siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

パッタルン最終日。巨大なゴリラと帆船とコーピーと。

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前日は、まだ明るいうちからビールを飲み、部屋に帰って外の景色を見ていたらいつの間にか寝てしまっていました。
今日は、ナコーンシータマラート・パッタルン旅行の最終日です。
のんびり田園風景でも眺めながら帰ることにします。


これまでの様子はこちらでも書いています。
よかったらご覧ください。

www.manao.life

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朝ご飯

5時50分起床。
夜明けの湖をボケーっと眺めていました。

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少し波が高く、雲の多い空でしたが、湖畔の宿ならではの大きな景色を堪能できました。

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8時。
朝ご飯を食べに表へ出ると、料理が並べてあるデッキの前でスタッフの女性2人が上を眺めています。
何事かと思って近づくと、ニコニコして木の枝の方を指さします。
視線を上げてみると、毛並みのいいサルが1匹。


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「あんた、最近見かけなかったけど、どこ行ってきたのよ!」

なんて声をかけていたので、わりと常連のおさるさんなんでしょう。


スタッフの1人が私にみかんを渡してきて、「サルにあげてみたら?」と促します。
言われるままにみかんを差し出すと、手を伸ばしてきてむんずと奪い取っていったので、おもわず「ふぁっ!」と変な声がもれました。(笑)


その後もスタッフは食パンやらなんやらを与えていたので、『あんまり餌をあげすぎると肥満になるんじゃ?』と少しだけ心配になりました。
(数年前、タイの観光地で肥満のサルが問題になったことがありました)


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それはさておき。
肝心の私の朝食はというと、この宿も南部の家庭料理的なメニューがメインで、品数はそれほど多くはありませんが必要十分、どれも美味しかったです。


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南部カレーをかけたカノムチーンに、魚卵やじゃこを乗っけたお粥。
最高ですね。

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そして、またもやちまきのようなもち米デザートを2つも食べてしまいました。

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チェックアウト

朝食を食べた後は、再び部屋で景色を見ながらまったりと過ごし、11時過ぎにチェックアウトしました。

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パークプラ集落は本当にのんびりとした風景が広がっています。

庭に蓮池と牛のいるお宅、素敵です。

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こちらの田んぼでは、案山子(かかし)が風に揺れていました。

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田舎道をしばらく行くと、パークプラ運河にかかる「ター・サンパオ橋」(สะพานท่าสำเภา)に出ました。
初日に渡った河口の橋とはまた違う雰囲気で、遠くに見える独特な形の山々が印象的です。

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この辺りの地名が「ター・サンパオ」(=中国帆船の船着き場)ということは、昔は中国との交易が盛んだったのかも知れませんね。

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巨大船とキングコング?(サンパオタイ)

ター・サンパオ橋を後にして向かったのは、「サンパオ・タイ」(สำเภาไทย)という、ちょっとしたテーマパークのような施設です。

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ニワトリやヤギが飼育されている小路を通って園内に入りました。
(入園料は大人20バーツ/子供10バーツ)

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正面には田園風景が広がり、その中に現れる巨大なゴリラと帆船(ジャンク船)。

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木造のデッキ橋で1周ぐるっと歩けるようになっています。

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天気が良ければもっと印象も違ったのでしょうが、雲の多い薄暗い空、かつ、人もいなくて荒涼感が漂っていたので、サクッと一回りして見学は終了にしました。


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この水牛はちょっと怖い・・・。


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ここにもゴリラ。

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ここにも。。。

なにかゴリラ伝説でもあるんですかね?(いや、タイだし・・・)


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本当は、ここでお茶でもしようと思っていたのですが、売店やカフェっぽいところにスタッフさえいなかったこともあり、そのまま出口に向かいました。


これもきっとコロナ禍と天気のせいですね。

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あ、結局、なぜゴリラ推しなのかはわかりませんでした。


ナコーンシータマラート空港へ

サンパオ・タイを後にしたら、パッタルンの中心部に向かいます。

レンタルバイクを返して、おじさんの車でバスターミナルまで送ってもらいました。
(送迎代50バーツは最初に支払い済)

パッタルンのバスターミナルでは、ロットゥーも先払いでチケットを買いました。
(行きのナコーンシータマラートからパッタルンは、下車時に直接ドライバーさんに支払いでした)

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パッタルンとナコーンシータマラート間のロットゥーは比較的頻繁に出ているのはいいのですが、途中の昇降が多いので、時間は多少かかります。
この日も、結局、2時間20分くらいかかりました。

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ナコーンシータマラートのバスターミナルに着いたのが、15時40分。
空港行のミニバスの出発が16時なので、あらかじめ余裕をもってパッタルンを出発しておいて正解でした。
次のロットゥーなら、車内でひやひやしていたところでした。

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16時10分にミニバスが到着です。
(この日は時間変更で16時から16時10分発になっていました)

ミニバスと言っても、バスターミナルから空港へ向かう7番ルートは、マイクロバスではなく普通のバンタイプのロットゥー仕様のようです。



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車内には一応充電用のUSBポートもあってなかなか便利です。
(といっても、空港までせいぜい30分程度ですが)



16時40分。無事に空港到着です。





心残りだったコーピー!

実は、今回の旅行で心残りだったことがあるのです。
それは、ナコーンシータマラートの老舗コーヒーショップ「コーピー」(โกปี๊)に行けなかったことです。

コーヒーはほとんど飲まないのですが、「ナコーンシータマラートのカフェと言えば、コーピー」みたいな話も見聞きしていたので、一度はその歴史あるコーヒーショップを訪れてみたいなと思いつつ、時間がなくて行けてなかったんです。

いや、もしかしたら「コーピー」というその響きにしびれていただけかもしれません。
コーピー。。。



ところがですよ、チェックイン手続きを終えて、空港内を散策していたら、見つけてしまったんです。
コーピー!


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空港にも支店があったんですね。(わりとあちこち支店があるよう)


これ幸いと、軽くお茶することにしました。
コーヒーではなく、タイティーでしたが。

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そして、小さなサラパオ(中華まん)2つ。


さすがに庶民と共に歩んできた老舗、空港店でも良心的な価格でした。
(タイティー40バーツ、サラパオは1つ20バーツ)


最後の最後でコーピーでお茶できて良かったです。

 


ナコーンシータマラート空港は本当にこじんまりした空港なので、手荷物検査から搭乗までもあっという間でした。

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沖止めの機体に歩いて向かいます。
着席したと思ったら、予定時間より早めに飛び立ちました。

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6日間のタイ南部旅行でしたが、振り返ってみると、本当にあっという間の楽しい毎日でした。

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タイ全県制覇計画(ナコーンシータマラート県&パッタルン県追加)

ぼちぼち続けている「タイ全土1都76県制覇を成し遂げよう!計画」ですが、今回の南部旅行で2県が追加されました。

ナコーンシータマラートが64県目、パッタルンが65県目です。
パチパチパチ〜!


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これで1都76県中、1都65県制覇。
残るは11県です。


どちらの県も自然と文化の豊かな県で、すごく気に入りました。
近い将来、また必ず訪れると心に決めて、帰途についたのでした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。



ではまた。