格安航空会社LCCのピーチ(PEACH)でバンコクから沖縄弾丸旅行。
前回は、那覇空港のLCCターミナルが移転していて、ずいぶん便利になったという話を書きました。
今回は、実際に私たちが現地1泊2日でまわったスポット紹介の第一弾、初日の午後までの足取りをお伝えしたいと思います。
こんな記事、興味をお持ちになる方がいらっしゃるかどうか、甚だ疑問ですが、とりあえず、土日の弾丸旅行でもこれだけ行けるということが伝わればと思います。
ちなみに、今回はバンコク発沖縄行き弾丸旅行の4回目なので、メジャーな観光地ではない場所もいくつかありますが、ご了承ください。
ひめゆりの塔
私が説明するまでもなく、みなさん、歴史の授業や戦争・平和に関する番組などで必ず目にしたり聞いたりしたことのある名前だと思います。
私自身、これまで何度かの沖縄旅行の際に、いつも頭の隅には浮かんだものの、訪れていなかった場所でした。
ですが今回、やはりこのひめゆりの塔には一度訪れておきたいという気持ちがおこり、訪問することにしました。
空港からほど近いレンタカー会社で車を借りて、最初に向かいました。
太平洋戦争当時、沖縄陸軍病院第三外科の壕があった場所に立つ慰霊碑。
私の頭の中では岸壁にあるようなイメージが出来上がっていたのですが、実際には海岸沿いにあるわけではなく、何かの記憶と混同していたようです。
恥ずかしながら、いい加減なものです。
この外科壕および周辺では、沖縄戦終盤、負傷したたくさんの軍人や爆撃・手榴弾攻撃を受けた医療従事者、女子生徒(学徒隊)たちが亡くなっています。
慰霊塔に献花して合掌した後、奥にある「ひめゆり平和祈念資料館」を見学しました。
壁のパネルや棚の資料に目を通し、語り部の方たちの証言映像などを視聴します。
私の乏しい語彙力で恐縮ですが、一歩外へ出たら待ち構えているであろう死への恐怖や、二度と家族の顔を見ることはできないかも知れないという不安や哀しみ、負傷した友人を置き去りにして先に進まなければならなかった苦悩、糞尿や血が混ざった臭い水たまりの水を飲まずにはいられなかった渇き・・・。そういった当時の悲惨な現実と今自分が置かれている世界との乖離。
そして、理解が追い付かないくらい平和ボケしている私。
気づけば、かなりの時間をこの資料館で費やしていました。一緒にいたタイ友にとっては退屈な時間だったかもしれませんが、嫌な顔もせずにずっと付き合ってくれました。感謝です。
三種入り沖縄そば
ひめゆりの塔の参拝と平和祈念資料館の見学で、にわかながらもいろんなことを考えさせられ、しばらくしんみりしていた私でしたが、昼ごはんの時間になったので、とりあえず土産物屋の食堂に入りました。
食欲はそれほどなかったのですが、お茶うけに出された宣伝用(?)の佃煮を口にした途端、急にお腹がすきだしました。
良く考えたら昨夜から何も食べてないので当然とはいえ、人間ってそういうもんだなと、あきれながらも妙に感心してしましました。
そして注文したのが、全部乗せ的な沖縄そばって、我ながら、なんだかな・・・。
味は、普通でした。
免税価格でショッピング
食欲を満たしたら、次は物欲です。
どんどん現実の欲にまみれていきます。
先ずは、那覇市内にあるショッピングモールに寄りました。
無印良品週間
そうなんです。
私が沖縄訪問している時期が、ちょうど無印良品週間と重なり、商品10パーセント割引だったんですね。
これを逃す手はありません。
いや、バンコクにも無印あるんですけど、やっぱり多少割高だし、日本での1割引は魅力なわけです。
ただ、あいにくこの店にはお目当ての商品がなかったので、小物やバス用品を少しだけ買いました。
今回はそもそも合計金額が5,000円にも満たなかったのですが、外国人や一時帰国の海外在住者対象の免税措置が、無印良品週間の割引と併用できるのかを、店員さんに聞くだけ聞こうと思っていたのに、すっかり忘れていました。
もし、10パーセント割引の上に、消費税まで不要となれば、かなりお得ですよね?
どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
免税でスニーカー購入
無印良品のあるショッピングセンターを後にして、次に向かったのが、スポーツ用品店の「スーパースポーツゼビオ」
ここは、次の目的地の手前だったので寄ってみたんですが、運よくお目当てのスニーカーが見つかり、免税価格で購入できました。
外国人じゃなくても免税で買える
海外在住の人は、一時帰国時の買い物で条件を満たせば、外国人観光客と同じように、免税で買い物ができるんですね。
その条件の詳細は、観光庁のサイトや、他の方が詳しく説明されているブログなどをご覧いただくことにして、簡単にざっくり言うと、
- 外国で勤務している人
- 2年以上外国に滞在する予定で出国して外国に住んでいる人
- 日本を出国してから2年以上外国に滞在している人
上記のいずれかの人(同居している家族も含む)が、
180日以内の一時帰国時に、
免税販売の許可を得た同一店舗で、
5,000円以上の買い物をする場合に、
パスポートと入国スタンプを提示することで、
消費税を免除した価格で購入できるというものです。
※自動化ゲートを通った人は、そのままだとパスポートに入国スタンプが押されないので、免税で買い物をする予定のある場合は、自動ゲートを通過後に職員から入国スタンプを押してもらうのを忘れないようにしましょう。
さて。ショッピングセンターと大型スポーツ用品店で買い物のはしごをしても、まだ初日の午後。
これから夕方にかけてまだ観光は続きますが、今日はこのへんで。
ではまた。