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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコクでパキスタン料理を食す【KHAN RESTAURANT】

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週末、タイ人版「GoTo」にあやかって、2回目のロイヤルオーキッドシェラトンホテルでリバーサイド・ステイケーションを楽しんできたまなおです。
普段は泊らない(泊まれない)ジュニアスイートの部屋にクラブラウンジ、朝食、24時間滞在付きの超破格なタイ人向けプランに便乗させてもらいました。

南国ムードあふれるプールサイドを優雅に闊歩する孔雀に『ここは地上の楽園か?』と目が釘付けになったりと、バンコクに居ながらにして非日常を味わえたのもタイ友のおかげ、感謝です。(聞いたら孔雀は隣の大使館の子たちらしいのですが…)


さて。
今日は、そんなステイケーションの翌日に訪れたパキスタン料理のレストランを紹介します。
チャルンクルン通りからマハーセート通りに抜ける路地にある小さな店で、注文したものはどれも美味しかったです。

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パキスタン料理レストラン【KHAN】

今回、タイ人の友人の提案で初めてパキスタンレストランに行ってみました。
インド料理はわりと食べる機会がありますが、正直、パキスタン料理とはどんなものなのかよくわかっておらず、事前知識のないまま向かいました。

場所は、バンコク中央郵便局の近く、チャルンクルン通り(ถนนเจริญกรุง)とマハーセート通り(ถนนมหาเศรษฐ์)の間にあるソイ・チャルンクルン45通り沿いにあります。

車で向かう場合は、高速道路へ上がる少し手前でクランクっぽい細い路地を入って行くので、最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、Googleマップやナビに従って慌てずに向かいましょう。
ちなみに、店の前あたりに路上駐車となります。

BTSで向かう場合の最寄はスラサック駅またはサパーンタクシン駅で、徒歩だといずれも駅から約15分程度です。

駅からタクシー利用の場合は、サパーンタクシン駅からのほうがいいかも知れません。




お店の外観はこんな感じです。

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メニュー

店に到着したの14時半という中途半端な時間帯だったのもあり、店内には私たち4人以外には1組のカップルがいるだけでしたが、しばらくするとにわかに客が増えだして、15時過ぎにはほぼ満席になっていました。
(なにげに人気店だったりする?)

客層は、6割が南アジアまたは中東系、4割がタイ人と言う感じ。
あ、日本人はおそらく私1人でした。


メニューをパラパラめくってみます。
インド料理レストランでも見かける料理名がちらほら。
両者の明確な違いがなかったり、地域的にも当然かぶっている料理があったりするのでしょうね。

というか、この店の看板をよく見ると「PAKISTANI INDIAN ARABIC」と書いてありましたし。
だた、ハラルマークがあったので、少なくともイスラム系の食材と調理法ということは間違いなさそうです。

 


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※ほんの一部です


お恥ずかしながら、私たち全員、パキスタン料理の代表的な料理が何なのかということさえも知らなかったので、もうあまり深く考えずに適当にそれぞれが気になるものを注文することにしました。

価格的にはそれほど高くはなく、あれこれ注文して数人でシェアするには良さそうです。


実食

しばらくして注文したものが次々と運ばれてきました。
私がパキスタン料理とはなんぞや的なにわか知識を書いても仕方がないので(というか書けない)、注文した写真をメインに載せておきます。



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フムスのセット(Hummus Set:150THB)


これは中東系というのはわかったので注文。
見た目ほどしつこくなく、ヒヨコマメのうま味が濃縮されつつさっぱりしており美味しかったです。
もうひとセット追加しようと思ったくらいです。おすすめ。

 

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牛肉のサモサ(Beef Samosa:90THB)


サモサがインドなのかパキスタンなのかはさておき、友人が何かのレビューを見てここのサモサはおすすめらしいと言うので注文した1品。

私の中でサモサはジャガイモががっつり入ってモサモサしたイメージだったのですが、これは香辛料が効いた肉肉しい中身で、評判通り美味しかったです。
皮はパリパリで中身はジューシー。

サモサにもいろんな種類があるのを知りました。
4個入りで90バーツは良心的な価格かと。

 

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骨付きマトンのBBQ(Mutton Chop BBQ:200THB)

マトンは独特の臭みが気になる人もいるかも知れませんが、香辛料たっぷりのBBQは意外と抵抗なく食べられました。
私の中で、だんだんパキスタン料理っぽさが広がっていきました。(笑)


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マトンのカラヒ(Mutton Karahi:400THB)

これは今回注文した中でも値が張る1品でしたが、値段だけの価値はありました。
美味しかったです
熱々の鉄鍋にグツグツいわせながらサーブされました。

マトンが柔らかくてジューシー。
スパイスの効いた濃厚なシチューのようで、ガーリックナン(Garlic Naan:50THB)にのっけて食べるとこれまた美味しかったです。

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後から知りましたが、カラヒというのはこの鉄鍋のことらしく、このカレーのようなシチューのようなものはパキスタンの代表的な料理のひとつのようです。

 

以上が、最初に4人で注文した内容です。

みんなどれも美味しかったので、最初は『ホテルの朝食がっつり食べたからあまりお腹空いてないよね~』なんて言っていた我々でしたが、がぜん食欲が増してきました。

それで、誰ともなく追加で注文することに。

 

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ほうれん草チキン(Chicken Palak:160THB)

これ、私が注文したんですが、美味しかったです。
ほうれん草のピリ辛ソースに柔らかいチキンがうまく絡んでパクパクいけました。
最後はソースだけすくって食べてました。



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マトンのコルマ(Mutton Korma:180THB)

友人が注文したこの料理が運ばれてきたとき、内心『またマトンでカラヒと見た目もかぶってるじゃん』と思ったんですが、食べ比べをしてみると微妙に違いました。

コルマの方が若干スープっぽくてカラヒより酸味がありました。トマトの量かなあ。

カラヒもコルマも甲乙つけがたかったですが、私は濃厚なカラヒ、友人の1人はコルマが好みだと言っていました。

 

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チキンティッカ(Chicken Tikka:100THB)

チキンもかぶってますが、まあ、豚肉はないし、無難な食材ということで。
ティッカって、インド料理のイメージありますね。
インド料理レストランでたまに食べます。

写真ではちょっとパサついた感じに見えるかもしれませんが、すごく柔らかかったです。
やっぱりヨーグルトに漬け込むからなんですかね。


注文したものどれも美味しくて、感激しました。
頼みすぎた感ある量でしたが、結局、4人でペロッと完食!

 

店舗情報

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カーン・レストラン
KHAN RESTAURANT
所在地:62/2 ซอย เจริญกรุง 45 แขวง สี่พระยา เขตบางรัก กรุงเทพมหานคร 10500
    62/2 Soi Charoen Krung 45, Khwaeng Si Phraya, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500
TEL:02-235-1211
時間:09:30-23:00
駐車場:店の前に路上駐車

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場所的にちょっと不便ですが、また食べに行きたいと思えたお店でした。

 


ではまた。