旅行をする上で、旅先の食事というのはとても大切な要素のひとつですが、今はガイドブック以外でもブログやYouTube動画などでリアルな情報が入手できる便利な時代になりました。
もちろん、人それぞれの好みや味覚は違うわけで、全てを鵜呑みにすることはできませんが、自分の勘も挿入しつつ情報を選び、その発信者と自分の感覚の一致・不一致を確かめてみるのも楽しみのひとつだと私は思っています。
そんなわけで、前置きが長くなりましたが、さっそく今回の記事へといきたいと思います。
チェンカーン2日目、朝から絶景の雲海を堪能してきた続きです。
感激！カノムチーン・ナムプリック
ボーッとするのが得意な私が部屋でゆっくりしていたら、あっという間に午後1時前になっていました。
ランチを食べに行くことにします。
今日の昼ごはん、食べるところをあらかじめ決めていました。
旅行前に目的地での食事情報を調べることが多いのですが、今回チェンカーンのグルメ情報をリサーチしている中で、とても参考にさせていただいたサイトがありました。
バンコクのグルメ情報といえば必ず名前が出てくる、有名なブロガー「きーきあっ」さんの記事です。
個人的に普段からずいぶん参考にさせてもらっているブログなんですが、文章も読みやすくて面白いんですよね。憧れです。
数年前のチェンカーン旅行記の中で、いくつか楽しい食レポを書かれていたので、ブックマークしていたわけです。
特に大絶賛だったのが、ソイ10にある「チュムヌア・ヤーイパット」というお店の「カノムチーン・ナムプリック」
きーきあっさんに
「今回チェンカーンで食べた料理の中で一番美味しかったなあ。」
と言わしめた一品です。
こんなの読んじゃったら、絶対行かないわけにはいかない！
ということで、行ってまいりました。
お店自体は、民家の1階を食堂にしました的な、こじんまりした雰囲気です。
メニューを見ながら、テーブルに置いてあるオーダー票に注文を書き込んで、店員さんに渡します。
（紙にはタイ語しか書いてないので、タイ語の読み書きできない場合はメニューを指差して直接注文したらいいと思います）
私は、お目当てのカノムチーン・ナムプリック（ขนมจีนน้ำพริก）とタロ芋のココナツミルクデザートを注文してみました。
ちなみに、水はセルフサービスで飲めます。
やってきました。
期待のカノムチーン・ナムプリック。
でかっ！
これで普通盛り（30バーツ：約100円）です。
大盛り（40バーツ）ならどんなことになるんでしょう？
見た目は地味でパッとしませんが、お味はどうなんでしょうか？
早速いただきます。
・・・。
なにこれ。
すごい、美味しい・・・。
カノムチーンって、のびた素麺みたいで、（野菜をがっつり上に乗せて食べたい時以外は）自分ではあまり注文しないし、いつも『そこそこ美味しい』程度で満足してるんですけど、ここのナムプリックのかけダレ（かけ汁？）は今まで食べたことのない味で、すごく美味しかったんです。
ピリ辛だけど、ピーナッツかな？すごくコクのあるまろやかなタレが病みつきになります。
言葉もなく、ひとり静かに感動しつつ、黙々と食べてしまいました。
ということで、きーきあっさんのあの言葉に嘘はございませんでした。
私も激しく同意いたしますです。はい。
タロイモのココナツミルクデザート（日によって異なる）も美味しかったです。
15バーツ（約50円）
こんなお店が近くにあったら、大袈裟ではなく、週3で通いたいくらいです。
いい具合にセルフサービスで変に気を使う必要もなく、1人でも入りやすい雰囲気もあって、居心地が良かったです。
＜店舗情報＞
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ジュムヌア・ヤーイパット
จุ่มนัวยายพัด
所在地：319/1 ถนนชายโขง ซอย10 ล่าง หมู่1 ต.เชียงคาน อ.เชียงคาน จ.เลย 42110
319/1 Chai Khong Rd., Soi 10, Chiang Khan, Loei 42110
TEL：042-822-079
営業時間：07:00-15:00
定休日：日曜日
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遅い午後の散歩
午後も部屋でゆっくりくつろいだ後、町の散策に出かけます。
16時には、お寺で太鼓が打ち鳴らされていました。
確か、昨日もホテルへ向かう途中、16時に青年僧が太鼓を鳴らしていました。
昔ながらの時報なんでしょう。
境内をふらふら散策していたら、お坊さんが池の噴水と滝のスイッチを入れてくれました。
人工の山から水が流れ出し、滝となって池に流れ込みます。
ご自慢の作品なんでしょうかね。
お寺の夕刻を告げる太鼓【チェンカーン】ตีกลองย่ำค่ำ
お寺から古い町並みへ移動して、お洒落なゲストハウス兼カフェ「WITH A VIEW」で休憩です。
川沿いのソファーで、イタリアンソーダなんぞを飲んでみたり。
スイーツも勧められましたが、夕飯に差し障るので我慢しました。
私が宿泊している部屋が見えるww
（カーテン閉めている部屋）
フアンルアンプラバーン再び
17時30分
早めの夕飯を食べに、昨夜も行ったフアンルアンプラバーンへ向かいます。
まさかの2連チャン。
どうしても明るいうちに、景色を見ながら映える食事をしてみたかったんです。（笑）
というのは、まんざら嘘でもないんですが、
昨夜、食べたかったけれど、1人じゃこれ以上無理だとあきらめたメニューがいくつかあったので。
ナムプリック・ルアンプラバーン・ムートート（น้ำพริกหลวงพระบางหมูทอด）140バーツ
茹で野菜や揚げ豚をナムプリックというピリ辛のタレ（ディップ）につけて食べる、いわばオードブル的なものですが、ビールのあてにもいいし野菜もたくさん摂れるので好都合です。
味は違いますが、昔、父がキュウリを味噌につけてよくビールを飲んでいたのを思い出します。
ああ、もろきゅうでしたね。
今日は、シンハービールにしてみました。
大瓶で95バーツは良心的です。
パットウンセン・ルアンプラバーン（ผัดวุ้นเส้นหลวงพระบาง）140バーツ
ルアンプラバーン風春雨炒めという名の付いたこちらの一品も、野菜中心の具沢山で、あっさりした味付けが美味しかったです。
夕暮れ町歩き
夕飯を食べ終わってもまだ外は明るく、川沿いや古い町並みを気の向くまま歩きました。
ここからはちょっと手抜きして、写真中心に貼らせていただきます。
遊歩道を散歩するわんこ
食事中のにゃんこ
おばあさん
チェンカーンの古刹「ワット・シークンムアン（วัดศรีคุนเมือง）」
（通称「ワット・ヤイ（วัดใหญ่）」）
有名なパッタイ屋「プローイセーン（ปล่อยแสง）」
食べてみたかったのですが、滞在している間ずっと閉まっていました。。。
チェンカーンの有名老舗レストラン「ルック・ポーチャナー（ลุกโภชนา）」
ここも、私の行くタイミングが悪く、食べられませんでした・・・（涙）
夕暮れ時のノスタルジックな通り、ウォーキングストリート。
町歩きが楽しい時間帯です。
ウォーキングストリートの古い町並み通り（ถนนชายโขง）にあるバー「Miss You Bar Soi 19」
モヒートを1杯。
前の通りを行き交う人たちを眺めながら、のんびり飲みました。
＜Miss U BAR Soi 19＞
本当、ノスタルジックな町ですね。
明日は、托鉢と丘の上の大仏を見に行きます。
ではまた。
