siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

タイで当たり前だと思っていたLINEの便利機能が日本にはなかった話。

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今回は、タイトルの通りなんですが、普段お世話になっているLINE(ライン)の便利な機能が、実は日本では使えなかったという話です。

※現在は、「ミュートメッセージ」という名前で、どうやら日本でも使えるようになったらしいです。(2022年8月10日追記)

たぶんTwitterで呟けば十分なくらいの内容ですが、勢いに任せてダラダラと書いていますので、お時間ある方はお付き合いいただき、そんな暇はないという方はさくっと最後の「まとめ」に飛んでいただければ幸いです。


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便利な時代に

今やスマホやタブレット端末は生活になくてはならない存在になったという方も多いと思います。
私もその一人で、スマホの恩恵は数多と受けているわけですが、タイに住む身として特にありがたいなと思うのは、日本にいる家族や知人・友人との連絡が、気軽にリアルタイムでできるようになったということです。

中でも、メッセージ送信や音声通話、ビデオ通話が簡単に行えるLINE(ライン)は、私にとって今や必要不可欠と言っても過言でないツールとなっています。


日本で1人暮らしの母と会話をしたり写真や動画を送りあったり、兄弟たちと諸事打ち合わせをしたり、友人と他愛のない話をしたり。

私がタイに住みだした20数年前にもインターネットはありましたが、まだまだ通信速度も遅く、インターネット通話が簡単にできるような状況ではありませんでした。
当時、親とのやり取りは、私のパソコンメールと親の携帯メールとの送受信程度でした。
どうしてもメールでは埒が明かないような内容の場合には、決して安くはない国際電話を利用するしかありませんでした。
まあ、私も親もまだ若かったから、それほど頻繁に連絡を取りあう必要もなかったのですが。

 

LINEの便利機能「サイレントメッセージ」

なんて、つい昔の話に時間を割いてしまうのは嫌われるのでこの辺りにしておいて、本題へと軌道修正します。
とにかく、LINEって便利ですよねって話です。
(友人の中に、情報漏洩を危惧して頑なにLINEを利用しない人が1人いて、彼女とだけはimessageでやり取りをしていたりもしますが、私はそこまで心配していない派です)

ところが、そのLINEの数ある便利機能のうちのひとつで、私にとっては当たり前に利用していたものが、実は日本ではその機能が使えないことが発覚したのです。

それが「サイレントメッセージ」という送信機能なんです。
(現在、「ミュートメッセージ」という呼び方に変わっています。2022年8月追記)

このサイレントメッセージと聞いて、ピンとくる方いらっしゃいますか?

「LINEメッセージの受信音(通知音)を消すやつ?」
「送信のときのシュポっという音を消すやつ?」

などと思われた方、違うんです。

これは、「自分が相手にメッセージを送信した時に、相手の端末で(相手がどんな設定をしていたとしても)メッセージが届いた時の通知音やバイブレーションを鳴らさない」ようにする機能なんです。

説明、わかりづらいですかね…?汗

例えば、夜中とか勤務時間中とか、自分の送ったメッセージで相手を起こしたり迷惑をかけたくないと思った時にこのサイレントメッセージは非常にありがたいのです。

「いや、迷惑な時間帯じゃない時に送れよ」

ってご意見もあろうかと思いますが、思いついたことを忘れないうちに送っておきたいとか、少しでも時間のロスを減らしたいとかあるじゃないですか。

特にタイと日本では2時間の時差があるので、
タイ側ではそれほど遅い時間帯でなくても、日本だともう迷惑かなあ
とかいう状況はままあるわけです。
用件だけは今送っておいて、相手が朝起きたときに気づいて返信してくれれば、私がタイで起きたときには既に返事がもらえてたりするのになあ
とか。

そんな時に、先方の端末で着信音や通知音、バイブレーションを鳴らさないサイレントメッセージ送信は、(こちらの気持ちの問題としても)非常にありがたいのです。

 

サイレントメッセージの送信方法

具体的なサイレントメッセージの送り方は、以下の通りです。
(たぶん日本でご覧の方はできないと思いますが…)

普通にメッセージを入力して、送信ボタン(紙飛行機ボタン)を長押しすると、「サイレントメッセージ」と「通常メッセージ」いうのが出てくるので、「サイレントメッセージ」を選択すればいいだけです。

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これで相手のスマホでは、私からメッセージが届きましたよという通知音やバイブレーションが鳴らなくなるのです。
便利ですよね。



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追記(2022年3月25日)

サイレントメッセージの設定

サイレントメッセージの機能を使うには、設定でサイレントメッセージを有効にしておく必要があります。
(ただし、日本ではこの設定がないようです)

1.ラインのホームから右上の歯車マークを押して設定を開きます。
2.下にスクロールして「LINE  Labs」をタップ。
3.中ほどにある「サイレントメッセージ」を有効(緑色)にします。


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そうすると、送信ボタンの長押しでサイレントメッセージが送れるようになります。

※日本ではLINE  Labsの中に「サイレントメッセージ」の項目がないようです。
その代わりにフォントを変える設定があったりと、やはり地域(国?)によって微妙に仕様が違うんですね。

