今日は、ナーン県から隣のプレー県へロットゥー(ミニバン)で移動です。
朝のカオノーイ山からの景色とワット・プーミンの壁画を見納めて、ナーン県を離れました。
プレー県では、またバイクを借りてあちこち回ります。
朝のワット・プラタート・カオノーイ
午前5時。
どうするか迷いつつも、ベッドから抜け出してシャワーを浴びました。
天気が良くないことはわかっていたのですが、朝のカオノーイ山からの景色を見ておきたかったのです。
この2日で、ワット・プラタート・カオノーイは、3回目の訪問です。
まだ暗い中をバイクを走らせて山の展望台まで行くと、既に三脚を構えたカメラマンさんが数人おられました。
台風の影響で雲が多く、はっきりとした朝日は拝めませんでしたが、次第に明るくなっていく空と遊行仏の背中をしばらく眺めていました。
下の動画は、昨日の夕方と今朝の様子をタイムラプスで撮影したものです。
ナーンの夕暮れと夜明け#ワットプラタートカオノーイ #ナーン県 #タイ
愛のささやきを独占
6時35分。
山を下りて朝のワット・プーミンを再訪。
この時間はさすがに観光客もおらず、誰もいない本堂内を独占してゆっくり拝観することができました。
『愛のささやき』または『ささやく人』(กระซิบรัก)の壁画もじっくり鑑賞できました。
ちなみに、YouTubeでも公開したワット・プーミン本堂の動画は、この日の朝のものです。
タイで最も有名な愛のささやき【ナーン県ワット・プーミン寺院】
ホテルで朝食
ホテルに戻って朝食をいただきます。
会場は中庭の先にあります。
こじんまりとしたビュッフェスタイルですが、タイ料理がとても美味しかったです。
豚肉のパネーン(タイカレー)やカイチアオ(卵焼き)、野菜のオイスター炒め、春雨炒め、ネームのヤム(タイソーセージの和え物)など、どれも驚くほど美味しかったんです。
もちろん、目玉焼き、ソーセージ、ハム、トーストといった一般的な朝食も用意されていますが、ここではぜひタイ料理をお楽しみいただきたいです。
バナナの皮に包まれたもち米のデザートも美味しかったし、フルーツにラムヤイ(リュウガン:竜眼)が置いてあったのもポイント高かったです。
ナーンのバスターミナルへ
9時前にホテルをチェックアウトして、バイクを返しに行きます。
昨日は空港までバイクを配車してもらいましたが、今日はバスターミナルから車移動なので、ショップまで返却に行きました。
ガソリンは満タンにしてあります。
ちなみに、市内しか走ってないので、たったの30バーツ(約100円)でした。
パスポートはその場で返却してもらったのですが、デポジットの1,000バーツは、その時たまたま経理担当が不在とのことで、後ほど銀行に振り込んでもらうことになりました。(LINEで銀行口座を知らせたら、1時間以内に振り込んでくれていました)
そして、そのままバスターミナルまでバイクで送ってくれました。
最後までなかなか気持ちいいサービスをしてくれるレンタルバイク屋さんでした。
9時過ぎにバスターミナルについて、5番窓口でプレー行きのロットゥーのチケットを購入(94バーツ)し、乗り込みました。
9時半ちょうどに発車しましたが、この時の乗客は7名。
このうちチケットを購入していたのは2人のみ。あとの5人は車内で直接支払っていました。(このあたりのシステムはいつも謎。笑)
それから30分ほどでウィアンサーバスターミナルに到着し、そこからさらに4人ほど乗り込んできてほぼ満席に。
プレー到着
11時35分。プレーのバスターミナル到着。
ナーン県からプレー県までは約2時間でした。
ソンテウにも声をかけられましたが、荷物はバックパックだけだったので、ターミナルの端にいたバイクタクシーに乗ってホテルまで向かいました。(40バーツ)
今回宿泊した「タリス・アート・ホテル(TARIS ART HOTEL)」は、agodaで2泊分予約していたんですが、最終日のレイトチェックアウトができないかと聞いてみたら、1泊の宿泊料の半額(400バーツ)でOKしてくれました。
バンコクへ帰る深夜バスの発車時刻が20時30分なので、結局、19時までホテルの部屋を使わせてもらうことにしました。
もちろん、部屋の空き状況にもよると思いますが、レイトチェックアウトを希望の場合は、直接ホテルに問い合わせてみるといいと思います。
昔からある古いホテルだったようですが、リノベーションして新しい雰囲気のホテルになっています。
旧市街の屋台街にも近くて便利なロケーションだし、部屋もそれなりにきれいにしてあるので、そこそこコスパの良いホテルだと思います。
タリスアートホテルを検索
バイクをレンタル
バイクを借りるために、あらかじめ調べていたレンタルバイクの店「Be Bike」に電話してみます。
ホテルまでの無料配車サービスはあるが、ちょうど昼休みで1人しかいないので、13時頃にバイクを届けにくるとのこと。
それで、そのまま部屋で待っていましたが、よく考えたら大した距離でもないので、店まで歩いて行くことにしました。
ショップに着いたちょうどその時に、携帯に着信が・・・。
「今、ホテルに着きましたよ」
ご、ごめんなさい!!
