ほおずき(ホオズキ、鬼灯)って、なんとなく懐かしい響きです。
私の中では、縁日とかお寺の植木市とか、お仏壇のお供えとか、「中身をくりぬいて口の中でキューキュー鳴らしてみな」って親戚のおじいさんから言われてやってみたけどいまいち何が楽しいのかよくわからなかった思い出くらいしかないんですが、食用のものがあるんですね。
フルーツホオズキとかブドウホウズキ、トマトベリー、インカベリー、ゴールデンベリーとか呼ばれているそうで。
調べたら、最近はけっこうメジャーになっているらしく。
知りませんでした。
私は、先月、チャオプラヤー川沿いの某ホテルビュッフェに行った時に、ケーキの上に乗っかっていたのを初めて食べて知りました。
そして先日、ヤワラート(バンコクの中華街)に行った時、路上で売っていたのを目にしました。(『เคพกูสเบอร์รี่』Cape Gooseberry)
一袋100バーツ。これが安いのか高いのかはわかりませんが(観光客がひしめくメインストリートで買ったので、安くはない気がします)、おばちゃんが「甘いよ~」と言ってたので、試しに買ってみることにしました。
おばちゃんによると、チェンライ産で、この時期だけの季節ものだとのことでした。
家に帰ってさっそく食べてみました。
ほんのり酸っぱくて甘かったです。
ビタミンやカロテン、鉄分も豊富で、美容と健康にいい、一種のスーパーフードみたいです。
なんでも、イノシトールという栄養分は、肝臓にもよく、アンチエイジング効果、脂肪の蓄積を防ぐ効果もあり!らしく、一気に10個くらい食べてしまいました。(笑)
1日2日食べたくらいで効果がでるわけもないでしょうが、季節ものなので、また見かけたら買ってみてもいいかなと思った次第です。
ではまた。