siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

インドのe-ビザが5年のマルチなんて夢みたいな話【申請&取得】

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インドのe-ツーリストビザが、最長5年間有効でその期間内は何回でも出入国ができるようになったんです!

2019年8月から
e-VISAの取得条件の緩和により、観光目的の電子ビザ(e-TOURIST-VISA)の有効期限が最長5年のマルチプルとなり、1回の連続滞在期間が179日まで認められることになりました!!

今までインドに行かれたことのない方や、インドに全く興味のない方にとっては、「ふーん」ってな感じなんでしょうけど、これって、私的には夢みたいなすごい話なんですよね。
少なくとも、数年前までにインドに渡航した経験のある方には、ある程度共感してもらえるんじゃないかと。
昔は、インドのビザ取得ってけっこう面倒だったんですよ。

私がタイでインドのビザを初めて取得したのは2012年のことでしたが、
ものすごい量の情報を入力させられるオンライン申請フォームを作成登録して、
航空チケットやホテルの予約書をすべて準備して、
既定サイズの顔写真を撮影して、
アソークにあるインドビザセンターまで申請に行って、
少しでも記載ミスや書類に不備があると返され、
再びオンライン申請フォームを作成してプリントし直し、
長時間待たされ、後日受け取りに行く・・・
と、なかなか手間のかかる作業だったんです。
ビザを取得するところからインドの洗礼を受けてしまうみたいな。(笑)


だから、その後、オンラインだけで申請取得が完了するe-VISAが導入されたときは、嬉しかったですね
また、近年は日本人はアライバルビザも取得できるようになったりと、ずいぶんインドビザのハードルが低くなってきてよかったなと感じていました。
(ただ、タイからインドに渡航するときは、タイの航空会社スタッフが日本人のアライバルビザ特例を知らず、タイの出国時にもめたりすることが怖かったので、私は事前にe-ビザを取得していましたが)

e-ビザができただけでもありがたかったんですが、今年8月からは、最大5年まで出入国回数の制限のないマルチプルなe-ビザを取得できるようになったなんて、本当に夢のようです。(←3回目)

そう言えば、以前は1年にビザを取得できるのは何回までとか、一度インドを出国したら何か月か経たないとすぐには再入国できないとか、そういったルールもあった気がします。

なんでしょう、この急速な開放政策。
インドの春?ヒマラヤの雪まで解けそうな勢いですね。

で、嬉しくなり、さっそく友人とインド行きの計画を立てたわけです。
行先は、ヒンドゥー教の一大聖地、バラナシ(ヴァーラーナシー)にしてみました。
ガンジス川で沐浴する勇気を持てるかどうか、そこはまだわかりませんが、とりあえずビザの申請を行ってみました。

 

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インドのe-ツーリストビザの申請・取得方法

e-VISA(電子ビザ)ですから、当たり前ですがオンラインで申請・取得を行います。

https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html


まず、上記、インド政府の公式ビザ申請サイトにアクセスします。

ここの、「Apply here for e-visa」のボタンをクリックして申請に必要な情報を入力していきます。
インドのビザ申請初めての方は、要求される、そのあまりにもたくさんの記入項目にビビッてしまわれるかと思いますが、これはインドへ入国する際に避けては通れない道なので(業者に依頼しない限り)、頑張って入力しましょう

項目によっては何を答えたらいいのかわかりにくい箇所もありますが、ここでは全部細かく説明はしません。
インターネットの中には、もっと親切にわかりやすく解説してくださってるサイトがいっぱいありますので、そちらを参考にしてみてください。

joshitabi.info

yukinkoblog.com



以下、私が、オンライン申請で少し気になったことや思いついたことだけをサクッと書かせてもらいます。

保存する際は、一時申請IDを控えておく

数ページにわたる入力をしていると、休憩したり、パスポートや顔写真のデータを作成したりするために、一旦ページから離れることもあるかと思います。
その時には、必ず「Temporary Application ID」をコピペなりして控えておきましょう。
そうすれば一旦セーブした後、再開する場合も最初から入力し直す必要がありません。

 

顔写真(JPEG)とパスポートの顔写真のページ(PDF)はあらかじめ準備しておく

顔写真もパスポートのページも、スマホで撮影したもので問題ありません。

顔写真

顔写真の背景は白と決まっているので、あらかじめ白い壁の前で自撮りするのが楽でしょう。
正方形の写真で、保存形式はJPEGでサイズは10KB~1MBに収まるように加工しておきます。(350ピクセル×350ピクセルが無難)

パスポートの情報ページ

パスポートの顔写真のページは、PDF形式です。
サイズは10KB~300KBでなければならないので、注意しましょう。
最初私は300K越えになってしまって、エラーがでました。

このページでPDF加工をすると簡単に小さいサイズのPDFを作ることができました。便利です。

smallpdf.com

ページが先に進めないなと思ったら、住所欄を疑う!

