siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

山の上の離宮に輝く花火と居心地良すぎるお洒落な宿(プラナコーンキリ・フェスティバル)

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先日、ペッチャブリー県の「プラナコーンキリ国立歴史公園」(通称:カオワン)で開催されたお祭り(Phra Nakhon Khiri festival)に行ってきました。
屋上から、ライトアップされた山の宮殿と打ち上げ花火がバッチリ見える、素敵な宿も紹介したいと思います。



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プラナコーンキリ歴史公園(カオワン)のお祭り

去る2023年3月17日~3月26日まで、ペッチャブリー県のカオワン(เขาวัง)と呼ばれる小高い山の周辺で、プラナコーンキリ・フェスティバル(งานพระนครคีรี-เมืองเพชร)が開催されていました。

カオワンの丘にはラーマ4世の離宮寺院が建っており「プラナコーンキリ国立歴史公園」として整備されています。

夜にはその建築群がライトアップされて幻想的な姿となり、山の上に打ち上げられる花火の美しさは感動的です。

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また、フェスティバル開催期間中は、市内のいくつかの通りが歩行者天国となり、たくさんの出店や屋台が立ち並びます。
地元の人々や観光客がそぞろ歩く賑わいの中、B級グルメに舌鼓を打ったり、露店を冷やかして見て回ったりと、活気ある雰囲気を楽しむことができるのです。

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タコすぎるたこ焼き

露天で一番目を引かれたのが、このたこ焼き屋さんでした。

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日本語も随所に書かれた露店で、ハッピを着た若いお兄さんたちがたこ焼きを作って売っています。


とってもタコ感のあるたこ焼き!(笑)

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お兄さん、写真(動画)撮れ撮れとばかりにアピールしてきました。

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なかなか斬新なたこ焼きでした。
(日本でもこういうのあるんでしょうか?)



屋上という名のチルな宿「DAAD  FAH」

今回、ペッチャブリーのホテルを選定するにあたって重視したのは、ずばり「花火が見えること」でした。

お祭り開催中に打ち上げられる花火を、部屋または屋上からきれいに眺めることができる宿に泊まりたかったのです。

というわけで、カオワンの周辺にあるホテルを片っ端からGoogleマップとagodaで探したところ、良さそうな宿が見つかりました。

DAAD FAH home and cafe(ดาด-ฟ้า โฮม แอนด์ คาเฟ่)

ダート・ファー」というのはタイ語で「屋上」という意味で、その名前の通り、この宿には素敵な屋上があるのです。

ホテルの紹介画像を見ると、カオワンの山と宮殿や仏塔などが見える写真があったので、ここに決めました。


結果、大満足

このホテル、とても清潔でオーナーやスタッフの方のサービスも丁寧で居心地が良かったです。

また、可愛いカフェも併設されており、屋上で食べる朝食も美味しかったです。

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このホテルには、客室が3部屋しかありません。
なので、騒がしさとは無縁でゆっくり穏やかに滞在することができました。

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実は、最初ツインの部屋を予約しようと思っていたのですが、モタモタしていたらタッチの差くらいで2人用の部屋が満室になってしまい、仕方なく2段ベッドが2つあるファミリールーム(4人用)を予約するという経緯がありました。

(2人なのにダブルの2段ベッドは全く不要だったのですが、それでも花火が見られるロケーションに魅かれてここを押さえたのです)

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シャワーとトイレが完全に別れていたのも好感が持てました。


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荷物を置いたら、早速屋上チェック。
今回、三脚を利用した花火撮影にも挑戦したかったので、屋上の様子を事前にちゃんと把握しておきたかったのです。

3階が客室(3部屋)、4階が屋上プラスちょっとしたダイイングスペースとなっています。

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緑いっぱいで平和な屋上に感激しました。
風がそよいでとても気持ちがいいのです。

