こんにちは、まなおです。
あっという間に10月。今年も残り3ヶ月を切りました。
タイは各地で長雨による洪水が発生し、バンコク周辺でも緊張感が漂っています。
チャオプラヤー川の水位が上昇している様子がタクシン橋からもよく見えました。
さて、イチジクの成長記録です。
先日、待望の花芽(実)を発見して大喜びしたわけですが、その後どうなったでしょうか。
Black jackの花芽膨らむ
この前まではかろうじて花芽だとわかる程度だった小さな小さな赤ちゃんイチジクの実がすくすく育っています。
あ、イチジクというのは漢字で「無花果」と書かれるように、茎(幹)と枝の間からいきなり実の形で生まれてくるので、一見、花は咲かないように思えるのですが、イチジクの花は実の内側に咲いているんですよね。
つまり、私たちが美味しく食べているあの赤くて甘い粒々の部分がイチジクの花なんです。
で、今朝の実の様子はこんな感じです。
手すりの外側なので一部よく見えないんですが、ざっとみた限り6つくらい実がついています。
うまく育ってくれるといいな。
ていうか、ちゃんと育ってくれたとして、手すりの外側の実をうまく収穫できるかな?
収穫する前に鳥や虫たちに食べられそうだな。(笑)
イチジクの葉の芳香
あと、思ったんですけど、イチジクの葉のいい香りが強くなった気がします。
もともと我が家にやってきた時からこのBlack jackという品種の葉はすごくいい香りがしていたんですが、その時と同じくらい、今、いい香りが漂うようになっているのに気づいたんです。
私は取り木という方法で枝の途中から発根させた苗を購入したんですが、家に届いた時にはまだ元の枝に付いていた葉や小さな実が残っていたんです。
ただ、そのまま植えると養分を葉や実に持っていかれて、発根したばかりの小さな根では養分補給が追いつかずに枯れてしまうということにもなりかねないので、まずは葉と実を全部落として根の養生(育成)を行いました。
根をしっかり張らせてから茎と葉を元気に茂らせるという作戦です。
ですから、葉は一旦全部リセットされた後に、一から芽吹いて成長してきたわけですが、最近までこの新しい葉には特に香りを感じなかったんです。
鼻を近づけると青っぽいような微かな匂いはするのですが、苗が初めて届いたときに部屋中に広がったあの甘い香りは感じられませんでした。
ところが、最近、再びあの芳しい香りが葉からたちこめるようになったのです。
一種のフェロモンみたいなもんなんですかね?
栄養成長期(茎、葉、根の成長)から生殖成長期(花、実の成長)に変わった頃に香りが作られるようになるんでしょうか。
なんて想像していたら、『葉が匂いを出すのは虫や病原菌から守るための自己防御』というような記事も目にして、ええっとなっております。
(ぱっと見、それほど害虫や病気にやられている様子は見受けられないので大丈夫じゃないかなと思ってはいます)
何はともあれ、雨上がりのベランダに香るイチジクの葉は、視覚も嗅覚も楽しませてくれます。
ちなみに、4ヶ月半前に根の養生をするために切り落とした葉っぱは、乾燥させてとってあるのですが、今でもすごくいい香りがしています。(見た目はアレですが)
無念!水に挿したIraqi
前回の日記でも書きましたが、失敗に失敗を重ねた挿し木枝の最後の1本をなんとか復活させようと、水栽培に切り替えてみた件。
その後、結局発根することはなく、カビが生えて枯れてしまいました。
あああ、みんな大失敗。
これで我が家のIraqi種は全て絶えてしまいました。
イチジク栽培農家から「おまけ」としてもらった苗でしたが、他の子たちと同じように大切に育てていたのですごく残念です。
これも全て私の経験不足・判断ミスです。
Iraqiさん、ごめんなさい。
この失敗は必ず今後に活かします。
鉢上げしたミニ苗のその後
水に挿して発根させた小枝を半月ほど根の養生をした後、先週培養土に鉢上げしてみたBlack jackのその後です。
前回、Iraqiの鉢上げで失敗(根腐れ)してしまったので、今回は最初から日当たりのいい場所に置いてみたんですがどうでしょうか。
2本あったうち1本は葉が大きく成長しており、なかなかいい感じです。
もう1本は葉が萎れてしまい、ちょっと危ない感じ。
イチジクの小さい苗は枯れやすいので、これからも気が抜けません。
引き続き要注意・要観察です。
というような感じです。
ではまた。