siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ローティーとサトー豆とカオヤムと【タイ南部ご飯】

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ナコーンシータマラート旅行の続きです。
今回は、キリウォン村からナコーンシータマラート市内へ戻って1泊し、翌日からのパッタルン県への移動に備えます。

キリウォン村の記事はこちらをご覧ください。

www.manao.life





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ローティーとカオマンゲーンのランチ(バン・バーウ)

11時半過ぎにキリウォンの宿をチェックアウト。

キリウォン村の美しいのどかさに後ろ髪をひかれながら、再びナコーンシータマラート市内に向かってバイクを走らせました。

帰りは30分ちょっとで市内中心部までたどり着きました。


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この日のランチは、ローティー(『ロティ』と書かれることも)にしようと決めていました。
ナコーンシータマラート市内で有名らしい「バン・バーウ」(บังบ่าว)という店に直行しました。

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ちょうど昼時とあって、店内はけっこう混み合っていました。
その日はそれほど暑くもなかったので、屋外のテーブル席に。

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最初は、マタバみたいなおかず系のローティー(โรตี)と、デザート系のローティーをそれぞれひとつずつ注文しようと思っていたのですが、メニューにカオマンゲーン(ข้าวมันแกง)があるのを目にして、気が変わりました。

カオマンゲーンは、ココナッツミルクベースの辛いカレー(ゲーン)の一種で、ナコーンシータマラート名物のひとつ。
滞在中に一度は食べたいと思っていたので、メインはカオマンゲーンにして、デザートとしてローティーをひとつ頼むことにしました。

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イスラム文化圏のローティー屋さんはお茶を楽しむ場でもあり、最初にポットでお茶が出てきました。(無料だったと思います)
あったかいジャスミンティーでした。


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カオマンゲーン+目玉焼き(ข้าวมันแกง ไข่ดาว:40THB)

今回、目玉焼きをつけましたが、卵なしだと30バーツ(約105円)ですよ、安い。
でも、目玉焼きをつけて良かったです。
というのも、南部料理ということもありかなりパンチの効いた辛さがあるので、卵と混ぜることで少しマイルドになりました。

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カオマンゲーンの隣にある赤い飲み物は、ナムデーンソーダ(นำ้แดงโซดา:40THB)です。
私、生まれて初めてこのかき氷シロップみたいなナムデーンを自ら注文したかもしれません。

この時はなぜか景気づけに赤い飲み物を飲んでみたいと思ってしまったんですよね、いまだに謎です。
(というか、メインの料理とドリンクが同じ値段って・・・)


そして、デザート代わりのローティーがやってきました。


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ローティー・マプラーオ・オーン(โรตีมะพร้าวอ่อน:35THB)

ヤングココナッツのローティーです。
柔らかなココナッツがもっちもちで、とても美味しかったです。

激甘のコンデンスミルクも、疲労回復に消費されてカロリーゼロになるから、気にしない、気にしない。(笑)


<レストラン情報>
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バン・バーウ
บังบ่าว นครบวร
所在地:ถ. ราชดำเนิน ตำบล ท่าวัง อำเภอเมืองนครศรีธรรมราช นครศรีธรรมราช 80000
    Rachadamnoen Rd., Tambon Tha Wang, Mueang Nakhon Si Thammarat District, Nakhon Si Thammarat 80000
TEL:095-436-8343
時間:08:00-20:00
定休日:水曜日
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チェックイン(The Plug Hotel)

13時。
この日予約していた「ザ・プラグ・ホテル」(The Plug Hotel)にチェックインしに行きました。

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しかし、部屋の準備がまだ整っていないらしく、14時まで待ってほしいとのこと。
少し早すぎましたかね。

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ということで、ホテルに併設しているカフェでお茶をして時間を潰すことにしました。
(喉は全く渇いていませんでしたが、この時はあまり動き回りたくなかったのです)

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バタフライピーとライチのジュース。
充電やスケジュールチェックなどをしながら小一時間、休憩です。

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14時になったので、改めてチェックイン。

待ったわりには、予約していたダブルベッドの部屋がまだ空かないのでシングルベッドのツイン部屋でもいいかと聞かれて、なんだかなと思いつつ、結局『まあ別にいいっか』と承諾しました。(これ以上待ちたくなかった。笑)

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チェックイン時に、翌朝の朝ごはんの希望を聞かれました。

以下、7つのメニューから選びます。

目玉焼き、ハム、ソーセージ(アメリカンブレックファスト)
カイガタ(タイ風目玉焼き朝食)
ミースア(豚ひき肉入り細麺)
カオヤム(南部の野菜和えご飯)
カオムーグロープ(クリスピーポークご飯)
カオトム(鶏ひき肉入りお粥)

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私は、とりあえず食べたことのない、かつ、見た目が映える(笑)カオヤムにしてみました。


部屋はシンプルな作りですが、清潔で快適でした。
ホテル名がプラグというだけあって、充電プラグやコンセントなどの配置はよく考えられており、困ることはありませんでした。

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agoda で The Plug Hotel を検索する


<ホテル情報>
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ザ プラグ ホテル
The Plug hotel @ i-Biz Avenue
所在地:245/1-4 ถ.พัฒนาการคูขวาง ต.ในเมือง ในเมือง เมือง นครศรีธรรมราช 80000
    245/1-4 Phatthanakan Khukwang Rd., Mueang Nakhon Si Thammarat District, Nakhon Si Thammarat 80000
TEL:061-623-6555
URL:http://www.theplughotel.com
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サトー豆で満腹(クルア・ナーイ・ナン)

この日の夕飯に出かけたのは、ホテルの近くにあるレストラン。
クルア・ナーイ・ナン」という比較的大きな南部料理のレストランで、客席の一角で影絵の上映も行われるとか。
(ちょっと観光レストランみたいなのかな?)

