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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

【映え】フォトジェニックな寺院と緑の丘のお勧めリゾート(ペッチャブーン県カオコー)

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7月の最初の週末、イサーン地方ルーイ県の奇祭「ピーターコーン祭り」を堪能した私は、続いてお隣ペッチャブーン県の山腹に建つフォトジェニックな寺院「ワット プラタート パーソーンケーオ」へ向かいました。

2度目の訪問でしたが、やっぱりその独特の世界観には圧倒されるし景色もきれいだったし、何よりまた泊まりたいと思える素敵な宿に出会えたのが今回の最大の収穫かも知れません。
よかったら最後までご覧ください。


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ダーンサーイからワット・プラタート・パーソーンケーオを目指して

ピーターコーン祭りを満喫し、かつてアユタヤとラオス(ラーンサーン/ラーンナー)の王が友好と不可侵の証として共同で建立した「プラタート ソーンラック」を参拝した私たちは、ルーイ県ダーンサーイ郡を後にし、お隣の県ペッチャブーンへ向かいました。

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目指すは、ワット・プラタート・パーソーンケーオ(วัดพระธาตุผาซ่อนแก้ว Wat Prathat Phasornkaew)寺院。
10数年前に、アムナート・オーパーソー大僧正により瞑想寺院として建立された、比較的新しいお寺です。

緑の山並みに映える5体連なった巨大な仏陀像の特異な姿や、青空に浮かび上がる煌びやかな仏塔を一眼見たいと参拝客が絶えません。

また、ワット・プラタート・パーソーンケーオは、ペッチャブーン山脈の一角にあたるカオ・コー郡にあり、この周辺は起伏に富んだ美しい山並みが続き、タイのスイスとも呼ばれています。



11時過ぎにルーイ県ダーンサーイ郡を後にしてペッチャブーン県へと向かいましたが、峠道は雲の多い空模様です。
まあ、雨季ですもんね。

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12時半。
ペッチャブーン県ロムカオ郡にあるガソリンスタンドでランチ休憩。
オーソドックスにクイッティアオをすすりました。

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この宿当たり!「コーキリン リゾート」

国道21号線から12号線に入り、いよいよカオコーの山間部に入って来ました。

カーブが続きますが、道幅はそこそこ広く整備されているので運転は難しくありません。
ワット・プラタート・パーソーンケーオの白い仏像も見えてきました。

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お寺へ行く前に、今日の宿にチェックインすることにします。

今回予約しておいたのは、「コーキリン・リゾート」(KHOKIRIN RESORT)という、全部で10部屋程度の小さなリゾートでしたが、ここ、本当によかったです


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国道から少し離れた小高い丘陵地に建っており、きれいに手入れされた緑の庭からは美しい山並みとワット・プラタート・パーソーンケーオ寺院が眺められるのです。

レセプション棟2階にあるレストラン(朝食会場)のテラスからのどかで牧歌的な景色が楽しめるのをはじめとして、リゾートのあちこちにビューポイントやフォトジェニックなスポットがありました。

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何より、独立したコテージの2階屋上がプライベートビューポイントになっているのです。
部屋の横に付いた階段を上がるとソファーやブランコが置いてあり、そこでくつろぎながら景色や読書、昼寝を楽しむのもよし、星空を眺めるのもよしなんです。

ゆっくり過ごすには最高です!

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しかも、雨季の平日とあって、その日宿泊したのはこのリゾートで私たちだけでした!

貸切!


本当はあんまり教えたくないくらいの宿なんですが、お客さんが来なくて経営難になってほしくないので、紹介したいと思います。(笑)
弱小ブログゆえどれくらいのお役に立てるかは甚だ疑問ですが、この記事を読んで気になった方は、検討なさってはどうでしょうか。

なお、現在、大手のホテル予約サイトなどでは扱っていないみたいなので、下記の当リゾートサイトから予約してみてください。(英語可)

https://www.khokirin.com/


あらかじめ部屋まで指定できるのが魅力です。(2人〜8人部屋まであり)
どの部屋からもプラタートパーソーンケーオ寺院は見えますが、私たちが泊まった4号室(2人用)はなかなかおすすめです。



部屋も新しくて清潔。

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快適なバスタブがあるのがさらに気に入りました!

