先日、8月の日本からバンコクへの便がキャンセルになったという、タイライオンエアからのメールが届きました。
「えっ!もう8月分のキャンセルまで決まったの!?」
確かに、まだまだ新型コロナウイルスの収束は見えていませんが、それにしても8月までとは・・・。
ここのところ、4月5月のフライトキャンセルを立て続けにくらい、多少慣れっこになっていた私も、さすがに驚きました。
『もしかしたら、タイライオンエアが日本路線から撤退、あるいはもっと酷いことに・・・?』と、勘ぐっちゃいました。
そして本日、2時間待ってようやく繋がったコールセンターで、無事に払い戻し処理ができましたので、経緯と払い戻し方法を報告したいと思います。
※2020年5月5日その後の経緯について追記しました。(記事の最後)
※2020年11月14日払い戻しが完了しました。(記事最後に追記)
いきなりキャンセルメールが届く
2020年3月23日、タイライオンエア(Thai Lion Air)から1通のキャンセルメールが届きました。
メールのタイトルは「フライトキャンセル」でしたが、本文の書き出しは『リスケジュール(変更)の便は以下のようになります』という内容でした。
けれども、その、変更後の新しいフライト情報欄のところは、すべて空欄になっているのです。
いや、これはどうしたものかと。
タイライオンエアの運休及び払い戻し情報をネットで検索してみましたが、
その時点でヒットしたのは、4月30日までの運休とその処置(予約変更、航空券有効期限1年間延長(クレジットシェル)、全額払戻し)だけでした。
どこにも5月以降の運休についての情報を見つけることができなかったんです。
コールセンターにも何度もかけましたが、まったく繋がりません。
それで、仕方なく、全額払い戻し希望する旨をメールで送っておきました。
ただ、それからタイライオンエアからの返信はありませんでした。
5月以降も全便運休だった!
メールは毎日迷惑メールフォルダも含めてチェックしてましたが、やはり返信はなし。
そこで今日、もう一度タイライオンエア情報を検索していると、以下のことがわかりました。
https://www.thailionair.jp/information
昨日、3月26日更新の運行情報によると、
■ 2020年3月16日~4月30日:日本発着路線はすべて運休。
■ 2020年5月1日以降:運航スケジュール調整中。※確定まで一時的に全便運休
ということでした。
つまり、5月1日以降も、今のところ全便運休ということらしいのです。
それで、あのキャンセルメールだったわけですね。
リスケジュール後のフライトも、未定だから空欄と。
日本発着路線運休に伴う変更・払戻等の案内
■ 2020年3月25日~5月31日の期間中に搭乗の航空券の場合
1 予約変更 2 航空券有効期限1年間延長(クレジットシェル) 3 全額払戻し のいずれか。
■ 2020年6月1日以降の搭乗航空券の場合
1 予約変更 2 全額払戻し のいずれか。
手続き方法は、
- 旅行会社や代理店で購入した人は、購入した旅行会社・代理店へ連絡。
- タイ ライオンエアWebサイト・アプリで購入した人は、下のタイコールセンターへ連絡。
Thailand Thai Lion Air Call Centre
Tel: (+66) 2-529-9999 06:00 - 24:00
Email: info@lionairthai.com *タイ時間
とのことです。
5月以降のフライト予定がたっていない現状で考えれば、全額払い戻し一択な気がします。
コールセンターで払い戻し申請!
既にメールは送っていたものの、返事もないため、やっぱりコールセンターにかけてみることにしました。
相変わらず、延々とタイライオンエアの音楽を聞かされるはめになりましたが、2時間くらいでようやくオペレーターに繋がりました。
(スマホのスピーカー音量を最小にしつつ、一応、ちゃんと仕事はしながら待機してました)
コールセンターでは、以下の内容を確認されるので、あらかじめ用意しておきましょう。
・ PNR(予約番号) ※アルファベット6文字
・ 全員の航空券番号 ※310から始まる13桁
・ 発券済搭乗便名・日付・区間
私は、上記のうち、航空券番号、搭乗便名と日付の代わりに、ウェブ購入した時の連絡先電話番号(携帯)を尋ねられました。
本人確認が済むと、予約変更か全額払い戻し希望かを聞かれますので、
私は、全額払い戻し(Refund)をお願いしました。
ちなみに、タイ語では「ขอเงินคืนเต็มจำนวน(コー・ングン・クーン・テム・ヂャムヌアン)」です。
購入時に使用したクレジットカード会社へ、45営業日以内に返金の手続きを行うとのことでした。
なお、タイライオンエアーのコールセンターは英語かタイ語のみです。
タイ語のオペレーターにもなかなか繋がらない状況で、英語のオペレーターにどれくらいで繋がるかわかりませんが、もしタイ語で連絡する場合は、タイ人の方に電話してもらった方がいいかも知れません。
私の対応をしてくれたオペレーターさんは、容赦のない、かなり早口のタイ語でした。(笑)
待っているお客さんがいっぱいいるから、そうなるんでしょうね。
本当にご苦労様です。
※運航状況や手続き方法は随時変更になる可能性があります。
タイライオンエアのウェブサイトまたは公式Twitterで最新の情報をご確認ください。
ウェブサイト(日本語):https://www.thailionair.jp/
Twitter(日本語):https://twitter.com/thailionairjp?lang=ja
ではまた。
■その後の経過(2020年5月5日追記)
この記事を読んでいただいた方から、メッセージをいただきました。
コールセンターになかなか電話が繋がらずにお困りのようでしたが、なんとか今日の午後、無事に電話で払い戻しの依頼手続きができたとのことで、よかったです。
こんな私のブログを見つけて読んでいただき、ありがとうございます。
少しでもお役に立てたとしたら、なにより嬉しいです。
ということで、まなおの払い戻し手続きのその後を少し。
5月5日現在、まだクレジットカードへの返金は行われていません。
今日メッセージをいただいた方もおっしゃってたんですが、
電話だけの受付って、その後本当に手続きが進行しているのかどうか、不安ですよね?
タイライオンエアの場合は、特に受付完了メールがくるわけでもないので。
そんな不安も手伝って、本日、コールセンターに再度確認の電話をしてみました。
相変わらず、何分も待ってようやくオペレーターに繋がったので尋ねてみると、
間違いなく払い戻し手続きは承っており、手続きは進行中。
ただ、相当数のキャンセルにより返金処理が遅れている。
現在、45日から90日程度の日数を要している。
とのことでした。
口頭確認だけでは不安なので、メールを送ってくださいと依頼しましたが、
メールやSNSでのお知らせ対応はできかねますと、丁寧に断られました。
とにかく、「申し訳ありませんが、もう少しお待ちください」
とのことだったので、不安は残りますが、気長に待つことにします。
■その後の経過(2020年11月15日追記)
メールで払い戻し手続き完了のお知らせが届きました。
メールの送信者はタイライオンエアではなく「2C2P」という会社からでした。
払い戻し手続き申請から7ヶ月以上かかりましたが、やっと完了。
何はともあれよかったです。