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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

創業は戦前!バンコク一の老舗日本食レストラン「花屋」

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先日、チャルンクルン通りにあるバンコク中央郵便局に行ったついでに、シープラヤー通りまで足を伸ばして、バンコクで最も古い和食レストランと言われる「花屋」さんでランチをしてきました。
創業は1939年(昭和14年)で、第二次世界大戦中は一時的に休業していたものの、戦後に再開して現在に至るそうです。

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バンコク中央郵便局で90日レポート

先日、「90日レポート」を出しに、バンコク中央郵便局まで行きました。
タイに長期滞在する外国人が、90日毎にイミグレーションに提出しなければならない居住地報告のことを、一般的に「90日レポート」と呼びます。
ここ数年は、3か月に一度はタイから出国していたため、長らくこの90日レポートを提出したことがありませんでした。
すごく久しぶりです。

実は、現在、新型コロナウイルス対策として、7月31日まではこの90日レポートの提出義務も免除されているんですが、タイ政府や入国管理局の方針が急に変わる可能性や、8月に入った時点でのイミグレ窓口の大混雑も怖いことなどから、念のため、郵送で手続きしておくことにしたんです。

ちなみに、スマホアプリでの報告も試みたんですが、「新規登録の場合はオンライン申請不可。窓口に行くように」というようなエラーが出て進めませんでした。
おそらく、数年前に新しいパスポートに切換えたあとの、90日レポート履歴がないためだと思われます。

というわけで、アナログな方法ではありますが、郵送で手続きしておくことにしました。
学生をしていた頃は、ほとんど毎回郵送で90日レポートを行っていたんですが、今まで一度もトラブルなどはなかったので、私個人的にはこの郵送手続きを割と信用しています。
パスポートの必要ページのコピーと、記入済の申請用紙、自分の住所と名前を書いて切手を貼った返信用封筒を同封して、EMSでタイ政府合同庁舎のイミグレまで送っておきました。


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私は、この重厚な中央郵便局の佇まいが好きです。
正面にあるのは、タイの郵便事業の創設者、パーヌランシー・サワーンウォン王子(สมเด็จเจ้าฟ้าภาณุรังษีสว่างวงศ์ : His Royal Highness Prince Bhanuranshi Savanvansa)の銅像。
ラーマ4世(モンクット王)の62人いるという子供のうちのお一人です。

 

 

日本料理 花屋

中央郵便局での用事を済ませた後、近くでランチをしようとグーグルマップを眺めていると、ほんの数百メートルの場所に「日本料理 花屋」を発見。
タイにおける和食レストランの先駆け的な存在、老舗中の老舗ということは知っていましたが、私自身は、今まで食事をしたことがありません。

これはいい機会だと思って、行ってみることにしました。
車で1分、徒歩でも5分もあれば着きます。

花屋(という日本食レストラン)は、リバーシティからのびるシープラヤー通りと、ソイ・チャルンクルン39通りの間に位置する一軒家のレストランです。
どちら側からも店に入ることができます。
一応、地図を貼っておきます。



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今回、郵便局から向かった私は、ソイ・チャルンクルン39側の入り口通路から入りました。
そこそこ大きな駐車場もあります。
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こちらが店の正面。
昔ながらの日本食レストランという雰囲気がひしひしと伝わってきます。
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ちなみに、こちらが、シープラヤー通り側の入り口通路です。
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さっそく中に入ってみます。
内装も、まさに海外のダウンタウンにある古いレストランのような、懐かしい感じの雰囲気。
私が学生時代にワーホリで過ごしたシドニーの寿司レストランや、かつてアジア諸国を旅行した時に立ち寄った日本食レストランの記憶がよみがえりました。
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コロナ対策としてテーブルに仕切りのビニールパネルが置いてあります。
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メニューは、すごくたくさんあります。
一品料理から、焼き物、揚げ物、鍋もの、麺類、定食、デザートまで一通りそろっています。


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というか、鯨のベーコンなんてものもあるんですね。


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また、店内の一角には寿司カウンターもあり、寿司や刺身メニューも充実しています。
久しぶりに寿司・刺身系を食べたくなりましたが、たくさんありすぎて迷ってしまうほど。
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やはり日本から輸入したネタはお高めですね。
昼から1,000バーツ超えのお寿司はちょっと・・・
ということで、タイ近海でとれた(財布にやさしいほうの)ネタを使ったメニューをチョイスしてみることに。

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ちらし寿司(現地物)

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現地もので十分美味しかったです。
最後は刺身だけで食べるくらい具沢山でした。
ご飯が少ないとかそういうことではなく、ネタが盛沢山ってことなんですが。
お腹いっぱいになりました。

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一緒に行ったタイ友は「サバの味噌漬け定食」を選んでいました。
一口だけ食べさせてもらったんですが、美味しかったです。
友人は、「特にお味噌汁が美味しい!」と呟いていました。(なかなか通というか、かわったタイ人です)

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なぜかたこ焼きも。笑


飛び抜けて洗練されてるわけでも、奇をてらったメニューがあるわけでもないけれど、
今時のおしゃれな店では心底くつろげない私、まなおなので、
この花屋さんのような、落ち着いた懐かしい雰囲気、かつ、総じて美味しいレストランは、かなり好きです。
周りが日本人だらけでないのも、私にとっては居心地がよかったりします。(^^ゞ


メニューの裏に、こんな写真が載っていました。

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本当に、戦前戦後のバンコクと共に80年歩んできたお店なんですね。


ここ数十年、タイバンコクでは、雨後の筍のように多くの日本食レストランが誕生した時代がありました。
今も、毎年どこかで新しいお店がオープンしては閉店したりと、様々な理由で淘汰されてもいます。

今年は、まさに全世界中でコロナ禍という試練がのしかかっているわけですが、
これからも、末永く営業を続けていってほしいなと思いました。(一バンコク在住者として、無責任ながら)
また、食べに行きます。


<店舗情報>
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花屋
ฮานาย่า
HANAYA RESTAURANT

所在地:683 Soi Charoenkaung 39, Siphraya Rd., Bangkok
TEL:02-233-3080, 02-234-8095
営業時間:11:30~14:00、17:30~22:00
定休日:第2&第4日曜日
Facebook:https://www.facebook.com/Hanaya1976/
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ではまた。


▪️2020年5月16日追記

実は、本日、2週連続で花屋さんに行ってきました。笑
今日は、天ぷら定食をいただきてきました。
さくっとした天ぷらが美味しかったです。
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鈴木善幸総理大臣や中曽根康弘総理大臣の写真もありました。
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あ、この右端、安倍晋太郎外務大臣。
現総理大臣のお父さんの時代ですね。

こちらは、シープラヤー通り側入り口。
メニュー裏側にあった54年前の新装開店記念の写真(上)と現在(下)との比較です。
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歴史を感じますねー。