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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

【絶景】バリ島・天空の「ランプヤン寺院」とフォトジェニックな「天国の門」

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こんにちは、まなおです。
今日はバリ島屈指の写真スポット・SNS映えスポットとしても有名なランプヤン寺院天国の門(『天国への扉』や『天空の門』とも)を紹介します。

10月半ば雨季のバリ島でしたが、奇跡的に晴れて霊峰アグン山が青空に浮かぶ姿は、噂に違わず美しく感動的でした!


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ランプヤン寺院とは

一般的にランプヤン寺院(Lempuyang Temple)と観光客の間では呼ばれていますが、これはランプヤン山(スラヤ山)にある8つの寺院の総称で、正確には、ランプヤン寺院という名称のお寺があるわけではありません。(記事内では便宜上ランプヤン寺院と呼んでいます)

8つの寺院には個々に名前があり、ここ数年、絶好のインスタ映えスポットとして人気を博している割れ門「天国の門」があるのは、ランプヤン山の麓にある「パナタラン・アグン寺院」(Pura Penataran Agung)です。


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麓といっても、集落からはだいぶ上がった位置で視界が開けており、この場所から望むアグン山や周りの山々の景色は非常に美しいです。

ガイドさんの話によると、むしろこれから先の標高の高い場所にある寺院は、木々などで視界が遮られており、あまりいい景色は望めないとのことでした。

ちなみに、「ランプヤン山」の「ランプ」は「光」、「ヤン」は「神」を意味するそうで、神聖なる光の神様の山ということだそうです。
バリ島のほぼ東端に位置するこの山は、日の光の神様をお祀りするのに相応しいですね。


なお、頂上にあるランプヤン・ルフール寺院(Pura Pucak Lempuyang Luhur)までは、このパナタラン・アグン寺院から約1時間半~2時間程度のトレッキングとなるようです。(往復で3時間程度かかるそう)

今回は、時間の都合上パスしましたが、いつか機会があったら山頂までトライしてみたいです。


天国の門への行き方

天国の門(天空の門)で有名なランプヤン寺院へは、結論から言うと、ツアーや車をチャーターしていくのがベストな方法です。

旅行者が乗り合いバスなどを乗り継いで行くのは至難の業だし、レンタルバイクでも行けなくはないと思いますが、それなりの体力が必要だろうし、特に雨季は相当辛そうです。

ちなみに、私たちは知り合いのガイドさんに車を運転してもらったのですが、ウブドから早朝出発で2時間かかりました。
渋滞などを考えると2時間半程度かかることもありそうです。
空港やクタエリアからなら3時間程度かかるでしょうか。


少し前に空港からウブドまで車で送迎サービスを利用した記事を書きましたが、バリ島のカーチャーターは思ったほど高くはないので、2、3人で利用するなら、運転手付きの車を貸し切るのもおすすめです。

www.manao.life



私が空港からウブドまでの移動で利用したklookという会社、安くてよかったですよ。
短時間利用から8時間とか12時間など、ご自分のプランに合わせて利用すればいいと思います。
時間内ならあちこち数か所回ってもらうことができるので、自由度は高いです。

klookのサイト 

バリ島のカーチャーターページ


Klook.com



ウブドからランプヤン寺院へ

朝5時。
知り合いのガイドさん(日本語が話せる)にウブドの宿まで迎えに来てもらい、そのまま東へ向かいました。

まだ真っ暗な道を眺めながら「さすがに早すぎない?」と内心思っていましたが、それは間違いだったと後で気づきます。


バリ島の朝は早いらしく(タイでもそうですが)、こんな暗い時間から村の中心部では朝市で買い物をしている人々がたくさんいました。


夜が明けた頃、山間の村から美しいバリ島最高峰のアグン山が見えました。
バリ島は雨期ということで、天気だけが心配だったのですが、この日の朝は晴れて幸先が良さそうです。
(ガイドさんも「本当にラッキーですね!」と)

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アグン山は、見る方角によって山の形が大きく異なります。
この場所から見たアグン山は、少し台形っぽいどっしりとした勇ましい姿でした。

でも、正直言って、ガイドさんにアグン山の高さを聞くまで、バリ島にそこまで高い山があるなんて思ってもいませんでした。
アグン山山頂の標高は3,014mとのこと。
富士山よりは低いものの、3,000メートル級の山があったんですね!

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この場で少し写真撮影をしたら、車に戻ってランプヤン寺院を目指します。


 

映えの割れ門・天空の扉へ!

