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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

【スパンブリー】美しい農家学習センターと圧巻の巨大石仏

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こんにちは、まなおです。

スパンブリー2日目は、タイ農家の生活や精神をテーマとした学習センター(入場料無料の小規模テーマパーク)へ立ち寄って見学したり、岩山を削って彫り上げた巨大な石仏を見に行ったりしました。

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タイ農家の生活と精神学習センター「ナー・ヒヤ・チャイ」

スパンブリー2日目の朝。
遅めのホテルのビュッフェ朝食を摂り(ほとんど残ってなかった)、チェックアウトを済ませて向かったのは、「ナー・ヒヤ・チャイ(チャイさんの田んぼ)」という、タイ農家の暮らしや精神について学べる学習センター(ศูนย์เรียนรู้วิถีชีวิตและจิตวิญญาณชาวนาไทย "นาเฮียใช้")でした。

いや、正直に言うと、元々はそんな高尚な目的で訪れたのではなく、カフェでお茶でもしようとGoogleマップ検索したら「ちょっと映えそうなカフェ発見!」という、ミーハーな動機だったんですが…。

こんな施設があるとは思っていませんでした。
(しかも、結局カフェには入らず…)

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目的のカフェが近づいてくると幹線道路の脇にいきなりこんな感じの素敵な門が見えたので、駐車場に入って行きます。
この時点で、カフェよりもこの施設への興味がムクムクと。

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ここはタイの農民の生き方とかライフスタイル、精神、農民魂といったものを伝え学ぶために作られた学習センターのようです。

精米所運営で財をなした農業のスペシャリスト、通称「ヒヤ・チャイ」(ヒヤは中華系の男性を呼ぶ時の尊称)こと、ピチャイ・チャルーンタムラックサー氏(พิชัย เจริญธรรมรักษา)によって建てられました。(ピチャイ氏は昨年77歳でお亡くなりになっています)

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敷地内には、水田やタイ式家屋や家畜小屋といった農村の一部が再現されていたり、農業関連の展示室があったり、農産物や加工品、種や苗の販売所、また、カフェや食事ができる一角もあったりします。

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このオレンジの実は美容健康にいいとされるガックフルーツですね。


なんちゃらと煙は高いところが好き・・・と言いますが、私が最初に向かったのは、火の見櫓のような展望台です。

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2階から下を見たら、田んぼアートのようなものが。
これ、タイ文字でメッセージが書いてあるんですが、わかりますか?

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3階からだとこんな感じで、より見やすくなりました。

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答えは、

คิดถึงพ่อ

キットゥン・ポー


お父さんが恋しい…
懐かしいお父さん…
お父さんに会いたい…


そんな想いでしょうか。

一般的に「ポー」は「お父さん」という意味なので、昨年他界されたピチャイ氏のことも指しているでしょうが、
同時にタイの「国父」と呼ばれ敬愛されたプミポン前国王陛下のことを偲ぶメッセージでもあるでしょう。


あいにくの曇り空でしたが、櫓の上から見下ろす田んぼの緑がとても美しかったです。

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敷地内には農村をイメージした作業小屋や家畜小屋、東屋、タイ家屋、高床式住居、仏間などが再現されており、なかなか興味深いです。

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水牛に餌(草)を与えてみました。
ここの水牛さん、目がくりくりで愛嬌がありました。


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こちらの施設、基本的に入場無料で見学できます
こじんまりとしておりサクッと見学できるので(もちろん興味のある方はじっくり見学も可能)、スパンブリーへ行かれる際は立ち寄ってみるのもいいと思います。

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そして、お目当てのカフェ(『カフェ・ヒヤチャイ』)は、天気が悪かったのと、予定外に農村テーマパークで時間を使ってしまったのもあり、今回はパスしました。

 


<施設情報>
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ナー ヒヤ チャイ
(タイ農家のライフスタイル及び精神学習センター)
นาเฮียใช้
ศูนย์เรียนรู้วิถีชีวิตและจิตวิญญาณชาวนาไทย
Na Hia Chai
Thai Farmers Lifestyle and Spiritual Learning Center

所在地:150/6 หมู่ที่ 8 ถนน สุพรรณบุรี-ดอนเจดีย์  บ้านโพธิ์ เมืองสุพรรณบุรี สุพรรณบุรี 72000
    150/6 Moo 8 Suphan Buri-Don Chedi Rd., Ban Pho, Mueang Suphan Buri District, Suphan Buri 72000
TEL:092-626-1515
時間:08:00-17:00
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岩山を削って造られた巨大石像

ナー・ヒヤ・チャイを後にして向かったのは、通称「ルアンポー・ウートーン(หลวงพ่ออู่ทอง)」と呼ばれる巨大な石仏です。

2018年に完成したばかりの新しい仏像で、正式名は「プラプット・プッサヤキーリー・シー・スワンナプーム(พระพุทธปุษยคีรีศรีสุวรรณภูมิ)」という長い名前が付いています。
スパンブリー県西部、カンチャナブリー県との県境に接するウートン郡にあります。

この大仏は、高さ108メートル、幅65メートル、崖を切り出して造られた仏像では世界最大と書いてあった(本当か?)ので、一目見ておきたかったのです。

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ルアンポー・ウートン仏が見えてきました。

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駐車場手前は軽く渋滞しています。
みなさん、この雨期の中、たくさん参拝に来られているんですね。

結局、大仏前の駐車場は満車で下手の駐車場へと誘導されたので、駐車した場所から少し歩くことになりました。

ただ、大仏の正面へと続く坂道は昨日からの雨で川のようになっており、靴のままでは進めそうにありません。
(タイ人の方はみんなサンダルなので、ザブザブ歩いています)

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仕方なく、裏手の道から遠回りで向かうことにします。

巨大石仏の後方にある岩山から大量の水が流れ落ちて滝のようになっています。
この滝はもしかしたら雨期だけに現れる滝なのかも知れません


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滝を眺めながら先に進むと、そこには岩山をくり抜いた洞窟トンネルがありました。
ちょうど巨大石像の裏側にあたる部分で、長さは約20メートルほどでしょうか。

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内部には様々な仏像アショーカ王メートラニー像などが安置されており、参拝客が絶えません。


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トンネルをくぐり抜けて正面に回ると、そこにはドドーンと巨大な石仏が鎮座されていました。
高さ108メートル、幅65メートルと言うだけあって、圧倒的な存在感です。

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このあたりは、かつてインドのアショーカ王が仏教の布教のために僧侶を派遣した伝説の地「スワンナプーム(黄金の土地)」だと考えられており、その地にふさわしい仏像を建立すべくこの石仏が造られたそうです。

※スワンナプームの場所については諸説あり、それぞれの国や学者によって見解が異なっています。


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いずれにしても、約4年の歳月をかけて削り出し、磨き上げられて誕生したこの巨大座像は、なかなか圧巻でした。

 

スパンブリーやカンチャナブリー方面へお出かけの際はどうぞ。


<寺院情報>
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プラプット・プッサヤキーリー・シー・スワンナプーム
(ルアンポー・ウートーン仏)
ワット・カオタムティアム寺院
พระพุทธปุษยคีรีศรีสุวรรณภูมิ
(หลวงพ่ออู่ทอง)
วัดเขาทำเทียม

所在地:ตำบล อู่ทอง อำเภออู่ทอง สุพรรณบุรี 72160
    U Thong, U Thong District, Suphan Buri 72160
TEL:083-618-7830
時間:07:00-18:00
Facebook:https://www.facebook.com/A.Rock.Buddha
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ではまた。