーム
วัดครุฑธาราม
Wat Kruttharam
所在地:ตำบล คลองสระบัว อำเภอ พระนครศรีอยุธยา จังหวัดพระนครศรีอยุธยา 13000
Khlong Sa Bua, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000
-------------------------
ではまた。
<参考サイト>