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私が行ったのは19時過ぎで、店内はわりと賑わっていました。
大型店舗なので、どちらかというとグループが多かったです。
(ひとりで来ている客はたぶん私1人)

こういう店って悪くないんですけど、やっぱり1人だとちょっと寂しくなりますね。

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南部料理の食材として有名なサトー豆というのがあるのですが、サトー豆は独特の匂いがするそうで、タイ人でも敬遠する人がいます。
(下の写真はキリウォン村の朝市で撮ったもので、真ん中の大きな豆がサトー豆です)

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「匂いがするそうで」と書いたのは、私的に、食べている時にはそれほどこの豆自体が臭いとか気になったことはないんからなんです。
ただ、サトー豆を食べた翌朝のトイレではこの豆の本気を思い知ることになります。(笑)


『せっかくの南部旅行だからサトー豆料理を堪能してみよう』と注文したのは、ナムプリック・クンソット(エビ入り辛味ディップ)とサトー・パオ(焼きサトー豆)でした。


ナムプリックは、生野菜にディップしたりして普段から比較的よく食べる一品です。
(地方によって、家庭によって、色んな種類のナムプリックがあります)

サトー豆は、今まで炒め物に入ったものしか食べたことがなかったので、シンプルに焼いたものに興味津々。
私の頭の中では、完全にそら豆のイメージが出来上がっていました。

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ナムプリック・クンソットとサトー・パオ(น้ำพริกกุ้งสด สะตอเผา:150THB)


でも、当然ながら、そら豆とは違ったわけです。

しかも、こんなにたくさん出てくると思わず、少し動揺しました。
写真の角度でそんなにたくさんあるようには見えないかも知れませんが、実際は30個くらいのサトー豆が盛られていたんです。

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最初の数粒はまだよかったんですが、さすがに1人で30個はきつかったです。
それでも完食した自分をほめてあげたい。

口の中に青臭さが充満しました。





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ゲーンソム・プラーガポン(แกงส้มปลากะพง:180THB)

ゲーンソムは私の好きな料理で、ここのレストランのも普通に美味しかったのですが、何せこれもまた2〜3人分の量で、大きな魚の切り身がゴロゴロ入っているわで、最後は正直言って『もういい。。。』という気持ちになってしまいました。

もちろん、これは店のせいではありません。
こういうグループ向けの大型店に1人で行った私が悪いのです。


ということで、クルア・ナーイ・ナンには数人で行かれることをお勧めします。

 


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店の一角で上演されていた影絵芝居。
コロナ禍でお客さんは地元の人がほとんどだからなのか、誰も観ていませんでした。(笑)


<レストラン情報>
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クルア ナーイ ナン
ครัวนายหนัง
Krua Nai Nang
所在地:175/2 ถ. พัฒนาการคูขวาง ตำบล ในเมือง อำเภอเมืองนครศรีธรรมราช นครศรีธรรมราช 80000
    175/2 Phatthanakan Khukwang Rd, Tambon Nai Mueang, Mueang Nakhon Si Thammarat District, Nakhon Si Thammarat 80000
TEL:081-893-5625
時間:10:00-00:00
URL:Facebook
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カオヤムの朝食(なぜかお粥付き)

翌朝、ホテルで朝ごはんです。
4階の屋上レストランでいただきました。

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厨房の方に部屋番号を告げると、チェックイン時に注文していた料理を作り始めてくれました。

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なかなか素敵な屋上です。
明るくて開放感があっていいですね。

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飲み物はセルフで。

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しばらくすると、カオヤムがやってきました。
たぶんカオヤムというものを食べるのは初めてなんですが、まさかホテルの朝食でいただけるとは思っていませんでした。

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なかなか可愛らしい見栄えですね。
バタフライピー(蝶豆/อัญชัน)で色付けされた青紫のご飯が特徴的です。
それに長豆、もやし、にんじん、ピーナッツ、エビのでんぶ、レモングラス、コブミカンの葉などの野菜やハーブを混ぜて、特製のナンプラー(ナムブードゥー)をかけて食べます。


朝からヘルシーに美味しくいただきました。

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なんですが、
このカオヤムと一緒に、なぜかカオトム(お粥)も持ってきてくれたんですよね。

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私が大人2人で部屋を予約していたからなのか、それとも私がカオヤムだけでは足りない人に見られたのか。。。


食べましたけど。(笑)
美味しかったんですもん。


朝食をしっかりいただいた後は、身支度をしてお隣の県「パッタルン」へと向かいます。
初めてのパッタルン県、楽しみです。




ではまた。