7時。
ランプヤン寺院の駐車場に到着です。




ここで、専用のシャトルバスに乗り換えて、天国の門があるパナタラン・アグン寺院の入口まで移動します。(わりと豪快な坂道)

確か駐車場代が5,000ルピアで、このシャトルバスの値段は22,500ルピアでした。

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パナタラン・アグン寺院の入口(下の広場)に着いたら、寺院拝観料(入場チケット)55,000ルピアを払って、腰に巻くサロンを借ります。
(サロン代はチケット代に込み)

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そこから、急な坂道を徒歩で100メートルほど上がると、パナタラン・アグン寺院の中央広場脇の入口に到着です。

広場に入場する際には、チケットを提示して、清めの聖水をかけてもらいます。


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チケットに貼り付けられたこの数字、なんだろうと思っていたら、実はこれ、天国の門での写真撮影待ちの番号札だったんです。
つまり、56番目



そう、この場所は数年前にSNSで映えスポットとして火が付いて以来、写真撮影の順番待ちができるくらい観光客が殺到するようになったんです。

私たちが広場に到着した時には、30番の人たちが写真撮影をしていたので、あと26組待ちです。
(私たちは2人で行ったんですが、同グループは同じ番号をあてがわれます)

ざっくり1組3分としても、あと1時間以上は待たなければならなそうです。


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待っている間に、中央広場から上階の神殿広場へ繋がる3本の階段で写真撮影など。
このナーガ(蛇神)の階段がかっこよかったんですよね。


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中央の階段は神々のための階段なので、私たちは上がってはいけません。
両脇の階段に上がってみます。

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階段から振り返ると、美しいアグン山が見えました。
この場所から見るアグン山は、緩やかな傾斜が裾野にかけて広がり、上部に冠雪のような雲がたなびいている姿は、富士山のよう。

朝の山村から見た姿とはまた一味違います。
雨季なのにこんなに美しい姿が見られたこと、改めてラッキーだなと思いました。

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階段上の門の先、神殿前広場へはヒンドゥー教の参拝者しか入れません。
なので、階段の一番上から、しばらく景色を堪能しました。


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階下では、美しい割れ門でさまざまなポーズを繰り出して記念撮影をしている人と、それを眺めながら自分の番を待つ人たちの姿が小さく見えます。


外国の人って、堂々と写真映えする素敵なポーズをとる方、多いですよね。

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見ているだけで、なんだかすごく緊張してきました。笑
果たして、私も大勢の人の前であんなことできるのか???
(でも、旅の恥はかき捨てですよね?)


いざ、撮影!

結局、私たちの順番が回ってきたのは、8時40分でした。
この広場には7時過ぎに到着したので、約1時間半待ち

映える写真を撮影してくれるスタッフさんがいるので、その人にスマホを渡し、ミラーレスカメラは友人に託して、割れ門に向かいます。

この時は、ランウェイを歩いているような気持で、すごく緊張しました。
もちろん、単に私が自意識過剰なわけで、周りの人はたいして興味もなくただボケーっと眺めているだけなんですが、それでもね。。。

まあ、お決まりのジャンプとか、合掌ポーズとか、バンザイとかやりましたよ。
恥ずかしくて載せられませんけどっ!(笑)

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とはいいつつ、すごく映える写真を撮ってくれるし、記念にもなるのは間違いないです!


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黒い下敷きみたいなのを使って撮ってくれる、鏡面写真みたいなのは鉄板ですね。

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撮影してもらった後は、募金箱みたいなところに気持ちのチップを入れておきました。


緊張したけど、終わってみると楽しかったです。
後になって『あー、あんなポーズしておけばよかった』とか思うくらいの余裕はでました(遅いw)



ガイドさんが言うには、「もし写真待ちをしたくなかったら、6時過ぎには着いた方がいいですね」と。


でも、そうしたら、ウブドの宿を4時出発?
5時でも早いと思っていたのに。。。

ただ、1時間半待ちでも、コロナ前に比べたらまだましな方なんだそうです。
世界各国から旅行者がやって来ていた3年前は、4時間待ちとか当たり前だったのだとか!

いやはや、恐るべし、ランプヤン寺院。




もうひとつの映えスポット

ランプヤン寺院は、天国の門と呼ばれる割れ門がフォトスポットとして有名ですが、もうひとつ映える撮影スポットがありました。

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割れ門での撮影を終えて、再び脇の坂道を歩いて降りていくと、先ほど入場料を払ったチケット売り場の手前に、見晴らし台みたいな建物(MAHA KENCANAレストランの屋上)があり、入口で1万ルピア(約90円)を払うと、ループトップで好きなように写真撮影ができます。


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場所貼っておきます。






撮影用にステージやブランコ、丸い鳥の巣みたいなベンチが設置されていました。

アグン山をバックに記念撮影のできる絶好のロケーション。

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自分たちで勝手に撮影してもいいのですが、スタッフにスマホやカメラを渡すと撮ってくれます。

ここは撮影スポットとしての入場料を払ったのと、7割は自分たちで撮影していたので、私たちは特にチップは渡しませんでしたが、気に入った写真をたくさん撮ってくれたらチップをあげてもいいかも知れません。

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以上、パワースポットでもあり人気の写真スポットでもあるランプヤン寺院の紹介でした。


ではまた。


今回、写った人物をアプリで無理やり消した、多少不自然な写真もいくつかあります。すみません。

Klook.com