今回は、チェンライの幹線道路沿いにあるおしゃれなレストランの朝食が美味しかったので紹介します。
また、チェンライに行くと必ず立ち寄るお気に入りの陶器窯元や、ちょうどこの期間に開催されていた野外のアート展示会場についても書いておきます。
FARMERYで朝食を
この日、タイライオンエアでチェンライ空港に着いたのが8時過ぎ。
事前予約してあった空港内のAVISでレンタカーを借り、8時半には空港を後にしていました。
今回のチェンライ旅行の目的は、ファームステイで美しい星空を眺めることでした。
ファームステイのリゾートへ行く前に、チェンライのお気に入り陶器工房を訪れることにしました。
ただ、朝から何も食べていなかったので、まずは腹ごしらえです。
空港から陶器工房へ向かう幹線道路沿いに、かわいらしいカフェのようなレストランがあったので、ここで朝食を食べてみました。
FARMERY(ファーマリー)
空港から車で5分程度でした。
外観はおしゃれでキュート。
朝8時からのオープンのようで、どうやら私たちが最初のお客さんだったようです。
店内も明るく清潔。
料理は、ざっとみたところ、北タイの料理と洋食のフュージョンっぽいメニューが多い感じ。
わりと値は張りますが、ナムギアオのポークシシューが美味しかったです。
ちょっとピリ辛の玉子トーストも丁寧に作られており、野菜もたっぷりでした。
<店舗情報>
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ファーマリー
ร้านฟาร์มเมอร์รี่
FARMERY
所在地:254 ม.4 ตำบล บ้านดู่ อำเภอเมืองเชียงราย เชียงราย 57100
254, Moo4, Ban Du, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai 57100
TEL:090-155-6429、064-469-2608
時間:08:00-20:00
URL:https://www.facebook.com/Farmerygoodfoodchiangrai/
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陶器工房「トイ・ディンデーン」
朝ごはんを食べたら、お気に入りの窯元「ドイ・ディンデーン」(ดอยดินแดง / Doi Din Dang)の陶器工房へ向かいました。
ドイ・ディンデーンに関しては、よかったら以前の記事もご覧ください。
チェンライの空港からは10キロちょっと、車で15~20分ほどで到着です。
この窯元は、かつて唐津焼の人間国宝の下で修業をしたソムラック氏が開いた陶器工房です。
土曜日の朝に訪れましたが、数人のグループ(タイ人とおそらく韓国人家族)が見学されてました。
それでも敷地内は相変わらず自然豊かで静かです。
当工房の作品や商品には、和の雰囲気や丁寧な作陶精神的なものが感じられて、とても気に入っています。
今回は、ソーサ―付のカップを2組買い求めました。(写真にはソーサー写ってませんが。汗)
<施設情報>
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ドイディンデーン陶器工房
Doy Din Dang Pottery
เครื่องปั้นดินเผาดอยดินแดง (ดอยดินแดง)
所在地:49 หมู่ 6 ตำบลนางแล อ.เมือง จ.เชียงราย ตำบลนางแล อำเภอเมืองเชียงราย จังหวัดเชียงราย 57100
49 Moo 6, Nang Lae, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai 57100
TEL:053-705-291、061-093-3131
E-mail:doydindang1@gmail.com
営業時間:08:00 - 17:00
定休日:日曜日
Facebook:http://facebook.com/doydindangpotter
ウェブサイト:https://www.doydindang.com/
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野外アート展(タイランドビエンナーレ)
陶器工房から一路ファームステイのリゾートへ向かおうと思ったのですが、ふと、チェンライ空港に貼ってあったアート展のポスターのことを思い出しました。
Thailand Biennale, Chiang Rai 2023(https://www.thailandbiennale.org/)
という展覧会です。
これは「เปิดโลก the OPEN WORLD」というコンセプトの下開催されている、タイ王国文化省・現代芸術文化事務局主導のビエンナーレ(2年に1度開かれる美術展覧会)で、3回目となる今回はチェンライがその舞台となっているようです。
開催期間は、2023年12月9日から2024年4月30日まで。
世界21か国から60人ものアーティストが参加しているらしく、チェンライ市及びチェンセーン市の各地に展示会場やパビリオンが点在しているもよう。
その展示会場のひとつが、ちょうどファームステイリゾートへ向かう途中にあることがわかり、せっかくなので立ち寄ってみることにしました。
■Chern Tawan International Meditation Center(ศูนย์วิปัสสนาสากลไร่เชิญตะวัน)
ここは、ワチラメーティー氏(プラ・マハー・ウッティチャイ・ワチラメティー)によって創設された瞑想センターとのこと。
空き地のような駐車場に車を停めて、参道っぽい道に入って行くと、正面に大きな木造の礼拝堂(瞑想場)と立派な一対の獅子(狛犬?)が見えます。
どうやら、こちらはお堂の裏側のよう。
壁一面に大きな仏画が掛けられています。
こちらも展示アートのひとつです。
どことなくタイ仏教とチベット仏教の雰囲気が融合しているような感じ。
そもそも、この仏堂自体がなんだかアートですよね。
壁もかわいい。
左の模様、最初チューリップかと思ったのは内緒です。(蓮の花ですね)
ちなみにこのお堂、金属製の釘は使われていなそうです。
そして、こちら側が正面。
大きくて圧倒されます。
日本でいうところの仁王さんみたいな像も一対立っていました。
中では瞑想をされている方がいらっしゃったので入るのは遠慮しようかと思いましたが、スタッフの方がどうぞ入ってくださいと言ってくださり、堂内の説明までしていただきました。
ちなみに、上からたくさん吊り下げられている鯨みたいなものも、アート作品のひとつです。(たぶん鯨ではない)
境内ではたくさんのスパンニガー(キバナワタモドキ)の花が咲き、たくさん落ちていました。
こちらの旗もアーティストによる作品です。
野外には、他にもいくつかアート作品(建造物)がありました。
場所的にもそれほど人は多くないので、のんびりゆっくりゆっくり見てまわることができました。
ただ、炎天下はかなりバテるので暑さ対策が必要です。
敷地内にとても美しい藤棚があったので「わーーー!」と興奮して駆け寄ったら、造花でした。笑
(こちらはアート展示物ではありません)
「タイランドビエンナーレ・チェンライ 2023」は、2024年4月末日まで開催されていますので、興味ある方はぜひ期間中にチェンライへお越しください。
ではまた。