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ただ、難点をひとつだけ挙げると、リゾート内の坂はかなり勾配があり、高齢者や足腰の弱い方は移動がつらいかも知れません
(一応、電動カート的なものは見かけました)

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<ホテル情報>
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コーキーリン リゾート
ค้อคีริน รีสอร์ท
KHOKIRIN RESORT
所在地:201 หมู่ 7 บ้านทางแดง แคมป์สน อำเภอเขาค้อ เพชรบูรณ์ 67280
    201 Moo 7 Baan Thangdaeng, Campson, Khao Kho District, Phetchabun 67280 タイ
TEL:085-441-1919
LINE:@khokirin
URL:https://www.khokirin.com/
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午後の参拝

宿の景色の良さと快適さにテンション上げてあれこれしていたら、いつの間にか15時近くになっていました。
夕方になる前に、お寺へ参拝に行きましょう。

宿の前の道を車で3分ほど行くと、ワット・プラタート・パーソーンケーオ寺院の裏側の入口に着きました。
(実はこのまま真っ直ぐ車を走らせれば表側へ回って行くことができることを後で知りました)

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裏側入口からは、緩やかな階段を上って行かなければなりません。
参道脇では何やら建設工事が行われています。

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看板には本堂建設の募金(お布施)の案内。
2022年現在、この寺院はまだまだ増設や拡張工事が行われているようです。


階段の途中で靴を脱ぐのですが、私たちはビニール袋に靴を入れて持ち歩くことにしました。
寺院上部では道路を横断したりしなければならないことを知っていましたから。


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お釈迦さまの降魔成道の様子などを描いたレリーフの柱。


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尊者の像(お釈迦さま?)

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階段の先には黄金に輝く仏塔。

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色とりどりの鮮やかな陶磁器やタイルを散りばめられた装飾は目を見張ります。


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まずは、仏塔に上ってみましょう。

と思ったら、雨が降ってきました。
山の天気は変わりやすいですね。
屋根の下でしばらく雨宿り。

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仏塔の上階から道路を挟んで向かい側にある、真っ白な5体の仏像を眺めます。

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しばらくして雨も止んだので、移動します。
近くから拝観しましょう。

5連の仏像の正面から。

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真下から。

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インパクトある〜!
(球体に人が写り込んでしまったのが気になる・・・^^;)


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緑の山並みが美しいです。
うっすらと虹がかかっているのわかりますか?

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堂内には涅槃仏が安置されていました。

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敷地内の一角には大麻印のコーヒーの自動販売機。

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ここ最近、タイでは大麻が麻薬リストから外され、医療目的の栽培や使用が解禁になりましたが、こんなところにもブームの波が…。

一旦、リゾートに戻ります。





12号線沿いで夕飯

部屋でゆっくり湯船に浸かり、シャワーを浴びたら、日が暮れたリゾート内を少し撮影。

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お腹も空いてきたので、食事に向かいます。
Googleマップで適当に見つけたお店で、宿から車で数分の12号線沿いにあります。

クルア・カオコー(ครัวเขาค้อ)




同じオーナーだと思われる同じ名前の店舗が3軒ほど並んでいます。
手前はムーカタ専門店のようで、真ん中の店は椅子が積み上げられていたので休業なのか営業終了なのかだったので、私たちは、3軒目のレストラン(注文食堂)へ入りました。

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ヘット・ホーム・クア・シーイウ(เห็ดหอมคั่วซีอิ๊ว / 90 THB)
椎茸の醤油煎り。
予想通りタイ料理っぽくなかったですが、椎茸なので旨味は間違いないです。
これをつまみにビールとかいける感じでした。


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ソムタム・ヨート・マラワーン・トート・クロープ(ส้มตำยอดมะระหวานทอดกรอบ / 70 THB)
これもおすすめメニューにあったので注文してみた一品。
ファックメーオとも呼ばれるウリ科の柔らかい葉を揚げてソムタムに入れたものでした。
まあ、可もなく不可もなく。ある程度想像通りの味でした。
白ゴマをまぶして揚げてあるのはよかったです。


