siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

【保存版?】プラナコーンキリ祭りの花火鑑賞スポット(ペッチャブリー県カオワン)

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

今年もプラナコーンキリ国立歴史公園(通称「カオワン」)のお祭りに行ってきました。
活気があり夏祭りのような雰囲気もあり、とても楽しいフェスティバルでした。
お目当ての花火をいろんな場所から見たくて、今年は2週連続で訪問しました。
去年の情報と合わせて、おすすめの花火鑑賞スポットなどをシェアしたいと思います!

f:id:manao-life:20240326093325j:image

 

プラナコーンキリ・フェスティバル

Phra Nakhon Khiri Festival(งานพระนครคีรี-เมืองเพชร)は、ペッチャブリーの中心部にあるプラナコーンキリ国立歴史公園(カオワン)周辺で、毎年2月~3月頃に開催されるお祭りです。
37回目となる今年は、2024年3月14日から3月23日まで10日間開催されました。

通称カオワンと呼ばれる小高い山に点在する離宮や仏塔は美しくライトアップされ、麓の大通りや中央広場にはたくさんの屋台が立ち並び、とても華やかで賑やかな雰囲気が漂います。
このお祭りの目玉は、日が落ちて歩行者天国となった後の屋台通りのそぞろ歩き・食べ歩き、そして何といってもカオワンから打ち上げられる壮麗な花火です。

去年の記事でも書いていますので、よかったらご覧ください。

www.manao.life



花火情報

ここでは、私にとって(おそらく多くの人にとっても)プラナコーンキリ・フェスティバルのメインイベントである花火について紹介したいと思います。

基本的にお祭りの開催中は毎日花火が打ち上げられます。
去年も今年も21時から打ち上げ開始でした。(ほぼ時間通り)

花火大会ではないので、時間的には10分足らず(7~8分)なんですが、なかなか見応えがあります。
ライトアップされた離宮や仏塔が建つカオワン山の上に打ち上げられる花火は、夜空に映えてとても華麗で絵になるんです。

去年はじめてプラナコーンキリ祭りの花火を鑑賞して、すっかり魅了されてしまいました。
それでブログで紹介したりしたんですが、やっぱり今年も見たくて行ってきました。

カオワン周辺の花火鑑賞スポット

今年は、前回泊まったお気に入りの宿(宿の屋上から正面にカオワンが見える本当にいい宿!)がいっぱいだったので別の宿をとったのですが、違う場所から眺めるのもいいものだと思い、せっかくなのでいろいろ周辺を探ってみました。

f:id:manao-life:20230331173933j:image

(昨年泊まったDAAD FAH)


花火はカオワンの山腹から打ち上げられるので、基本的に山の周辺ならどこからでも眺めることができます。
ペッチャブリー市内にはそれほど高層ビルや視界を邪魔する大きな建物はありません。
山が見える位置なら花火も見えると考えて大丈夫です。

その中で、私が実際に撮ったり歩いたりして良さそうだと思った場所を紹介したいと思います。

北側(正面?)

カオワン山の徒歩での正面入口から少し北側にあるサナームルアン(中央広場)やラックムアン(市の中心の柱)あたりからは、正面右にラーマ4世の離宮群、中央にプラタートチョームペットという白い大仏塔、左に赤い仏塔及びワットプラケオノーイが見えます。




個人的には、この方角から見る景色が正面だと考えています。

実際、カオワンの職員の方に花火鑑賞スポットを尋ねたら、一番最初に口にされたのがサナームルアンやベンジャマテープ学校だったし、フェスティバルのメイン会場もこの辺りでもあるので、正面と言って問題ないかと思います。

去年カメラを据えて鑑賞したのも、同じく北側にある宿「DAAD FAH」でした。
下の写真や動画は、宿の屋上から去年撮ったものになります。ご参考までに。

f:id:manao-life:20240326094130j:image
f:id:manao-life:20240326094133j:image
f:id:manao-life:20240326094137j:image
f:id:manao-life:20240326094144j:image



www.youtube.com





agodaでDAAD FAHを検索する


北側は屋台も密集し、非常に混雑するエリアでもあります。
花火に気を取られて貴重品を盗られたりしないように、くれぐれもお気をつけください。

南側

今年2回訪問したうち、私が最初に花火鑑賞したのは、カオワンの南側(裏手?)でした。
ワットチャーンというお寺やプロマーヌソン学校の周辺から花火を見ました。





ここからは、正面左手に離宮群中央に大仏塔右にワットプラケオノーイという配置になります。

f:id:manao-life:20240326094318j:image
f:id:manao-life:20240326094321j:image
f:id:manao-life:20240326094311j:image
f:id:manao-life:20240326094314j:image
f:id:manao-life:20240326093325j:image
f:id:manao-life:20240326094401j:image


こちら側は、圧倒的に人が少ないです。
その分落ち着いてゆっくり鑑賞できるのですが、薄暗い場所もあるので細いソイの奥などへ入って行くことはおすすめしません。
バンダイイット通り(Ban Dai It Rd.)という大きめの通りから鑑賞するのがいいと思います。



www.youtube.com


西側

カオワンのケーブルカー乗り場のある方角。
私が花火を鑑賞した場所ではないのですが、帰り道を歩きながら『この場所からもよく見えるだろうな』と思いました。



実際、ケーブルカー乗り場の駐車場の端にゴザを敷いている家族も見かけたので、ここで鑑賞している人も多いようです。

f:id:manao-life:20240326094514j:image
f:id:manao-life:20240326094511j:image


東側

東側には行っていないので、正直わかりません。
ただ、先にも書きましたが、カオワンの山が見えるところなら花火もきれいに眺められると思います。
また来年以降、機会があったら東側も探索してみたいと思います。


