2020年6月24日にオープンしたチャオプラヤー・スカイパーク(Chao Phraya Sky Park)。
約30年間放置されていた鉄道橋を遊歩道に改修し、バンコク都民の憩いの場、観光の新名所として生まれ変わりました。
場所は、ラマ1世橋(サパーンプット)やタイ最大の花市場の近くです。
先日、2日連続でこのチャオプラヤー・スカイパークへ行ってきたので、アクセスや時間、駐車場情報などについてレポートします。
夕暮れ時と夜明けの時間帯は、橋の上から絶景が望めておすすめです!
チャオプラヤー・スカイパークとは
チャオプラヤー・スカイパーク(英:Chao Phraya Sky Park/タイ:สวนลอยฟ้าเจ้าพระยา)は、チャオプラヤー川に架かる全長280mの遊歩道橋です。
バンコク都が進める都市開発計画の一環として、バンコク都庁が1億3千万バーツ(約4億5千万円)を投じて、プラポッククラーオ橋の一部に30年以上放置された鉄道橋の遺構を改修し、公園へと造り変えました。
観光促進に役立つものとして活用したいという思いがあるようです。
チャオプラヤー・スカイパークへの行き方
ワットポーの南東にある花市場「パーククローン・タラート(ปากคลองตลาด)」の近く、ラマ1世橋(通称サパーンプット)に並行して架かるプラポッククラーオ橋の上り線と下り線の間に挟まれたところが、このスカイパークとなります。
日本人納骨堂のあるワット・ラーチャブラナ(通称ワット・リアップ)の正面の公園から対岸トンブリー側のチャルーム・プラキアット森林公園までを繋ぐ遊歩道です。
アクセス
MRT地下鉄
MRTブルーラインのサナームチャイ駅4番出口から出て運河を渡り、花市場のメイン道路を東に進みます。
公園の小さな噴水がある場所から入っていきます。(駅から徒歩6~7分)
チャオプラヤーエクスプレス
船で向かう場合は、チャオプラヤーエクスプレスの急行(オレンジ旗)または普通(旗無し)に乗船しサパーンプット船着き場(Memorial Bridge/สะพานพุทธ【N6】)で降ります。
バス
バスを乗りこなせる方は、サパーンプット行き、またはサパーンプットを経由するバスで向かうことも可能です。(3,8,9,42,73,82番など)
車
自分で運転していく方は、サパーンプットのワット・リアップ寺院(วัดเลียบ)付近を目指します。
運が良ければ川沿いの道路脇に駐車しておくこともできなくはありませんが(駐車違反などは自己責任でご確認ください)、ワット・リアップの有料駐車場(1時間30バーツ)に停めて公園に向かうのが無難です。
ちなみに、トンブリー側の川沿いにもいくつか駐車できそうなスペースはありますが、タイミングによっては満車となっていることもありそうです。
開園時間
朝5時から20時まで。
朝日鑑賞や夕日鑑賞も可能ですね。
チャオプラヤー・スカイパークの様子
お寺の有料駐車場に車をとめて、サパーンプット(花市場)側の公園から入っていきいました。
スカイパークへは、プラポッククラーオ橋の下、小さな噴水がある公園の入り口から入っていきます。
地図で言うと、ちょうどこの辺りです。
噴水の横を通り、橋の下をくぐるとそこがチャオプラヤー・スカイパークの入口です。
階段とエレベータがあります。
自転車も押して歩くなら利用可能です。スロープがあります。
遊歩道の両脇に車道が走っており、車より高い位置を歩く形となります。
なので、自動車に視界を遮られることなくチャオプラヤー川の景色を360度楽しむことができます。
川上方面には、すぐ目の前にラマ1世橋(Memorial Bridge)、その先にサンタクルス教会の屋根やワット・カンラヤーナミット寺院、ワット・アルンの仏塔など、歴史的な建物が点在する眺望が広がります。
一方、川下側は、マハーナコンビルをはじめとするサトーン・シーロム界隈の高層ビルやリバーサイドのホテル・コンドミニアム群、アイコンサイアムデパートなどの都会的な景色が望めます。
ちなみに、遊歩道は途中で上下に分かれる箇所もあり、下側の歩道を歩くと多少は日差しを避けられます。
(それでも、日中は日差しが強くかなり暑いので、朝や夕方に訪れることをお勧めしますが)
遊歩道のあちこちに木や草花が植えてあり、ほっとします。
朝からジョギングやウォーキングしている方、写真撮影に勤しんでいる方もたくさんいました。
私は夕焼けと朝焼けの空が見たくて2日連続で通ってしまったんですが、よかったですよ。
以下、適当に写真を貼り付けておきます。
せっかくなので、早起きして出かけてみてください。
日没間近と夜明け前の時間帯は、本当にお勧めですよ!
空中庭園っていうよりは、小洒落た遊歩道ですけれど。
ではまた。