ナコンサワンのブンボーラペット水族館でワニショーを見た土曜日の午後。
天気はまだすぐれないので、国立公園の滝はきっぱりとあきらめ、スパンブリー方面を目指すことにしました。
何食べても美味しかった「ロットニヨム」
水族館を後にして、スパンブリーへ向かってドライブ。
この日、ホテルの朝食をしっかり食べていたので特にランチは食べなかったんですが、午後4時前になるとさすがにお腹が空いてきました。
その時点で、まだチャイナート県を走行中。
この辺りで遅いランチというか早めの夕飯を食べることにしました。
Googleマップで付近を検索し、ピンときたレストランに向かいます。
「ロットニヨム」(รสนิยม)という店なんですが、バンコクにあるロットニヨム(ロッサニヨム)とは特に関係のないレストランのようです。
この店に決めたのは、レビュー評価がそこそこ良くて、小さな運河沿いに位置していたからです。
もっとも、実際のお店は運河(用水路?)から少し離れていたので、想像していた水辺のレストランというわけではありませんでしたが、問題なしです。
この「เปิด (open)」と書かれた工事現場のような赤い看板!(^^;)
確かに通り過ぎてしまうような立地と外観なので、これくらいしないといけないのかも…。
雨の降る中途半端な時間帯ということもあって、客は私たちだけでした。
地方のこぎれいなレストランという雰囲気で、シンプルながらも明るくて清潔な店内でした。
メニューは幅広く、豊富にありました。
しかも、そこそこリーズナブルです。(バンコクと比べてはいけないんでしょうが)
この店はステーキ(ポークやチキン、フィッシュ)が看板メニューらしく、ピザなんかもありましたが、この日はタイ料理の口だったので、タイ料理をメインに数点注文しました。
驚いたのは、どの料理もとても美味しかったことです。
タイ友リクエストのサーモンのヤム(ยำแซลมอน 150THB)は意に反してまったく生臭さがなかったし、トムヤムクンも濃厚でクリーミーな味でした。
また、ハーブたっぷりの揚げ魚(พล่าปลาสมุนไพร 220THB)は、甘さ、辛さ、酸っぱさが絶妙な一品で、笑みがこぼれました。
あと、エビのタマリンドソースがけ(กุ้งซอสมะขาม 120THB)がまた美味しくて絶品。
このレベルでこの価格なんて、まなお感激!
場所が場所だけに、今後このレストランに食べに来る機会はあまりないかも知れませんが、もしチャイナート方面に行くことがあればぜひ寄ってみたいお店です。
<店舗情報>
----------------------------------
ロットニヨム
รสนิยม
Rot Niyom
所在地:345 ตำบล ชัยนาท อำเภอเมืองชัยนาท ชัยนาท 17000
345 Chai Nat, Mueang Chai Nat District, Chai Nat 17000
TEL:091-026-5339
時間:10:00-20:00
Facebook:https://th-th.facebook.com/steakthaifood/
----------------------------------
スパンブリーのソーンパンブリーホテル
お腹が満たされたら、一路スパンブリーに向けて出発です。
夕方にかけても雨が降ったりやんだりの天気だったので、ホテルへ直行します。
今回、予約したホテルは市内にある「ソーンパンブリーホテル」です。
日本語のホテル予約サイトでは「ソンファンブリ」と、なぜか「ファン」という表記になっていることが多いのですが、これはタイ語で「2千」を意味するソーンパン(สองพัน)ですから、ファンと言うのは違うと思います。
ちなみに、ソーンパンブリーというのは、スパンブリーの旧名でもあります。
ホテルに到着です。
昔からある地方の大型高級ホテルという趣きの建物です。
さすがに古さは否めませんが、なかなか立派なホテルです。
スパンブリーの市内ですが、中心部の屋台街やバスターミナルからは1~2キロ離れているので、どちらかというとツアー客や自家用車移動の人向きでしょうか。
もっとも、スパンブリー市内の観光スポットはそれほど多くはなく、かつ、それぞれが離れているので、どのホテルも立地的には似たり寄ったりかも…。
ソンパンブリーホテル
結局、この日は夜まで小雨が降りしきり、特にすることもなかったので、ゆっくり湯船に浸かって早めに寝ることにしました。
翌朝。
雨は止んでいました。
このホテル、朝食ビュッフェが美味しいというレビューがあったので楽しみにしていたのですが、その日は何かこのあたりでイベントがあったのか、団体客や家族連れがとても多く、そこそこ大きなレストランが満席状態。
かろうじて席につけたと思ったら、大半の料理がなくなっており、一応少しずつ補充はしているものの、まったく追いついてなかったです。
もしかしたら、コロナ禍で人員削減しているところに、たまたまイベントか何かが重なったのかも知れませんが、期待していただけにその点は残念でした。
とはいうものの、フロントをはじめスタッフの方々の対応に不満はなく、全体としてはいいホテルだと感じました。
なんて、いつもの如く中身のないレビューですが、お許しください。
その代わりに、前回の記事で書き忘れていた鯉の授乳の写真を載せておきますね。
小さな哺乳瓶にミルクが入っているんですよ!初めてみました。
鯉が吸い付くこと吸い付くこと(笑)
ブン・ボーラペット水族館の敷地内での一コマ(水族館運営ではなさそうです)
ではまた。