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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

別切り航空券でも入出国せずに国際線乗り継ぎできる?(マレーシア・クアラルンプール空港KLIA2)

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前回、エアアジアを利用して、バンコクからクアラルンプール経由でインドネシアのブロモ山に行った話を書きました。

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ドンムアン空港からマレーシアのクアラルンプール(KLIA2)までと、クアラルンプールからスラバヤ(ジュアンダ国際空港)までのチケットを別々に手配したため(別切り航空券)、中継点であるクアラルンプールで入出国せずに国際線乗り継ぎができるのかどうか不安でしたが、別切りチケットでも特に問題なく乗り継ぎできましたので、その時の流れを書いておきます。

ただ、別切り航空券で乗り継ぎする場合、多少条件等もありますので、最後まで読んでいただければ幸いです。



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KLIA2での国際線乗り継ぎ方法

ブロモ山へ旅行した際、私たちは、エアアジアの1年間乗り放題チケットを利用した関係で、バンコク・ドンムアンからクアラルンプール(往復)、クアラルンプールからスラバヤ(往復)という別々のチケットでの手配となりました。(別切り航空券

もちろん、元々バンコクから(クアラルンプール乗り継ぎの)スラバヤまでのチケットを通しで購入した場合は、バンコクドンムアン空港のチェックイン時にバンコク→クアラルンプール、クアラルンプール→スラバヤの2枚のチケットを発券してくれ、預け入れ手荷物がある場合も、バンコクからスラバヤまで問題なくスルーで運んでくれます。(スルーチェックインスルーバゲージFLY-THRUなどと呼ばれる)


では、別切りでチケットを購入した私たちはどうでしょうか?
クアラルンプールで一旦マレーシアに入国して再度チェックイン・出国という手続きを踏まなければならないのでしょうか?

行きは乗り継ぎ時間が有り余っていたので、入国してマレーシア観光もしましたが、帰りはできることなら入出国などせずに、空港内でサクッと乗り継ぎしたいのですが、はたして。。。?


結論から言うと、クアラルンプールのKLIA2(主にLCC用ターミナル)では、別切り航空券でもわざわざ入出国せずに乗り継ぎができました

ただし、以下の条件でということになりそうです。

1.事前に乗り継ぎ後のフライトもウェブチェックインしておく
2.預け入れ荷物はなく、機内持ち込み荷物のみであること

実際、クアラルンプールのKLIA2では、飛行機を降りて空港構内を歩き、「International Transfer」(国際線乗り継ぎ)の案内板に従って行くと、ガラス張りの簡単なゲートがあり、そこで係員にパスポートとプリントした乗り継ぎ便の搭乗券を見せるだけで、あっさりと通してくれました。

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『預け入れ荷物がないか?』など、質問されるかと思いましたが、何もなく、あまりにもあっさりしていて拍子抜けしたくらいです。
(逆に言うと、スルーバゲージじゃない預け入れ荷物がある人がうっかりここを通過して最終目的地へ行ってしまっても、自己責任ってことなんでしょうね)

事前ウェブチェックインに関しては、エアアジアはフライト時間のかなり前から(2週間前?)ウェブチェックインできるので、余裕を持ってチェックイン&プリントアウトしておけるので安心ですよね。
スマホのモバイル搭乗券の提示でOKかどうかは未確認
※スマホのモバイル搭乗券画面を提示するだけでも、問題なく通してもらえました。(2023年9月実証済&追記)


エアアジアのエクストラ・キャリーオン(機内持ち込み手荷物追加)は使える

上記2の「預け入れ手荷物がないこと」という条件は、LCCのほとんどの会社が機内持ち込み荷物の重量制限を7キロとしていることを考えると、長期旅行の場合や荷物の多い人にとっては厳しいかも知れません。

私も、カメラ機材などを持っていくので、7キロでは収まらないことがほとんどです。
そこで利用しているのが、エアアジアのエクストラ・キャリーオン(Xtra Carry-Onという、有料で機内持ち込み荷物を14キロまで増やせるサービスです。

AirAsia

タイ・エアアジア、有料で機内持ち込み手荷物が14kgまで可能に | アジアトラベルノート



これだと、預け入れ荷物にすることなく、ある程度の量の荷物(14kg)を機内持ち込みだけで済ませることができるのです。

今回のように、別切りの航空券でも経由地のKLIA2空港で入出国をする必要がなくなるのがありがたいし、最終目的地の空港に到着した時も荷物受け取りの時間ロスだとか、盗難・破損などの心配をすることなく、すぐに空港から出られるという利点もあります。
ただし、空港内の移動で常に荷物を持ち歩かなければならないというデメリットは当然あります。

そこは人それぞれの考え方だとは思いますが、私はエアアジアのエクストラ・キャリーオンはわりとよく使います。

ちなみに、行きのマレーシア入国が長蛇の列で入国審査まで約1時間かかったことなんかも考えたら、タイトな乗り継ぎ時間(2時間程度)だと荷物のピックアップと再チェックインのために入出国するなんて、ちょっとしんどいなと正直思いました。


別切りチケットはレアケースだとは思いますが。。。

長々と書いてきましたが、だいたいの人は別切りチケットではなく、たとえ経由便であっても出発地から最終目的地までを一括で購入される方がほとんどだと思いますので、荷物の心配などする必要はあまりないかも知れません。

先にも述べた通り、今回私はエアアジアの年間乗り放題パスを利用していて、このパスだと各区間ごとに購入しないと乗り放題の価格にならない(航空運賃は無料ですが空港使用料や税金などは別途必要)ので、仕方なく別々に購入したというレアケースです。

別切り航空券での乗り継ぎは、荷物関連だけではなく、最初のフライトが遅延したり欠航となった場合の補償や振り替え便の手配が受けられないなどの心配もありますし、私もできれば避けたいと思ってはいます。

ただ、こんなレアケース(別切り航空券での国際線乗り継ぎ)に関する情報だからこそといいますか、私なりに事前に調べた時も明確な情報が見つけられず最後まで不安だったこともあるので、この記事がどなたかの役に立てればいいなと思って書きました。


ではまた。