siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

光の差し込む洞窟「カオルアン洞窟」と人気の老舗レストラン「プアンペット」(ペッチャブリー)

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

こんにちは、まなおです。
タイは連日猛暑が続いております。
もう来週はタイ正月ソンクラーンですもんね。

今日は、ペッチャブリー県カオワンの「プラナコーンキリ・フェスティバル」の翌日に行った神秘的な洞窟「タム・カオルアン」とペッチャブリー市内の老舗人気レストラン「プアンペット」を紹介します。


f:id:manao-life:20230404230833j:image


 

カオルアン洞窟

ペッチャブリー市内中心部から車で数分の場所にあるカオルアン洞窟は、タイ語ではタム・カオルアン(ถ้ำเขาหลวง)と呼ばれ、ラーマ4世(モンクット王)やラーマ5世(チュラロンコン大王)ゆかりの重要な洞窟です。

洞窟の上部から光が差し込み、黄金の仏像たちを照らす神秘的な写真をご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。

比較的アクセスが容易で歩く距離も少ない割には、本格的で美しい洞窟を堪能できるおすすめスポットです。

カオルアン洞窟へのアクセス

カオルアン洞窟は、バンコクから南西へ約130~140キロの場所にあります。
ペッチャブリー市内中心部からは2~3キロの距離となります。

バンコクから向かう場合は、鉄道、長距離バス、乗り合いバン(ロットゥー)、日帰りツアーや運転手付きチャーター車、レンタカーなど選択肢は様々ですが、限られた時間を有効に使いたい場合は、やはり自家用車かレンタカー、日帰りツアーなどが便利かもしれません。


Klook.com


ちなみに、私は今まで、自分たちの運転で3回、親戚の一行が来タイ時に運転手付きワゴン車のチャーターで1回、あと社員旅行の貸し切りバスで1回行ったことがあります。

さすがに5回も行けばもういいかなという気にはなるんですが、ペッチャブリー、フアヒン方面へ行くときに新メンバーがいたりすると、なんだかんだ言いつつ立ち寄っていますね。
光の差しこみ具合など、その日のコンディションによって多少印象は変わります。


カオルアン洞窟へ行くには、入口の500mほど手前の駐車場に車を停めて専用のソンテオに乗り換える必要があります。
だいたい4~5人集まった時点で随時発車です。


乗り込む時に、料金回収員に1人15バーツ払います。
15バーツは往復の料金で、以前はチケット代わりの紙切れをもらったような気がしますが、今回は特にその紙切れもなく、帰りも特にその紙切れを提示することもなく「はいはい、乗って乗って~」みたいな感じで乗せてくれました。
基本的に、ソンテオを利用せずに片道歩いてくる人なんて想定していないのだと思います。





坂道とはいえ、ほんの500メートルほどなので、あっという間に洞窟手前の駐車場に到着です。
はい、上にも駐車場があるのです。
今まで、ここが満杯だから下の駐車場に停めてソンテオで送迎なのかと思っていましたが、この日はまだまだ空きスペースがありました。
なので、どういう車が上まで来ていいのか謎です。


ともあれ、ソンテオを降りたら、入口建物(以前はこんな建物ありませんでした)で1人10バーツを払って洞窟へと向かいます。

イメージとしては、ソンテオ代15バーツ+洞窟入場料10バーツの合計25バーツという感じなのですが、徴収のオペレーションはその時々によって微妙に違うようです。

以前、下の駐車場で25バーツ支払った時もあったし、下の駐車場では徴収されず上の駐車場で降りたときに25バーツ徴収されるとレビューで書いている人もいるし、今回(2023年3月)みたいに下で15バーツ、上の建物で10バーツというパターンもあったりします。流動的なのかも知れません。


洞窟内へ

入口建物で入場料は払ったら、噴水の前を通って徒歩で洞窟まで向かいます。
ほんの100メートルほどでしょうか。
ここは緩やかなスロープ状の階段です。

f:id:manao-life:20230404230905j:image

一方、洞窟へ降りていく階段は、けっこう急こう配です。
手摺を持ちながらゆっくりと降りるのがいいと思います。

f:id:manao-life:20230404230915j:image



外は灼熱の炎天下でしたが、階段を降りて洞窟内に入ると、それほど暑さは感じませんでした。

以前この洞窟を訪れたときは、洞窟上部の岩の割れ目から光が差し、その光芒(こうぼう:光の筋)が真っすぐに伸びて仏像や地面を照らす姿がとても美しくて感動的でした。


f:id:manao-life:20230405001435j:image
f:id:manao-life:20230405001438j:image

(以前の様子)




ただ、今回は光は差し込んでいるのですが、以前のような光芒があまりはっきりしません。

f:id:manao-life:20230404230941j:image
f:id:manao-life:20230404230945j:image


実は、これには訳があって、以前の洞窟内では仏像に供える線香がたかれていたので、その煙が光の筋を際立たせていたのです。
ところが、現在は火災防止のためでしょうか、洞窟内での線香点火はできないようになっていました。

