タイで最も有名なパワースポットのひとつ、通称「エラワン廟」
セントラルワールドやチットロム駅にも近いラチャプラソン交差点、グランドハイアット・エラワン・ホテル側にある四面の神様「プラプロム」(ブラフマー神)の祠ですが、ここでお参りをすれば願いが叶うということで、タイ国内外から連日たくさんの参拝者が訪れます。
去る10月の末、日本からやってきた友人がぜひお参りに行きたいと言うので、このタイ最大のパワースポットへ、久しぶりに行って参りました。
そこで、せっかくお供するなら、私も何か願掛けでもしてみようと思ったしだいです。
四面神「プラ・プロム」への願掛け
このエラワン廟、一応お参りの作法的なものがありまして、蝋燭と12本の線香、4つの花輪というお参りセットを購入し(値段はピンキリ。安いもので50バーツ程度~)、入口正面のお顔の前から時計回りで4方面(4つのお顔)全てにお参りするわけです。
それぞれの方角の場所で花輪と3本の線香をお供えします。
なお、願い事を伝えるだけでもいいのですが、もし願い事が叶ったらどんなお礼をするかというのをあらかじめ宣言しておくと、より成就すると言われています。
もちろん、願いが叶ったあかつきには、必ずそのお約束を守らなければなりません。
お礼の内容は特に決まりがあるわけではなさそうで、象の置物を奉納したり、花を奉納したりする方もおられますが、こちらのプラプロム様は、特に踊りがお好きなようで、お礼にタイ舞踊を奉納する方が非常に多いのです。
(※願掛けする時点で奉納される方もおられます)
敷地の一角には、煌びやかな衣装を着たタイ舞踊ダンサーさんたちが常に待機しているのも、他のパワースポットやお参りスポットとは一線を画するところでしょう。
というわけで、私も舞踊をお礼にすることにしました。
「今年中に宝くじが当たったら、舞踊を奉納いたします」
なんて現金な願い事っ!
と自分でもツッコミつつ、決してふざけるつもりはなかったのですが、家族の健康や幸せなどはふだんお寺でお願いすることが多いので、ヒンドゥー教の神様にはいつもと違うお願いをしておこうと思ったわけです。
と言いつつ、ちゃっかり宝くじは数枚買ってあったのですがね。笑
(お願いする気満々!?)
ちなみに、タイの宝くじは月初(1日)と月中(16日)の2回あります。
つまり、今年中にあと4回チャンスがあるわけです。
もしかしたら、年末までに日本でも買えるかも知れません。
最初の宝くじ当選発表日に!
そんな霊験あらたかなエラワン廟でお参りをした数日後の11月1日。
宝くじの当選発表日です。
果たして結果はいかに!?
残念ながら、買っていた宝くじは当選していませんでした。
まあ、そんなに都合いい話はありませんよね。
でも、年末まではまだ少しありますから。
なんて思っていたらですよ。
実は、思いがけないダークホースが控えていたわけです。
タイのくじ付き預金
タイには政府貯蓄銀行(Government Savings Bank)という銀行のくじ付き定期預金というのがありまして。
タイで大人気、宝くじ付き定期預金「オムシン銀行」 | Thai Information Navi
金利自体はタイの他の定期預金と比較するとそれほどいいわけではないものの、私も遊び心(当選日のワクワク感?)から、いくらか購入しています。
ここ数か月はまったく当たっていなかったので、ついこの存在を忘れていたのですが、
もしかしてと11月1日の結果を確認してみたら。。。
な、な、なんと当選していたのです!!!
150バーツ
震えました。
これって、もしかして、願いが、か、叶った・・・?
わーいわーい、約600円当たりましたー!(*^-^*)
って、舞踊を奉納したら確実に赤字なんですけど?
えーと、なんで宝くじ1等当選とか、せめて高額当選とか言っておかなかったんだろうか、私。
というか、この政府貯蓄銀行のくじも宝くじに含まれるのだろうか?
含まれない気もするけど、日本語の「宝くじ」を神様が拡大解釈なさっている可能性もあるしなあ。
あー、もしタイ語で明確に言っていれば、確実にこれは違うと思えたんだけど、『もともとインドの神様がタイ語を理解なさるんだから、日本語でお願いしても問題ない』なんて屁理屈こねて日本語使っちゃったんだよな。。。
なんて考えたところで、今さらどうしようもないわけで。
神様とのお約束は必ず守らないと。(*´ω`*)
こうなったら、あと数回残っているチャンスにかけて、宝くじ買いまくるぞ!
という意味の分からない思考にハマっていっております。
でも、もし年末以降ブログの更新が途絶えていたら、お察しください。笑
ではまた。