ちょうど入れ違いだったようです。
結局、ショップまでバイクを戻してもらってレンタル契約しました。
デポジットは、1,000バーツ。
ガソリンはレギュラー満タン貸しの満タン返し。
パスポートはその場でスマホ撮影した後、原本は返してくれました。
2日間のバイクレンタル料500バーツ(AT車)とデポジットで、合計1,500バーツを支払います。
この日、13時30分から借りましたが、2日後の返却時間は、特別に15時にホテルで返却ということで、おまけしてもらいました。
手続きの最中、オフィスの他のスタッフの方とも世間話をして打ち解けたのが、功を奏しました。
世間話のついでに、お勧めのカオソーイの店なども教えてもらいました。
<店舗情報>
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Be Bike
BIKE & CAR FOR RENT
รถเช่าแพร่ บี ไบค์
所在地:80, 82 ถนน ยันตรกิจโกศล ตำบล ในเวียง เมือง, แพร่ 54000
80, 82 Yantrakit Kosol Rd, Nai Wiang, Mueang, Phrae 54000
TEL:086-421-6498
Facebook:https://www.facebook.com/Phraebebike/
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地元民おすすめのカオソーイ
バイクを無事に借りた後は、遅めのランチに向かうことに。
レンタルバイクショップの事務の方2人がお勧めしてくれた「バーン・クラーン・ウィアン」(บ้านกลางเวียง)という店に行ってみます。
旧市街の南側にある小さなお店です。
昼時を過ぎたこの日は、もうチキンのカオソーイしかないとのことだったので、迷う必要もなくカオソーイ・ガイを注文。
私、どうやら付け合わせの発酵野菜やマナオを無意識の内にチェックしてしまうようで、この時も、「ここのマナオは大きくて皮がコブみかん(マクルット)みたいだなあ」という感想を頭に浮かべてました。
やってきました。
早速、実食!
サラサラ系のスープですが、かなりスパイシーです。
タイ人がおすすめするのが頷けます。
汗をかきながら完食しました。
チキンは大きくて柔らかく、美味しかったです。
<店舗情報>
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カオソーイ・バーンクラーンウィアン
ร้านข้าวซอย บ้านกลางเวียง
Khao Soi Ban Klang Wiang
所在地:5 ถนน วิชัยราชา ตำบล ในเวียง เมือง, แพร่ 54000
5 Wichai Racha Rd, Nai Wiang, Mueang Phrae District, Phrae 54000
TEL:083-763-7309
営業時間:10:00-14:00
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お屋敷ふたつ
カオソーイを食べた後は、店の斜め向かい側にあるお屋敷、「クム・ウィチャイラーチャー(คุ้มวิชัยราชา)」を外から見学しました。
この地方の特徴でしょうか、高床式の木造建築で、屋根下の彫刻が美しいです。
ここも、クム(คุ้ม)という言葉が付いていることから、有力者・貴族の「御殿・お屋敷」だったということが分かりますね。
続いて、そこから数分の場所にある、もうひとつのお屋敷「クム・チャオルアン(คุ้มเจ้าหลวง)」へ向かいました。
ここは中も見学可能なので入ってみようかと思いましたが、ふと天気のことが気になって、別の場所へ行くことにしました。
実はこの時、台風11号から変わった熱帯低気圧がタイの東北部あたりまで近づいてきており、いよいよ今夜から翌日にかけて天気が下り坂になるとの予報だったので、まだ天気がもっている今のうちに、行きたい候補の上位に入っていた秘境の村と山間の寺院方面へ行ってみることにしたんです。
最悪、プレーの町なかにある屋内スポットは、雨でも見学可能ですから。
というわけで、この後、プレー郊外の山村に向かってバイクを走らせたんですが、続きは次回に。
ではまた。