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トムヤム・プラーカン(ต้มยำปลาคัง / 140 THB)
プラーカンというナマズの一種のトムヤム。
あまり普段食べないものをということで、友人チョイスに乗りましたが、この魚があまり得意でなかったことに後から気づきました。
まずくはないのですが、なんとなくブヨブヨした食感の身が苦手です。
しかも、身自体にあまり味がないような気もします。
結局、私は野菜中心にトムヤムスープをいただきました。



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ガイ・トート・サムンプライ(ไก่ทอดสมุนไพร 120 THB)
タイハーブの鳥唐揚げ。
この手のものはまず失敗しません。
美味しかったです。
ビールが飲みたくなりました。


一部、たまたま個人的に苦手な食材があったため、読んでいる方にちょっとマイナスな印象を与えてしまったかも知れませんが、全体的な味はそれほど悪くはなかったです。



夜のワット・プラタート・パーソーンケーオ

食事を終えたら、そのまま夜のワット・プラタート・パーソーンケーオ寺院の様子を見てからリゾートに戻ることにしました。
今度は、正面入り口の方から向かいました。



当たり前ですが、誰もいないし寺院内へは入れません。
道路脇からライトアップされている寺院の様子を眺めました。

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5分くらいでお寺を後にしてリゾートに戻りました。


寝る前に、リゾートの庭から、星空と遠くに見える5体の仏像と仏塔の写真を撮ってみました。
リゾートの敷地が少し明るいのとお寺のライトアップが明るすぎてうまく撮れませんでしたが、雰囲気は伝わるでしょうか。(専用のフィルターとかあればもっと上手く撮れるのかなあ…)

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素人なりに、一応、夏の大三角もなんとなく撮れたので、それだけで満足してしまいました。(笑)



朝の参拝

翌朝、少し早起きして、7時前にお寺まで行ってみました。

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平日は8時からの開門なので、寺院内には入れませんでしたが、道路脇からでも十分美しい姿を拝見できました。

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青い空に映えますねー!

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どうですか、この水晶越しの逆さになった仏像なんか、ザ・映え!みたいじゃないですか?(自画自賛。汗)

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駐車場脇にあったこの植物越しに撮ったら、いきなり秋の気配になりました。(笑)

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リゾートで爽やか朝食

8時前にリゾートに戻って、朝食を取ることに。
レセプション棟の2階のテラスに、私たちの朝食を用意してくれました。

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目玉焼きとハムソーセージ、サラダにサンドイッチ。
それから、お粥。
(これ以外に、ドリンクやトーストはセルフサービスでカウンターから自由に取ってくることができます)



必要十分で素敵な朝食だと思います。

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何より、このテラスから見える緑の丘陵の眺めが爽やかで、朝食の幸せ気分が2割増しくらいになっちゃいました。

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食事を終えた後も、タイムラプスを撮影しながら、のんびり椅子に腰掛けて景色を眺めていました。





眺めのいいカフェでお茶

11時までリゾートでまったり過ごし、チェックアウト。
山を下る前に、前日前を通った時に雰囲気が良さそうだと思ったカフェに寄ってみることにしました。

ザ・パイニー・ビストロ・カフェ(The Piney Bistro Cafe

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位置的には、ちょうど5連の仏像の裏手になります。





気の温もりを感じさせる店内でいい感じです。

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テラスからの景色も最高です。

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山には甘いものがよく似合います。(謎)

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大仏様のお背中が見えます。

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というか、雲行きが怪しくなってきました。

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と思ったら、雨が。
山の天気ですもんね。
しかも、雨季ですし。

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室内に退避。

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小雨になったタイミングで、この素敵なカフェを後にしました。



終わりに


「本当に気持ちのいい滞在だったね!」

バンコクに向かう車内で、私たちはお互いにそう口にしながら、しばらく余韻に浸っていました。
それくらい好印象な今回のカオコーでした。

以上で、カオコー(というか、ワット・プラタート・パーソーンケーオ寺院が見える丘リゾートかな?)の滞在記は終わりです。

今回はたった1泊だけでしたが、このリゾートには、気候のいい寒期(乾季)にでも、またゆっくりと滞在してみたいなと思います。


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最後までお読みいただきありがとうございました。



ではまた。