現在でも天候(霧とか朝もやとか?)や時間帯によっては、光芒が見えるタイミングもあるでしょうが、以前のようなはっきりとした光の筋はあまり望めないかも知れません。

f:id:manao-life:20230404231006j:image

(ハートのようなタイの地図のような割れ目)




それでも、光の中をハラハラと舞い落ちてくる木の葉や、太陽光に照らされて浮かび上がるように光る人々の姿は美しかったです。





実は、この場所は母との思い出の場所でもあります。
かつて日本からタイへ遊びに来てくれた母をここへ連れてきた時、私が写真撮影に夢中になっている間に、母が足元のライト(仏像のライトアップ用)につまづいて転倒してしまったのです。

幸い腕と顎の怪我くらいで済んだのですが、母が倒れるその瞬間を見ていたタイ友は「あの時はすごく怖かった。一歩間違えたら石のベンチに頭をぶつけるところだったから」と今でも涙目になって言います。

不幸中の幸いといいますか、大事に至らず、手当てをして旅行を続けることができたのは、本当によかったと、あの日のことを思い出して洞窟の仏様に手を合わせます。


f:id:manao-life:20230405001510j:image
f:id:manao-life:20230405001513j:image
f:id:manao-life:20230404231053j:image


洞窟内をぐるっと回って、再び階段を上って地上に出ます。
帰りの階段はけっこうきつくて、汗が噴き出しました。

 




<施設情報>
-------------------------
カオルアン洞窟
ถ้ำเขาหลวง
Tham Khao Luang (Khao Luang Cave)
所在地:ตำบล ธงชัย อำเภอเมืองเพชรบุรี เพชรบุรี 76000
    Thongchai, Mueang Phetchaburi District, Phetchaburi 76000
TEL:032-706-639
時間:08:00-16:00
-------------------------




人気レストラン「プアンペット」

カオルアン洞窟を後にしたのが、午後1時半すぎ。
朝はホテルでしっかり食べたので、遅めのランチとします。

Googleマップで目星を付けていた人気レストラン(食堂)へ。
ペッチャブリー中心部にある、プアンペット(พวงเพชร)という老舗レストランです。

f:id:manao-life:20230404231215j:image


午後2時だというのに、広いレストランの中は大盛況です。
店員が慌ただしく動いています。

テーブルに着いて、メニューをもらうまでも少し時間がかかりました。
(皆さん大忙しな感じ)

私たちのテーブルを気にかけてくれた店員さんは、「今ちょっと忙しくてごめんなさいね。揚げ物は時間かかると思うから、急いでいるなら避けたほうがいいですよ」と申し訳なさそうに言い残していきました。

まあ、私たちは特に急いでもいなかったのですが、とりあえず揚げ物以外で数品選ぶことにしましょう。

メニューをざっと見ると、それほど高くはないけれど、安くもないという印象

f:id:manao-life:20230404231248j:image
f:id:manao-life:20230404231251j:image
f:id:manao-life:20230404231245j:image
f:id:manao-life:20230404231241j:image



でも、料理がやってきてその印象はガラッと変わりました
一皿が大きく量が多いのです。

多分、3〜4人でシェアする前提じゃないかと思うくらい。
写真だと分かりにくいかも知れませんが、本当に多いのです。

そして、味は文句なく美味しかったです。

つまり、量と質を考えれば、この店、安いです

ただ、2人で行くとあまり種類が食べられません。
実際、私たちは、おかず3品注文して、ヤム以外の2品は半分持ち帰りにしてもらいました。(わりと食べるほうなんですけどね)
そのくらい多かったです。


f:id:manao-life:20230404231309j:image
ヤム・ルアムミット(ยำรวมมิตร:180THB)
オーソドックスなミックスヤムですが、プリップリのイカやエビなどが入っていて美味しかったです。



f:id:manao-life:20230404231317j:image
ガイ・パット・ナンマンホイ(ไก่ผัดน้ำมันหอย:150THB)
鶏肉が柔らかくて、濃すぎずしつこくない優しい味でした。



f:id:manao-life:20230404231337j:image
f:id:manao-life:20230404231341j:image
ゲーン・パー・クン(แกงป่ากุ้ง:180THB)
見てください、このエビの大きいこと!
これくらいのがゴロゴロ10尾くらい入っているんです。
そして、美味しい!


このお店が人気なのもわかる気がします。

ただ、週末の昼時は非常に混雑するので、時間をずらしたり時間に余裕を持って行かれることをお勧めします。


ちなみに、持ち帰った2品はその日の夜に食べましたが、温め直しても美味しくいただけました。

次回は、また別のものを食べて見たいと思わせてくれるレストランでした。




<レストラン情報>
-------------------------
プアンペット
ร้านพวงเพชร
Phuang Phet
所在地:389 ตำบล ไร่ส้ม เมือง เพชรบุรี 76000
    389 Rai Som, เมือง Phetchaburi 76000
TEL:032-426-753
時間:10:00-20:00
-------------------------


以上、ペッチャブリーの神秘的な洞窟と美味しいタイ料理屋さんの話でした。

ではまた。

 

www.manao.life