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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

【黒川温泉】「お宿 野の花」1日限定8組/評判の宿・一時帰国宿泊記

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夏休みで一時帰国中のまなおです。
今回は、私が一時帰国中に出かけた温泉宿紹介の第2弾です。(とりあえず、第1弾で終わらずによかった^^;)

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前回訪れた九州の阿蘇や九重方面がとても気に入ったので、今回は母を連れて行くことにしました。
温泉はかねてから一度訪れたいと思っていた黒川温泉。
言わずと知れた熊本阿蘇の名湯です。

黒川温泉にある約30軒の宿は、それぞれに特徴があり素敵なところが多く、選ぶのにも苦労しましたが、今回はたまの贅沢と親孝行ということで、「温泉のある部屋」を中心に探しました。

また、黒川温泉は湯巡りも魅力的な温泉街ではありますが、今回は高齢の母と一緒なので、ひとつの宿でゆっくり滞在できるよう、お風呂が充実した静かな宿というのも選択条件としました。

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黒川温泉旅館4選!

そうやって候補を絞っていくと、最終的に4つの宿が残りました。
もちろん、こちら側の予算の都合も踏まえてのことなので、他にも素敵なお宿は沢山あります。
あくまで、まなお的4選であること、ご了承ください。

黒川温泉 源流の宿 帆山亭

部屋のすぐ外にある客室専用の露天風呂と、川沿いにある大露天風呂の星空スイッチがすごく興味ありましたが(スイッチを切ると灯りが消えて満天の星空を満喫できるそう!)、母は足元が暗い中を外の露天風呂には行かないかも知れないなと思い、今回は見送ることにしました。

黒川温泉 旅館 山河

温泉街からは少し離れた雑木林の中に佇む趣きある旅館。
薬湯と言われる「薬師の湯」や情緒たっぷりの露天風呂、大浴場、内風呂と、同じ旅館内でふたつの異なった泉質を楽しめるのも魅力でした。

あいにく、私たちの日程では風呂付きの客室が満室だったため、直近までキャンセル待ちで粘りましたが、ダメでした。

黒川温泉 山あいの宿 山みず木

ここは、個人的に露天風呂や内風呂の種類が豊富で素敵だなと思ったお宿でした。
候補にいれていた風呂付きの客室が、翌日見たら売れてしまっていて諦めました。

黒川温泉 お宿 野の花

こちらが、今回お世話になったお宿。
結論から言うと、本当に良かったです!!
全室8部屋
のこじんまりとした旅館ならではの、きめ細やかで行き届いたサービスでした。

詳細は以下に書いておきますが、他の宿と悩んだりしながら決めた今回の「お宿 野の花」さんは、私も母も大満足のお宿でした。

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お宿 野の花

黒川温泉の温泉街からは少し離れた山間に佇む落ち着いた雰囲気の旅館です。

本館、離れを合わせて8室の客室にはそれぞれ専用の掛け流しの風呂が付いており、和室や和洋室など全て違った趣きの造りになっています。


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部屋

今回、我々が泊まった部屋は本館の部屋でしたが、部屋の入り口と客室(和室2間+洗面所トイレ)が2階となっており、和室の奥の扉を開けると階段があり、1階部分が専用の内風呂掛け流し温泉という、ワクワクする構造です。

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脱衣所も広く、浴室は天井が高くて1人で入るには十分贅沢な空間を堪能。
(親子3人でも問題ない余裕のある造りです)
浴槽の上にある格子戸を開けると庭の緑が鮮やかで気持ちが良かったです。

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風呂


内風呂

檜皮の湯(ひわだのゆ)

部屋の専用風呂もいいですが、共同の内湯も広くて気持ち良かったです。

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離れにあるふたつの内湯は、夜と朝とで男女入れ替えとなります。
この日、満室だったにもかかわらず、他の方とバッティングすることはなく、貸切風呂状態でした。


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(内風呂:石風呂)


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(内風呂:桶風呂)


露天風呂

ぎんねずの湯

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露天風呂も朝夕で男女入れ替えです。
いずれも脱衣所からすぐのところに洗い場を備えた石造りの浴槽と、階段を少し下って行った渓流沿いの浴槽とのふたつがあります。


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緑を眺め、せせらぎと蝉の声を聞きながら、コンコンと湧き出る温泉に身を委ねました。
結局、露天風呂でも他室の宿泊客と一緒になることはありませんでした。


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タイミングが良かったのでしょうが、どこへ行っても貸切状態なんて大旅館だとまずあり得ないでしょうから、これも限定8組だけの宿ならではの恩恵ですよね。

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食事

「お宿 野の花」では、食事は基本的に本館1階にあるそれぞれ個室になった食事処でいただくようですが、希望すれば部屋食にもしていただけます。

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私たちは特に希望したわけではなかったのですが、部屋食で提供していただくことになっていました。
食事処の部屋割りの都合だったのかも知れません。


創作懐石

夕食の創作懐石は、どれも非常に美味しかったです。
それぞれの料理の説明は控えますが、ふだん、バンコクでこんな贅沢していないので、もう至福の時間です。

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ただし、注意点がひとつ。
こちらの懐石、けっこうお腹いっぱいになります。
どれも美味しくて最初は余裕なんですけど、メインの肉料理をいただく頃には、かなりお腹が苦しくなってきます。
ですから、特に女性や年配の方は、夕飯前の間食や炭酸飲料などの飲み過ぎは控えたほうがいいです。
十分にお腹を空かせて挑み、少しずつゆっくりと食事を楽しみましょう。笑

画像だけいくつか挙げておきます。


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サラダも美味しい!と思ったら、自家菜園で採れた新鮮な野菜を提供しているそうです。

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あと、日本酒の利き酒セットがオススメです!
地元九州のお酒が5種類セレクトされており、少しずつ飲み比べができるんですね。
正面上、12時の位置を起点に時計回りで甘口から辛口へと並べてあります。
きっと好みの味が見つかると思いますよ。

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ちなみに、私はどれも美味しくいただきましたが、中でも左上10時の位置にあった純米吟醸「霊山(れいざん)」が一番気に入りました。
暑い時期にスッキリとした味わいが◎でした。


朝食

朝食は、個室仕様の食事処でいただきました。
文句なしに美味しかったです。
後から出していただいた熱々のだし巻き玉子も美味しくて、ついつい、ごはんをお代わりしちゃいました。

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宿情報

黒川温泉 お宿 野の花

住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6375-2
電話:0967-44-0595
駐車場:10台(無料)
アクセス:黒川温泉中心部から車で約5分。温泉街までの送迎可能(無料)

日帰り入浴:8:30~21:00 大人500円(子供300円)

公式サイト:黒川温泉 お宿 野の花

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まとめ

熊本県阿蘇山の北、南小国町にある黒川温泉は、昔ながらの温泉情緒を残す名湯です。
その黒川温泉の中心部から少し離れた山間の渓流沿いに佇む「お宿 野の花」は、全室8部屋だけの隠れ家的な趣きのある宿でした。

澄んだ空気と豊かな緑。
各部屋に専用の温泉風呂があり、喧騒から掛け離れた静かな環境の中、ゆっくりくつろぎたい人には最高です。

共同の内湯も露天風呂もタイミングによってはまるで貸切風呂のよう。
それくらい、他の宿泊客と鉢合わせることが少なく、プライベート感たっぷりのお勧め旅館です。

小さな旅館ならではのきめ細やかなサービスが心地よく、こだわりの創作懐石料理も秀逸。
同行者にもきっと喜んでいただける選択だと思います。

またリピートしたい宿です。

 

 

 

ではまた。