siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

タイ国鉄のチケット(座席)を予約購入する方法いろいろ(インターネット/電話/駅窓口)

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日本から親戚一同がタイへ遊びにやってくるので、あれこれ手配にいそしんでいるまなおです。こんにちは。

親戚はタイに何度か来たことのある人、ない人いるので、いろんなリクエストがあるわけです。

その中で、
「アユタヤへ鉄道で行ってみたい」
という、幹事的な役割のおじさんからリクエストがあったので、鉄道の予約方法についてさくっと調べてみました。

今回は、旅行代理店を通さず個人でタイ国鉄の予約をする方法をメインに紹介します。

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アユタヤまでの行き方いろいろ

タイにはじめてくる方やリピーターのほとんどが訪れると言っても過言ではないアユタヤ遺跡。
バンコクの北、およそ80キロの位置にあります。
バンコクからアユタヤ観光へ向かう手段としては以下のものが挙げられます。

  1. 旅行会社の日帰りツアー
  2. 鉄道
  3. ロットゥー(รถตู้)と呼ばれる乗合のバン・ワゴン車
  4. 運転手つき自動車のチャーター
  5. 自家用車またはレンタカー

正直、一番楽なのは、1の旅行会社の日帰りツアーです。
集合場所まで行けば(ツアーによっては宿泊ホテルまでの迎えあり)、あとはエアコンの効いた車に乗って現地ガイドの案内を聞きながら観光地をまわるだけですから、面倒なチケットの購入や移動手段の交渉、ランチの場所の選定や注文などは全部お任せでいいんです。

今回の親戚グループも年配の方が多いので、本来なら日帰りツアーバスに参加して行ってもらったほうが安心なんですが、

「タイが初めての人にはぜひアユタヤを見せてあげたい。でも、何人かは既にバスツアーでアユタヤへ行ったことがあるから、今までとは違う行き方でアユタヤまで行きたい」

という、おじさんの希望で、鉄道となりました。

鉄道でアユタヤへ行くとなると、アユタヤ駅に着いてからのトゥクトゥクの手配や交渉などは、海外旅行に不慣れな年配グループにはハードルが高すぎるので、私がお供できる土日に一緒に行くことにしました。
まあ、その方が私も安心ですし。

前置きが長くなりましたが、以下、タイ国鉄のチケット予約方法について書いていきたいと思います。

 

タイ国鉄のチケット予約方法

インターネット予約

タイ国鉄(SRT)のオンライン予約ページhttps://www.thairailwayticket.com/eTSRT

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チケット予約するためには会員登録する必要があるので、先ずはサイトの右上の『Sign Up』からメンバー登録をします。(運航スケジュールや運賃を調べるだけなら登録なしでも可能です)
個人情報とメールアドレスを入力してパスワードを決めます。

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会員登録が完了したら、実際に予約をしていくわけですが、ここでいくつかの問題が発生。。。

  1. アユタヤまでの事前予約ができない
    正確に言うと、アユタヤまでは近距離扱いとなるので、近距離の予約は前日以降でないとできないのです。
    長距離の場合は、90日から2時間前までの予約が可能です。

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    (近距離のアユタヤで先の日付を入れると、ボタンがグレーになって選べない)

    私の個人旅行なら前日になって席がなくてもなんとでもなるのですが、総勢10名のアテンドを引き受けている以上、やはり事前に席の確保はしておきたかったので、バンコクからどこの駅までなら長距離扱いになるのかを調べてみました。

    つまり、多少高い金額を払ってもいいから長距離分のチケットを手配しておいて、実際には手前のアユタヤで降りるという手段を取ることにしたわけです。(一応、タイ国鉄のコールセンターで尋ねましたが、問題ないとのことでしたので)

    ためにし、ロッブリー駅(ลพบุรี / LOP BURI)を選択してみましたがダメでした。それで、ロッブリーの次に表示されるバーンミー(บ้านหมี่ / BAN MI)という駅を選択すると、予約可能なボタン(緑)になりました。

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  2. オンラインで予約できる人数が1回4人まで
    多少の無駄は目をつぶり、バンコクからバーンミー駅まででチケットをおさえることにしたんですが、またここで問題が。

    オンラインで1回に予約できる最大人数が4人までなんです。
    総勢10人なので、最低でも3回に分けて予約をする必要がありますが、心配なのは、予約を分けることで席がバラバラになることでした。

    プラチナチケットの予約じゃあるまいし、多少の時間差で予約したとしても、近場の席が埋まることはないだろうと思うのですが、途中でかたまったり予期せぬエラーがでたりというタイのオンラインシステムへの不安もあり、他の手段を考えることにしました。

ちなみに、オンライ予約をする場合は、クレジットカード(VISA, Master, JCB)か、タイの銀行が発行しているデビットカードかのいずれかで支払いが可能です。