一度途中でセーブして後から再開する際に、なぜか次のページに進めないということがあります。
その場合は、住所記入欄を見てみてください。
住所の最初と最後に、「“ ”」(ダブルクォーテーションマーク)が勝手についている場合は、これを外すと進めます。
なぜかはわかりません。

航空券やホテルの予約書類は不要

出入国予定日及び利用空港を記入する箇所や、予定宿泊先(インド国内の連絡先)を記入する箇所はありますが、実際の航空チケットやホテルの予約バウチャーを添付する必要はありません。

30日、1年、5年、どれでも申請料金は25ドル

e-ツーリストビザは、申請時に30日、1年、5年と選べますが、期間にかかわらず、申請料は一律25USドル(プラス手数料で25.63ドル)です。
私は迷わず5年にしました。

クレジットカードは本人名義でなくてもOKだった

今回、友人に頼まれ、インドビザ申請にそこそこ慣れている私が友人の分の入力もほとんど手伝い、私のビザカードで申請料の決済をしましたが、問題なくできました。
(あ、これが正しい手続きなのかどうかは自信ありません。もし認識間違いがあればご指摘ください)

PDFの確認ビューが表示されない。Googleクローム推奨?

今回、申請にあたって1つだけ気がかりなことがありました。
それは、アップロードしたパスポートページ(PDF)のプレビューが表示されなかったことです。
顔写真をアップした後は、申請フォームにも写真のビューが表示されていたのですが、パスポートのPDFだけは「VIEW」のボタンを押しても空白が表示されるだけでした。

最初は、アップロードを失敗したのかなと思ってやり直しても同じ。
でも、試しに既定サイズをオーバーしたファイルをアップロードしてみたら、サイズオーバーのエラーメッセージがちゃんと出ます。

ですから、不安は残るものの、「エラー表示がでないってことは、たぶんアップロードできているんだろう!」と楽観的に考え、そのまま申請を完了しました

結果的に、問題なくビザの許可がおりたのでよかったんですが、後で他のサイトを見ると、「ブラウザーはGoogleクローム推奨」と書かれているものがありました。
ブラウザーの問題だったのかもしれません。

結果はだいたい24時間以内?

申請サイトでは審査結果は72時間以内にメールで通知と書かれていますが、私の場合は、水曜日の午後1時頃と、友人の分を同じく午後5時頃に申請して、二人とも翌日木曜日の朝9時前には承認(GRANTED)のメールが来ていました。

前回のe-ビザ申請の時も同じようなタイミング(朝一)で承認メールが来ていたので、実際には24時間もかからない印象です。(時期によるのかも知れませんが)

有効期間はビザの承認日から

今回5年間有効のe-ビザを取得しましたが、有効期間はインド入国時からではなく、メールで申請承認が来た日付からとなります。

初回入国日は指定されず

以前取得したe-ビザ(観光)では、初回入国日が指定(e-ビザの承認が降りた日から120日以内に必入国)され、入国した日から60日間の滞在が許されていたのですが、今回取得したe-ビザでは、その承認メールにも、後述する顔写真付きのPDFにも、初回入国日の指定が書かれていませんでした。
つまり、e-ビザの承認がおりた日付以降は、いつ入国してもいいということになったようです。

これは、おそらく、今年8月の改定以来、上記した「ビザ有効期間はインド入国時からではなく、申請承認がおりた日付から」に変わったからだと思います。

承認メールだけではなく、顔写真とバーコード付きPDFも準備を!

私が2年前にe-ビザでインドを訪問した時は、承認メールを印刷したものだけを持って行って、特に問題なくビザを発給してもらえました。
ただ、確かに、その時、顔写真付きの書類を持っている外国人がたくさんいたのが気になったことは覚えています。

今回、改めてe-ビザの取得条件に付いてネットで調べていると、ほとんどの方がこの顔写真(バーコード)付きのPDFをプリントするようにと書いておられます
そして、承認メールのプリントだけではe-ビザの発行をしてもらえなかったというレポートをしている方もおられました!
担当官の気分次第で拒否られることがあるらしいのです。
(おそろしいっ!((((;゚Д゚)))))

ですから、無用なトラブルを避けるためにも、必ず顔写真付きのPDFを持参したほうがいいです

https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html


上記、ビザ申請ページにアクセスし、
Check your Visa Status」をクリックして、
メールにも記載されている「Application Id」と「パスポート番号」を使って検索(『Check Status』のほうをクリック)すると、以下のようなPDFが表示されますので、これをプリントアウトして持参しましょう。

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おわりに

インドの電子観光ビザ(e-TOURIST VISA)が最長5年有効のマルチプルビザになったのが嬉しくて、さっそくビザを申請取得してしまいました。
これで、今後5年間は好きな時に何度でもインドに行くことができます。

なんて、インド大好き人間みたいに聞こえるかもしれませんが、実は、今まで訪問したのは、ダージリンシッキムラダックと、ほとんどヒマラヤ方面ばかりです。

またまたラダックに行きたい熱が膨れ上がってきました。
来年の夏かなー。行けるかなー。

あ、その前にバラナシでした。
楽しみです。


ではまた。

 

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