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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ボロブドゥール寺院遺跡の入場制限の現状と予約方法(2023年9月)

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インドネシアのジャワ島中央部に位置し、世界遺産にして世界三大仏教遺跡のひとつである「ボロブドゥール寺院遺跡
このボロブドゥール寺院の中心であるストゥーパ(仏塔)への入場が、2020年2月より無期限で禁止されていましたが、2023年3月以降試行的に人数制限および条件付きで入場できるようになっています。
どうすればボロブドゥール寺院の仏塔に上って拝観することができるのか、2023年9月現在の状況やチケットの予約法方などをお伝えします。


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ボロブドゥール寺院の入場禁止と緩和措置

カンボジアの「アンコール・ワット」、ミャンマーの「バガン(パガン)」と並んで世界三大仏教遺跡と呼ばれるインドネシアの「ボロブドゥール遺跡」ですが、2020年2月にそのボロブドゥール寺院の内部(ストゥーパ)への入場が禁止されました

理由は、仏塔の斜傾が一部で認められたことによる調査のためであるとか、一部観光客のマナーの悪さ(よじ登りや落書き、ゴミのポイ捨てなど)のためであるとか言われているようですが、いずれにせよ、寺院遺跡保全のため、仏塔の基壇から上への立ち入りが禁止され、一般観光客は寺院の外側からしか拝観できなくなりました。

その後、新型コロナウイルスの蔓延により、旅行や観光自体が困難になったため、ずっと立ち入り禁止措置は継続されていましたが、今年の3月頃から、期間限定で入場者数を制限しつつ、遺産保護のための履物(サンダル)を着用という条件での入場を認める、試験運用が始まりました

それ以降、この限定の期間が1ヵ月、さらに1ヵ月、2ヵ月、といった形で延長され、現在に至っています。
つまり、2023年9月現在も試用期間中であり、一応、10月12日までという期限が設けられています。
おそらく、10月以降も期間延長、または(同様の条件付きで)正式に内部観光の再開が行われる気がしますが、現時点では未定です。

では、現在、どうすれば内部拝観ができるのか、その予約方法を次で見ていきましょう。




ボロブドゥール寺院内部拝観の予約方法

現在、試験運用中のボロブドゥール寺院の内部拝観(仏塔に上がって見学)は、以下の公式サイトから事前に予約する必要があります
希望日の7日前から予約が可能です。

https://ticketcandi.borobudurpark.com/en/

【料金】
外国人大人…Rp455,000
外国人子供…Rp305,000
(ちなみに、KTP/KITAS(インドネシアID/暫時居住許可証)保持者の大人はRp120,000、同子供はRp75,000)


【ウェブ予約】
https://ticketcandi.borobudurpark.com/en/

上記サイトにアクセスしたら、インドネシアの居住許可証を保持している人以外は、「Foreign Tourist」のところを選びます。


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Temple Ground Ticket」と「Temple Structure Ticket」がありますが、寺院の仏塔に登りたい場合は下の「Temple Structure Ticket」を選びます。

(外観だけ下の庭園から眺めればいいという方は「Temple Ground Ticket」の方でかまいません。指定した日の6:30~17:30までの時間内で有効です)

※「Temple Structure Ticket」には、「Temple Ground Ticket」エリアの入場料金も含まれています。



【日時指定】
カレンダーから希望する日にちを選び、次のページで時間を指定します。

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予約は7日先まで選択が可能ですが、月曜日は清掃・保全作業のため登れません
(月曜日は庭園からの拝観のみ)



時間は、初回の8:30から最終15:30までの8回の時間帯の中から選びます。(1時間毎)

なお、所要時間は、事前説明・待機が30分、実際の内部拝観が1時間です。
例えば、8:30の回の見学は、8時30分に集合で寺院に入るのは9時から10時までとなります。

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1日に許可された総入場数は1,200名で、同時間にストゥーパに上れる人数は150人までと規定されているため、土日や人気の時間帯は満員となる可能性もあるので、早めの予約をおすすめします。

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空いている希望の日時を選んで予約を進めていきましょう。

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必要なチケットの種類と枚数を選んだら「Buy Tickets」をクリック。

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Eメールアドレス、連絡先電話番号、名前、性別などの情報を入力して「Continue」を押すと、内容確認の画面となるので、OKであれば再度「Continue」を押します。

チケットは後ほどメールで届くので、メールアドレスに間違いがないかよく確認しましょう。

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すると、何時何分までに(約30分)支払い手続きを完了してくださいという画面が表示されるので、下の欄に国籍情報(Japanese)を選択入力して「Continue」で次へ進むと、支払いページとなります。

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支払い方法は、銀行振込、クレジットカード払いなどいくつかあるので、都合のいい方法を選んで支払います。

支払いが完了したら、先ほど入力したメールアドレスにEチケットが届くので、当日それを入場カウンターで提示すればOKです。




チケット予約をせずに内部拝観をする方法

実は、今回私は上記の方法でボロブドゥール寺院の仏塔に上る予約を取りませんでした。
事前に専用の公式サイトから予約をしなければ寺院内部の拝観はできないはずなのに、なぜ予約を取らなかったのかと言うと、チケットの予約なしでボロブドゥールの仏塔に上がる方法がひとつだけあるからです。

それは、ボロブドゥール遺跡公園の中に唯一存在するホテル「マノハラリゾート(Manohara Resort)」に宿泊するということなんです。

この度、私は遺跡のすぐ目の前に位置するそのマノハラリゾートの宿泊予約を入れており、マノハラホテルの宿泊料金にはボロブドゥール遺跡への入場料金が含まれているのです。

確かに、マノハラホテルの宿泊料は、周辺にある他のホテルと比べたら多少割高ではあるのですが、遺跡の中にあるという絶好の立地と、ボロブドゥール遺跡の入場料込みということを考えれば、むしろコスパのいいホテルであると言えると思います。



agodaでマノハラリゾートを検索する



ただ、懸念点がひとつありました。
もしかしたら、ボロブドゥール寺院への入場が無料というのは、2020年以前のように制限もなく仏塔に上がれた時の話であって、人数と時間の制限があり事前予約が必須な現在、マノハラリゾート宿泊者に与えられた入場料無料特典というのは、下の庭園部分から外観だけを眺める入場料のことで、寺院内部の仏塔に上がることはできないのではないか?という気もしなくはありません。

でも、私はなんとしても仏塔に登って拝観したいのです
(でなければボロブドゥールに行く意味がないと言っても過言ではありません)

そこで、事前にホテルへメールで確認してみたところ、「ホテルの宿泊料金には、専用サンダルを履いて仏塔に上がる費用も含まれており、自分でサイトでの予約を取る必要はありません」と明確な回答をもらったので、一安心しました。

とはいうものの、私が希望する日時のサイト予約はおそらくあっという間に売り切れになるだろうし、そうすると、人数制限の関係から私は希望する時間帯に本当に仏塔に上れるのだろうか?という不安は完全には晴れず、それはもう、行ってみて確かめるしかないわけで、ドキドキしていることも事実です。
(もしかして宿泊者は別枠とか?)

さて、どうなることやら。
私は無事にボロブドゥール寺院に上がることができるのでしょうか?
その辺りのことや、ホテルの様子などは、また追って報告したいと思います。
(記事の更新は、旅行後となるので、少し時間かかるかもしれません🙏)


ではまた。



今回の内部拝観予約に関して、4月あたりから定期的に以下のサイトの「お知らせ」をチェックし参考にさせていただきました。
ありがとうございます。

ジョグジャの旅は、Bagus Bintang Tour & Travel