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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

はじめての隣国ミャンマー(5)仏教遺跡バガンのアクセス・乗り物編

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昨年2018年10月から1年の予定で、日本人のミャンマー観光ビザ免除が試行されています。 このチャンスを逃すまいと、タイ・バンコクからお隣のミャンマーへ週末旅行をしてきました。

ミャンマーシリーズ5回目となりましたが、いよいよ世界三大仏教遺跡のひとつ、バガンについて書きはじめたいと思います。
数千もの有名無名の仏塔や寺院が点在する憧れのバガン遺跡は、やっぱり行って良かったと心から思いました。

バガンの遺跡観光に入る前に、今回はバガンへのアクセスや移動手段のお勧めについて書いておきます。

※情報は全て2019年1月20日時点のものです。

 


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移動・アクセス

ヤンゴンからバガンまで

私たちはヤンゴンから飛行機で向かいました。
前日金曜日の夜にヤンゴン国際空港に到着し、空港近くのホテルで数時間寝てから朝のフライトでバガンまで。フライト時間は1時間15分程度でした。

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週末旅行のように時間が限られたスケジュールでは、時間的にも体力的にも飛行機が一番いいと思いますが、多少日程に余裕があれば、ヤンゴンから長距離バスという手もあります。
夜行バスに乗れば、朝にはバガンに到着するので、うまくいけばそのまま朝日鑑賞もできそうです。何より、安いですからね。

バガン空港からホテルまで

バガン空港に着き、飛行機のタラップを降りたら、そのまま歩いて空港建物へと向かいます。
荷物は台車で運ばれてくるので、預け入れ荷物がある人は建物内で待って受け取ります。


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荷物を受け取って出口に向かうと、係員にバガン観光入場料金を支払うカウンターに促されるので、そこで1人25,000チャット(約520バーツ)を払ってから空港の外へ出ます。
このバガン入域チケットは5日間有効で、場所によってはチケットのチェックがあるので、携帯するようにしましょう。
なお、私たちが到着した時は、USドル換算での支払いも可能とのことでした。(17ドルだったか、18ドルだったか、うろ覚え・・・)


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空港出口ではタクシーの呼び込みが来ますが、基本的にバガン空港からバガンの主な地区(バガンで観光客が泊まるエリアは、ほぼ3つのみです)までは定額の料金なので、あまり心配することはありません。
念のために、ホテル名を告げて料金を確認してから乗りましょう。

  • ニャウンウー地区・・・・5,000チャット
  • オールドバガン地区・・・6,000チャット
  • ニューバガン地区・・・・7,000チャット

それほど悪質なぼったくりはなさそうですが、一日観光などの売り込みは、ある程度してくるようです
私たちはニューバガンに宿泊予定だったので、7,000チャットということで乗り込みました。

タクシーの運転手は気のいいおっちゃんで、楽しく話しながら向かったんですが、途中、ミンナントゥ村あたりに車を停めて、村の風景やお寺の写真を撮らせてくれるじゃないですか。
もちろん、私たちが村に寄ってと頼んだわけでもなく、これもおっちゃんの営業の一貫なんですよね。


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後で地図と電話番号をくれて「一日観光するなら電話ちょうだいね」とくるわけです。
でも、それ以上しつこく勧誘するわけでもなく、ホテルに付いたら7,000チャットを払ってお別れしました。

バガン観光は、Eバイクがお勧め

バガン内を観光するにあたって、おすすめなのは、Eバイク(E-BIKE)と呼ばれる電動バイクです。
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タクシーを借り切ったり自転車をレンタルして周ったり、あとは馬車という手もありますが、タクシーは楽だけどせっかくのバガンの自然を今一つ感じられないような気がするし、広大なバガンを炎天下のなか自転車で走るにはかなり体力が必要だし、馬車も限られた時間をここもあそこもということは難しそうです。
だから、限られた時間でバガン遺跡を効率よく巡るには、Eバイクが断然おすすめです

Eバイクをレンタルする

私たちは2日間、このEバイクを借りて移動しましたが、とても便利で快適でした。
町のいたるところにレンタル屋があるので、Eバイクを借りるのに困ることはありません。ホテルで貸してくれるところもあります。
1日あたりのレンタル料金は7,000~10,000チャット程度のようです。

ちなみに、私たちのホテルの隣にはEバイクのレンタル屋があり、1日5,000チャットと格安だったので、非常にラッキーでした。

Eバイクの乗り方

基本操作はいわゆるスクーターと同じですが、ここでは電動自転車扱いなので免許は不要でヘルメット着用の義務もありません。(ただし、日差しがきついので帽子などは被った方がいいです)
電動式のため、さすがに上り坂では20~30キロくらいしか出ませんが、平坦な道では40~50キロ程度のスピードがでます。
あまり飛ばす人もいないと思いますが、くれぐれも安全運転に努めましょう。
また、スピードもそうですが、バガンでのEバイクで最も気を付けなければいけないのは、砂です。
車道の端に砂が浮いていることもあるし、未舗装の道では土や砂にタイヤを取られやすいので、急ブレーキなどは避けましょう(特にカーブは注意してください)

なので、借りるときには、必ずブレーキの効きは確認してください
中にはブレーキがあまいものがあるので、良くない場合は、その場で調整してもらうなり、バイクを変えてもらうなりしましょう。

Eバイクの充電

気になる充電ですが、基本的に借りるときにバッテリーはフル充電してくれているはずです。
メーカーによったり個体差があったりするかも知れませんが、私たちが借りたEバイクは、普通に朝からニューバガンからオールドバガン、ニャウンウーの各エリアで主だった寺院や仏塔をいくつか訪れ、そしてビューイングタワーまで行って夕方ニューバガンに戻るという、ざっくりバガン一周ルートを走っても特にバッテリー切れということにはなりませんでした

心配な方は、午後に一旦ホテルに戻って休憩する間なんかにお店で充電をしてもらったりということも可能だと思います。

また、昼間はまず問題ないかと思いますが、早朝や夜などヘッドライトを点ける時間帯は、停車中はこまめにライトを切るなど、節電した方がいいかもしれません。

 

まとめ

ヤンゴンからバガンまでは、飛行機かバスかが主なアクセス方法となります。
飛行機は快適ですがやや高めです。一方、バスは経済的ですがそれなりに時間がかかります。旅行のスタイルやスケジュールに合わせて選びましょう。

空港(バスターミナル)からバガンの各エリアまでのタクシーは、基本的には定額料金です。乗る前に、念のため料金の確認をしておきましょう。
悪質なボッタクリはなさそうですが、一日観光の売り込みはしてくる可能性あります。軽く聞き流すか、しつこいようであれば、はっきり「NO」と言うのが良いでしょう。

バガンを効率的に周るにはEバイクのレンタルがお勧め。
日本で電動自転車やスクーターに乗っている人ならまず問題ないとは思いますが、くれぐれも安全運転に心がけましょう。(砂が浮いてる場所は注意)

 
次回からは、多少観光っぽいことを書いていきたいと思います。(笑)

 

 

ではまた。

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