先日、バンコク川向うのトンブリーエリアにあるラーメン屋さんへ行ってきました。
タイ人オーナーの人気店のようで、日曜日の昼過ぎは活気がありました。
丁寧に調理された麺もサイドメニューの牛肉の串焼きも美味しかったです。
俊ラーメンの場所
今回食べに行った俊ラーメンがあるのは、チャオプラヤー川の対岸トンブリー地区。
BTSスカイトレインのクルントンブリー駅から徒歩5分くらいの場所です。
私はタイ友と車で向かいました。
(店の前に2台ほど駐車できるスペースがあります)
このお店、Googleマップでの口コミ評価もかなりいいのです。
私はラーメン通ではないのですが、期待して向かいます。
入店・メニュー
店内はこじんまりとしながら、明るくて清潔感のある内装です。
テーブル席とカウンター席がありました。
ちょうど昼時ということもあり、テーブルはほぼ満席でした。
タイ人の若者と欧米人が数人、おそらく日本人かなと思われる方も何人かおられた気がします。
ローカルな雰囲気漂うトンブリーエリアで日本人を含む外国人客がわりといたのは少し驚きましたが、クルントンブリー周辺には新しいコンドミニアムもたくさんあるし、アイコンサイアムなんかにも近くて便利そうなので、日本人人口、意外と多いのかもしれません。
メニューは、テーブルに置かれたQRコードをスマホで読み込んで見るスタイル。
正直、今時のラーメン事情もよくわからないし、はじめてのお店でもあるので、とりあえず、一番最初に出てきたお勧めメニュー的なものを、それぞれタイ友と注文してみました。
Special Menu 1
Shun-Miso Tsukemen (Sapporo Style)
Special Menu 2
Kara (Spicy) Miso Tsukemen
そして、サイドメニューから、牛肉の串焼き(ヌア・ピン・シアップ・マイ)を4本ほどオーダー。
牛串焼きは、オリジナルと胡椒味を2本ずつにしてみました。
一応、その他のメニューも貼っておきます。
実食
しばらく待っていると、まず牛串焼きがやってきました。
串焼きは店の前にある屋台カウンターみたいなところで焼いているのが見えました。
この日は朝食を食べていなかったので、さっそく熱々にかぶりつきました。
タイ友と顔を見合わせて、思わず「おいしい!」って声をあげました。
しっかり目の味付けの柔らかい牛肉は、ビールにもすごく合いそうです。(この日は飲んでません)
オリジナル味もよかったですが、私は胡椒味が気に入りました。
次回は他の味も試してみたいです。
そうこうしているうちに、メインがやってきました。
メイン料理って、ラーメンですが。
いや、つけ麺です。
あ、そう・・・、つけ麺・・・。(今さら)
実はわたくし、つけ麺というものをほとんど食べたことがないのでした。
かつて東京在住時に、1度だけ職場の先輩に連れられて行った記憶がありますが、どうやって食べたか、その記憶が朧げであまり思い出せません。
はい、つけ麺の食べ方がよくわからないのです。(汗)
つけ麺というんだから、たぶんざるそばとか素麺みたいに麺をスープに浸けて食べるんでしょうけど、薬味とかチャーシューとかゆで玉子とか、どうするのが正解なんだろう。。。
なんて考えていたら、タイ友が聞いてくるではありませんか。
「これどうやって食べるの?スープをかけるの?」って。
日本人としては、余裕顔で教えてあげたかったんですが、間違ったことを教えると後でもっと恥ずかしいので、正直に答えました。
「実は、よくわかんない」
するとタイ友は、店員さんに聞いてくれました。
もちろん、私もすました顔しながら耳を大きくして聞いていたのですがね。(笑)
なにはともあれ、これでつけ麺をいただくことができます。
早速、実食!
コーンにバターが乗っかって、焼き目のついたホタテも添えてあります。
そういえば、メニューに「Sapporo style」って書いてありましたね。
これ、絶対美味しいやつじゃないですか!
濃厚なスープには、かつお粉や柚子味噌が乗っており、すごく香りがよかったです。
麺にも刻んだ柚子が乗っていて、すごくさわやか。
太麺をスープに浸していただきます。
美味しい。
絶妙なゆで具合の半熟卵にも店名が刻印されていたりと、手が込んでいます。
具のひとつひとつが丁寧に調理されていて、タイ人オーナーのラーメン愛が伝わってくるようでした。
ラーメン通とかでは全くない私なので、気の利いた説明や感想が言えなくて申し訳ないのですが、美味しかったです。
こちらは、タイ友の辛みそつけ麺。
スープを少し味見させてもらいましたが、コクのある辛さで美味しかったです。
タイ人受けしそうです。
付け合わせの海藻(わかめ?)もピリ辛で美味。
店名の由来・店舗情報
ちなみに、なんで「俊ラーメン」なのか気になりませんか?
私は気になったので、聞いてみました。
すると、「なんとなく1音節でいい意味の言葉を探していたら、たまたま『俊』という言葉がでてきた」とのことでした。
私は、たぶん好きな漫画やアニメの登場人物や、好きな日本人の名前からなんじゃないかなと勝手に思っていたんですが、違ったようです。
ちなみに、オーナーさん曰く「日本語の素養は全然なく、音と意味で選んだ」らしいです。
外国人(母国語話者ではない方)の言葉とか音に対する感性って、意外性があったりして面白いですよね。
前々回紹介したスープカレー屋さんの「いかり」も「音がかわいいから」でしたし。
<店舗情報>
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俊ラーメン
SHUN RAMEN
所在地:99 เจริญนคร14 แขวงคลองต้นไทร เขตคลองสาน กรุงเทพมหานคร 10600
99 Charoen Nakhon 14, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok 10600
TEL:085-327-9889
時間:11:30-19:30
定休日:月曜日
URL:facebook
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以上、川向こうにある素敵なラーメン屋さんの紹介でした。
ではまた。