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そして、カオワンのプラナコーンキリもばっちり見えます

割としっかりしたカウンターやどっしりとしたテーブルもあるので、私のミラーレスとトラベル三脚程度の組み合わせなら、問題なく設置できそうです。

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朝食は、屋上でいただきます。

チェックイン時に、いくつかの朝食セットからチョイスして、時間(7時~9時)を伝えておけば、その時間に用意しておいてくれます。

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私たちは、カイガタというイサーン地方の朝食と、ベーシックなオムレツセットを選んでみました。
選択肢には、他にタイのお粥セットなんかがあったと思います。

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フルーツやパートンコー(揚げパン)なども付いて、どれも美味しかったです。

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1階のカフェはこんな感じ。

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部屋数も少なく、本当は秘密にしておきたいくらいお気に入りの宿なんですが、貴重な当ブログファン(?)の皆様、及び、なんかしらの縁でたどり着いて読んでくださった方のために紹介させていただきました。
(恩着せがましい)
おすすめです。

館内にエレベータはないので、その点はあらかじめご了承ください。



agodaでDAAD FAHを検索する


<ホテル情報>
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ダート ファー ホーム & カフェ
ดาด-ฟ้า โฮม แอนด์ คาเฟ่
DAAD FAH home and cafe
所在地:58/1 Kiriratthaya1, ตำบล ธงชัย อำเภอเมืองเพชรบุรี 76000
    58/1 Kiriratthaya1, Thongchai, Mueang Phetchaburi District, 76000
TEL:065-919-2845
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花火鑑賞

チェックインした日の午後は、併設のカフェでお茶したり、部屋でまったりして過ごし、夕方は屋上に上って夕陽を鑑賞したりした後、宿から徒歩すぐの歩行者天国で露店を冷やかしつつ、小さな食堂で簡単な夕飯を食べました。

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スッキーヘーンと缶ビール。

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宿のオーナーさん情報で花火は21時からと聞いていたので、20時40分くらいから屋上で待機。

屋上にいるのは、他の2部屋のゲスト(カップルと小さなお子さんのいる3人家族)と私たち7人のみ。
それぞれ、ベストポジションで花火を待ちます。


ほぼ21時ちょうどに花火が打ち上がりました。
派手な演出はありませんが、思ったより立派な花火がカオワンの夜空を彩ります。

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ほぼ初めての花火撮影なのでいろいろ反省点はあるものの、三脚を使って長秒撮影をすると、私でも思ったより綺麗に花火の写真が撮れたので浮かれてしまいました。
(撮っている最中は、仕上がりを確認する余裕はありませんでした)

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iPhoneで撮った動画も、よかったらご覧ください。
(ろくに編集もせず、ただダラダラ花火が続くだけの動画です。すみません)


www.youtube.com

 




聞いた話によると、このお祭り期間中は、夜もプラナコーンキリ歴史公園の中に入れるということなので、次回は離宮の敷地内から花火を見上げてみたいと思いました。



知らなきゃ損!?「プラナコーンキリ・フェスティバル」

ペッチャブリー県が主催するプラナコーンキリ・フェスティバル(งานพระนครคีรี-เมืองเพชร)は、外国人の間では(タイ人も?)それほど知名度の高くないお祭りですが、ライトアップされた山の上の離宮や花火が美しく、熱気あふれる屋台通りなど、タイらしさを満喫できるイベントです。

タイミングが合えばぜひ行っていただきたい、まなおおすすめのフェスティバルなのです。

私自身、10日間の開催のほぼ最終日にギリギリ訪れたので、今年のお祭りを事前にお伝えすることができなかったのですが、これを読んでご興味持っていただいた方は、ぜひ来年以降のプラナコーンキリ・フェスティバルをチェックしていただきたいと思います。
(毎年2月か3月あたりに開催されるようで、おそらく年明けあたりには詳細が決まっているかと思います)


以上、ペッチャブリー県のカオワンで開催される、年に一度の大きなお祭り「プラナコーンキリ・フェスティバル」と屋上がチルすぎる素敵な宿の紹介でした。


ではまた。