カオワンの中の花火鑑賞スポット(山の上)

今年2回目の週末は、カオワンに上って山の中から眺めてみることにしました。
(去年のブログでも『次回は離宮の敷地内から花火を見上げてみたい』って書いたので実行してみることに)





19時過ぎ、大盛況の屋台通りから正面の入山道を上り始めました。
すごい人です。

f:id:manao-life:20240326094545j:image

プラナコーンキリ歴史公園(カオワン)の坂道は、特に上り始めの100メートルちょっとがきついです。
いきなり汗だくになりました。

f:id:manao-life:20240326094628j:image

ある程度楽に上まで行きたい場合は、ケーブルカー利用もおすすめです。
ただし、乗り場は西側にあるので正面のメイン会場からは移動に時間がかかかるのと、外国人は往復のケーブルカーと国立歴史公園入場料とセットで200バーツちょっと費用がかかります。
(お祭り期間中に私が正面入り口から徒歩で上がった時は、外国人もタイ人も入場料金は徴収されませんでしたが、ケーブルカーで上がる場合にも入場料が免除されるのかどうかは定かではありません)
なお、フェスティバル開催期間中はケーブルカーも最終22時まで運転していました。

f:id:manao-life:20240326094801j:image

 
離宮の一角

山の中からだとよく花火が見えるだろうと思っていたのですが、実際に上ってみると、生い茂る木が邪魔して、視界の開けた場所が案外少ないということがわかりました。


f:id:manao-life:20240326094827j:image

f:id:manao-life:20240326094830j:image


その中でも景色と空がよく見える場所のひとつが、離宮群の一角にありました。
ここらからだと、正面に大仏塔、奥に赤い仏塔とワットプラケオノーイ寺院が望めます。

f:id:manao-life:20240326094905j:image
f:id:manao-life:20240326094902j:image

ただし、わりと人の往来が多いのと目の前に設置されたサーチライトのような光が数秒毎に入ってくるのが難点でした。
(サーチライトは花火の時には消していたかもしれません)

f:id:manao-life:20240326094911j:image

ワットプラケオノーイ側

花火の打上げ場所は2ヶ所で、位置的には、①「離宮群」と「大仏塔」との間②「大仏塔」と「ワットプラケオノーイ及び赤仏塔」との間となります。

f:id:manao-life:20240327162704j:image

ですから、真ん中の「大仏塔」からだと左右どちらかの花火しか見えないのでパスすることにして、離宮とは反対側に位置する山の頂へ移動しました。

f:id:manao-life:20240326095030j:image

こちらには、赤い仏塔とワットプラケオノーイ寺院があります。
赤い仏塔の端に、先ほどまでいた離宮群が見える場所がありました。

f:id:manao-life:20240326095047j:image

ただ、この位置からだと木が邪魔して真ん中の大仏塔が見えないのと、手前にある電飾が明るすぎてうまく花火が撮れないような気がしました。

そこで、少し裏手へ回ってみました。
ここからは、大仏塔が木々の間に見えます。
残念ながら奥の離宮群は見えないのですが、人も少なくて電飾もそれほど近すぎないので、今回はこちらにカメラとiPhoneを据えて花火の鑑賞&撮影を行うことにしました。

f:id:manao-life:20240326095134j:image

この場所に決めて腰を下ろしたのが20時。
20時半くらいにはだんだん人も増え始めました。
この日は少し風が強い夜でした。

f:id:manao-life:20240326095207j:image

そして21時ちょうどに打ち上げ開始です。

f:id:manao-life:20240326095307j:image
f:id:manao-life:20240326095304j:image
f:id:manao-life:20240326095257j:image
f:id:manao-life:20240326095301j:image

間近で見る花火はやはり迫力がありますね。
(首がだるくなりますけど。笑)

f:id:manao-life:20240326095318j:image
f:id:manao-life:20240326095314j:image
f:id:manao-life:20240326095324j:image
f:id:manao-life:20240326095321j:image

f:id:manao-life:20240326095336j:image

(空を泳ぐ闘魚「ベタ」みたい)


7〜8分程度の花火はあっという間でしたが、とても美しくて大満足でした。

花火が終わると、みんな一斉に下山です。
(本当にすごい人、人、人!)


f:id:manao-life:20240326095526j:image

f:id:manao-life:20240326094607j:image




www.youtube.com



おわりに

ペッチャブリー県の歴史公園で毎年開催される、プラナコーンキリ・フェスティバル。
そのメインイベントの一つである打ち上げ花火が見たくて、今年も行ってきました。

山の周辺から見る花火も、山の中で見る花火も、それぞれに美しくて感動的でした。
このためにバンコクから2週連続来て良かったと思えました。

たくさんの人で賑わって、華やかで、みんな楽しそうでした。
本当に、花火っていいもんですねー。

来年も来られるといいなと思いつつ。

ではまた。