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日本では使えないことが分かった発端

個人的にはすごく重宝していている機能なんですけど、この機能が日本では使えないっていうことがわかったんです。

というのも、先日、私がタイ時間の22時半頃に日本の友人にメッセージを送る際、「サイレントメッセージ」を選択し忘れたんです。
(その時は部屋でずっと映画鑑賞していたこともあって、時間の感覚がくるっていました)

それで、後から「夜中にサイレントメッセージにせず送ってごめんなさい」と謝りのメッセージを送ったのがはじまり。

そしたら翌朝、友人から「サイレントメッセージって何?そんな機能あるの?」という返事が届きました。

『ははーん、この機能知らないんだな』と、私はスクショに説明を添え、どや顔で教えてあげたわけです。


そしたら、「え?長押しなんかできなんだけど?」と。
彼女はiPhoneユーザーで、私よりグレードの高い最新機種を持っているんです。

いやそんなばかな。

私は少し焦りながらググってみました。
でも出てくるのは、消音モードとかおやすみモードとか、自分の端末を音やバイブレーターが鳴らないように設定する方法ばかり。

この時点で、もしや・・・と思いました。


日本語検索はなんでも教えてくれる…

だってね、日本語のGoogle検索ってなんでも教えてくれるじゃないですか。
どんなにニッチでマニアックな話題や疑問でも必ず何かしら情報が出てくるじゃないですか。
時には、『こんなにくだらないことを私と同じように疑問に思ってる人がいるんだ!』と感心することがあるじゃないですか。
しかも、その情報や答えを惜しみなく提供してくださってたりすることには、感動すら覚えます。(もちろん情報の取捨選択は必要ですが)

これは、常々タイ人の友達からもうらやましがられていることでもあります。
日本語ができる彼は、「調べ物をするときに日本語で検索すると、ほぼ知りたいことがヒットする」と言っています。

一般的にタイ人は(ライターとか、その他報酬を得る目的の方は除いて)あれこれ自ら情報を提供しようとする人はそれほど多くない、というのが彼の弁です。

もちろん、趣味でいろいろ情報を発信されている方もいらっしゃいますし、日本でいう「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」のようなQ&Aサイトにあたるものも、あることにはあるんですが、量的にも質的にも日本には圧倒的に及ばないと、私も感じています。


タイ国内の移動手段や宿情報なども、日本人のブログや旅行記などの方がよっぽど詳しくそしてわかりやすく紹介されていることも多々あります。
(もちろん、旅行のスタイルや好みが違うという要因もありますし、タイの方は事前に調べなくてもその場で聞けばいいというマインドだったりすることもあるかとは思いますが)

あれあれ…また脱線してしまいましたが、
要するに、

あれだけなんでも知りたい情報(または知りたいことに関連する情報)がすぐに探し当てられる日本語検索でうまくヒットしなかったということは、日本ではそのこと、つまり、ラインのサイレントメッセージというものはないのではないか?

ということに思い至ったんです。


 

LINEにきいてみた

念のため、日本にいる知人数人に送信ボタンの長押しができるかどうか尋ねてみましたが、やはり答えはNOでした。

それで、まずLINEのヘルプセンターから人工知能(AI)とのトークで質問してみました。

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しかし、ピントの外れた回答選択肢しか返ってこなかったので、これは違うと判断。
(質問文を少し変えて2回試しましたがいずれもダメでした)

なので、次は、お問い合わせフォームで聞いてみることにしたんです。
翌日、LINEから回答が来ました。

大変申し訳ございませんが、現在のところ、お問い合わせの機能はございません

とのことでした。
やはり(日本には)サイレントメッセージの送信機能はありませんでした

私が知りたかった、「使える地域・使えない地域」「機種やOSによるのか」などの質問はスルーされてしまっていましたが、回答できることとできないこと、社内の対応マニュアルなどがあるのかも知れませんね。


とにかく、私が当然みんなが使えるのだろうと思っていた便利機能「サイレントメッセージ」は、少なくとも日本では使えないことがわかりました。(日本のアカウントでは?)


その理由は私が知る由もありませんが、法律的な問題とか、企業や団体からの要請や圧力とかあるんでしょうかね。
あるいは、そもそも日本人はマナーがいいので、そんな機能はなくてもいいとか…?
(これはタイ人に失礼か。汗)



まとめ

タイでは当たり前に使っていたラインの「サイレントメッセージ」での送信機能。

相手のスマホ端末にメッセージが届いた時の通知音やバイブレーションをならさずにメッセージを送信できる便利機能なんです。
(送信ボタンの長押しで「サイレントメッセージ」か「通常メッセージ」かを選択)

これは深夜や仕事時間中など、相手に迷惑をかけたくない時間帯には、非常に便利な機能だし、世界共通だと思っていました。

ところが、どうやら日本では(日本のアカウントでは?)その機能が使えないことが判明しました。
というお話でした。

便利なのにな〜

タイに住んでいる方で(タイだけかどうかは不明ですが)、この機能知らなかったという方、よかったら一度お試しください。



※勢いで書いたところもあり、私の勘違いがあった場合にはお許しください。と同時に、ご指摘いただければ幸いです。



ではまた。