なお、乗車する人全員の名前とID番号(外国人はパスポート番号)の入力が必要です。
あらかじめ準備しておきましょう。

また、オンライン予約した場合は、メールで送られてくるチケットがそのまま乗車券となりますので、必ずプリントアウトして当日持参する必要があります。(スマホやタブレット画面での表示は受け付けてもらえません)

電話予約(1690)

オンライン予約が少し心配だったので、とりあえずコールセンター(1690)に電話して、オンライン以外の予約方法を聞いてみました。(9番を押せば英語案内への切り替えも可能)

すると、直接、最寄りの国鉄の駅(券売窓口がある駅)に行ってもいいし、コールセンターでも予約を受け付けているとのことでした。
ちなみに、どの方法であっても、短距離は乗車日の前日からしか予約できないというルールは同じだそうです。

電話で予約受付した場合、電話予約してから約24時間の内に最寄りの国鉄窓口へ行って支払いと受け取りをする必要があります。(オペレーターが期限の時間と予約コードを伝えてくれます)

つまり、電話予約をしたところで、どうせ国鉄の駅窓口に行かなければならないのですが、その時の私の脳裏には、駅の窓口で後ろに人が並んでいる中、モタモタと10人分の、しかも当日ではないチケットの購入をしている図が浮かんでしまい、なんとなく気が引けたので、そのまま電話で予約することにしました。
電話なら、多少長くなっても他の人に気兼ねすることもありませんしね。(まさかオペレーターも1人じゃないだろうし)

なんて思ってたら、この電話でのチケット予約、かなりきつかったです!(笑)

だって、10人分の名前とパスポート番号を口頭で伝えるわけです。
日本人同士でもアルファベットを電話で伝えるのは大変だったりするのに、タイに住んでいる方ならよくおわかりだと思いますが、タイ人と日本人の英語のアルファベットの発音が微妙に違ったりして、そのやり取りに非常に時間がかかったんです。

私も、いちいち慣れない「T、タイランド、A、アメリカ・・・」なんて言いながら伝えるんですが、聞いているオペレーターの方も気の毒でした。
これだけで20分以上電話していたような気がします。

しかも、おそらくですが、私が口頭で名前とパスポート番号を伝えている時に、オペレーターの方が直接端末に入力しているのではなく、一旦紙に控えたメモを元に、電話を保留にしてから、あらためて端末に入力していたんだと思います。

ですから、予約の人数が多い場合は、多少後ろの順番待ちの方が気になったとしても、あらかじめ全員の名前とパスポート番号を書いた紙を持って窓口に直接行って発見してもらった方が楽です。はい。

 

国鉄の駅窓口

まあ、一番スタンダードな方法ですが。
クレジットカードがない方や今回の私のように大人数の予約をする場合なんかは、直接、券売窓口のある駅へ行った方がいいでしょう。

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言葉に不安がある場合には、あらかじめ紙に『希望日』『希望時間(列車番号)』『希望クラス(1等2等、寝台の場合は上か下かなど)』『乗車駅と降車駅』『乗車する人の名前(ローマ字)とパスポート番号』を書いて窓口係員に渡すといいと思います。

 

電話予約したチケットの受け取り

電話で予約した時にオペレーターから伝えてもらった、予約コード番号(9桁)を書いたメモ紙を駅の窓口に出すと、その場でチケットを発券してくれました。

受取る駅の窓口は、発券できる有人の駅ならどこでも大丈夫です。
ただし、電話予約時に指定された時間内(約24時間)以内に引き取らないと、予約は無効となります。
支払いは現金でもクレジットカードでもOKでした。

 

まとめ

タイの国鉄のチケット予約の方法は、

  1. オンライン
  2. コールセンター(1690)
  3. 駅窓口

とありますが、
少人数予約でクレジットカードをお持ちならオンライン予約が便利です。
メールに添付されたチケットをプリントアウトすれば、当日そのまま乗車可能です。

コールセンターは、口頭で乗車する人全員の名前とパスポート番号を伝える必要があるのでちょっと大変です。
しかも、結局24時間以内に駅の窓口まで支払いとチケットの受取りに行かなければならないので、あまり意味がありません。(コンビニなどで受取りが可能なら利便性が上がるんですが...)
それなら、最初から駅へ行った方がいいです。

また、
短距離区間の予約は、いずれの方法でも前日からのみ可能。
長距離区間は90日~2時間前までの予約が可能です。

 

以上、参考になればうれしいです。

 

追伸

 駅で受け取ったチケット、10人中5人の名前のスペルがどこかしら間違っていたのは、ここだけの話です。(笑)
念のため、駅員さんに修正する必要がないかと聞きましたが、もちろん答えは「マイペンライ」でしたよ。

 

ではまた。

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