日本はすっかり夜も更けましたが、今晩は、七夕ですね。
まなおです。
今日は、バンコクで建設が進んでいる高架式の新都市鉄道「レッドライン」についてのニュースと、七夕の話題を少し。
レッドライン2020年末の開業に向けて着々と
2019年7月5日から6日にかけて、バンコク首都圏で建設中の新都市鉄道の新路線、レッドラインの進捗会議が日本で行われたそうです。
今回、タイの運輸大臣ほか一行は、日立の鉄道製造工場にも訪れ、日立製作所笠戸事業所の川畑淳一所長とレッドライン向けの車両製造についての会合が行われました。
そこで、日本側からは、2020年年末の開業に先駆けて、予定通り、今年10月頃には試運転用の2車両がタイに納入されるという回答を得たそうです。
2020年の年末の開業は、タイの人々へのお正月プレゼントとなるらしいです。
日立製作所で造られるこれらの車両は、バーンスー駅からランシット駅とバーンスー駅からタリンチャン駅までのレッドラインで使用され、タイ国鉄が4両編成10車両、6両編15車両の全130車両を発注しています。
タイでは、鉄道に限らず、当初掲げた開業予定が大幅に遅れることが日常茶飯事。
このレッドラインも、2021年にずれ込むとか、いろいろな情報があります。
今回のニュースの通り、本当に2020年の年末に開通するのかどうかは、まだまだわかりませんが、着々と計画は進んでいるようです。楽しみですね。
バンコク伊勢丹で七夕気分
夕方、足マッサージに出かけたついでに、セントラルワールドに寄りました。
バンコクの伊勢丹では七夕飾りコーナーが設けられ、短冊に願い事を書いて結べるようになっていました。
日本語よりもタイ語の願い事の方が多かったです。
日本のデパートに来るようなタイ人の方々は、ある程度日本文化を知っていたり、興味があるんでしょうね。
昼間は曇りがちのバンコクでしたが、伊勢丹の上には三日月が出ていました。
明るいバンコクなので、星空は望めませんでしたが、今年の天の川は晴れていたのでしょうか。
ちなみに、「天の川」は、
英語では"Milky Way"ですが、
タイ語では、"ทางช้างเผือก(thaaŋ cháaŋ phʉ̀ak:ターン チャーン プアック)"と呼びます。
「白象の道」という意味ですね。
"เผือก(プアック)"は「白」を意味し、いわゆるアルビノなんですが、白象は、タイでは昔から神聖な生き物として扱われ、王様へ献上されてきました。
そんな白象が無数に集まっている夜空の帯が、タイでは天の川なんですね。
また、日本でも神の使いとして信じられてきた「白蛇」は、タイ語でも"งูเผือก(ŋuu phʉ̀ak:ングー プアック)"として特別な生き物として崇められている地域が多くあります。
あ、タロ芋のことも"เผือก(プアック)"と呼びますけどね。
以上、関連性のない2つの話題を取り上げた割には、短い記事となりました。
まあ、日曜日の夜ですから、お許しいただくことにして・・・
みなさん、おやすみなさい。
ではまた。