来週はもう仕事納めと思ったら急に嬉しくなったまなおです。こんばんは。
昨日、久しぶりに近所のファミリーマートに入ってみたら、「さばのみそ煮」と「ライスバーガー スパイシーチキン」なるものが目に入ったので買ってみました。
タイで暮らしていると、何かと偏った食生活になりがちなんですが、魚もその一つで、日本にいた時よりずっと摂取量が減っています。
先日、日本の母と電話しているときに、何かのテレビ番組で見たらしく、「サバの水煮とか味噌煮とか身体にいいらしいよ」という話が出たのを思い出して、思わず手にとってみたわけです。
さばのみそ煮
「さばのみそ煮」(ปลาซาบะซอสมิโซะ / SABA WITH MISO SAUCE)45バーツ。
鍋で湯せんまたは電子レンジで調理も可です。
電子レンジ(800W)の場合、冷凍品は1分、冷蔵品は30秒加熱とのことです。
私は、30秒くらいだからいいだろうとビニール袋に入ったまま温めましたが、バリバリ音がしていたので、ちゃんと皿にあけてから加熱した方がいいかもしれません。
ライスバーガー スパイシーチキン
一方、さばの隣に置いてあった
「ライスバーガー スパイシーチキン」(เบอร์เกอร์ข้าวเหนียวลืมผัว ไส้น้ำตกอกไก่ / SPICY CHICKEN BREAST PURPLE STICKY RICE BURGER)45バーツ。
こちらは電子レンジで温めるタイプ。
包装のビニール袋を少しだけ破って、同じく電子レンジで45秒ほど温めます。
日本語で「黒もち米使用」と書いてありますが、この黒もち米のことをタイ語表記では「ข้าวเหนียวลืมผัว カーオニャオ ルーム プア」となっています。
タイで作られている黒餅米の品種の名前なんですが、面白いですね。
- ข้าวเหนียว [khâaw nǐaw] カーオニャオ = もち米
- ลืม [lʉʉm] ルーム = 忘れる
- ผัว [phǔa] プア = 夫、亭主、だんな
つまり、「夫を忘れるもち米」という意味なのです。
言葉の由来は、あまりにも美味しくて妻が夫(の分)を忘れて全部食べてしまうということなんだとか。
食べてみた感想
うんちくはさておき。
私、この微妙な組み合わせを今朝の朝食として食べたんですが、感想としては。。。
サバの味噌煮は、45バーツとしてはありです。
きちんと味噌煮の味がしましたし、調理も簡単なので、夕飯で何か一品足りない時にも活躍しそうです。
黒もち米のライスバーガーは、そこそこ美味しかったのですが、まあピリ辛チキンとカオニャオというだけにしては、ちょっと高いかなぁという気も。
なお、バーガーと言っても、決して手で持って食べられるものではありませんでした。
ぼろぼろ崩れるし熱いし、結局お箸で食べました。(もしかしてライスバーガーって、そもそも手で掴んで食べるものじゃなかったりする?)
ちなみに、私はこの黒もち米「亭主忘れのもち米」(笑)は大好きで、たまに自宅で炊いて食べています。
タイ語で、“ข้าวเหนียวลืมผัว”です。よかったらどうぞ。栄養価も高いようです。
タイのコンビニで売り出される日本料理シリーズは息が短いというか、あまりヒットしないとすぐになくなっちゃうことが多いので、興味ある方は見つけしだい試してみてくださいね。
ではまた。