ここ1年くらいずっとストレスだったシンクの水の出の悪さを、ついに解決しました。
なんとも単純な原因だったのですが、これもタイならではだなあと思った次第です。
水圧が弱くなったなと思ったのは、たしか2023年の頭くらいだったと思います。
以前は飛び散るほどの勢いだった蛇口からの水が、細く頼りないものとなり、シンクで洗い物をしたりボールに水を溜めたりするのに時間がかかるようになりました。
その時は、『コンドミニアムの入居者が増えたからなのかな?』程度に思っていたんです。
コロナ禍も一段落して外国人の顔もよく目にするようになりましたし。
それ以降もなんとなく不満ではあったものの、ずっと放置してきました。
今から思えば、毎日気付かない程度に少しずつ水量が弱くなっていったので、感覚が麻痺していたのかも知れません。
そうやって騙し騙しやり過ごしてきたわけですが、ここ最近は、蛇口に取り付けた浄水器からほんの少しの水を電気ポットに溜めるだけで1分近くかかったり、浄水器じゃない方に切り替えてもちょろちょろのままで、食器を洗うのにもすすぐのにも非常にストレスを感じるようになり、さすがにおかしいのではないかと思い始めました。(←遅い)
そこで、コンドミニアムの管理事務所(ニティ)に相談すると、「蛇口を取り換えてみた方がいい」と言うのです。
蛇口?
私はてっきりコンドミニアム自体の水圧の問題だと思っていたので、ポンプとか設備の修理や交換といった大掛かりな話になるのだろうと思っていました。
それが、私の部屋の蛇口を変えてみろ。ですって?
そういうものなんですか?と聞いてみるも、わりとそのパターンで直ることが多いとのこと。
まあ、そういうならやってみるかと、近くのホームセンターに蛇口のユニット一式を買いに行きましたよ。
で、コンドミニアム常駐のエンジニア(チャン)に買って来た新しい蛇口を取り付けてもらいました。
(自分でもできなくはないんでしょうが、失敗したら嫌ですしね)
すると、どうでしょうか。
さっきまでのちょろちょろが嘘のように、ドバーっと勢いよく水が出るではありませんか!!
うちの蛇口どんだけ詰まっとったんよ!
取り外した蛇口の筒を見ると、確かに内側に錆のような金属の塊のようなもの(スケール)が付いていました。
もっとも、それだけであんな虫の息のちょろちょろになるとは思えないので、目に見えない部分では(レバーの部分とか?)もっと水の通りが狭くなっていたんでしょうね。
硬水の威力恐るべし!
タイは日本と違って硬水なんですが、こんなにカルシウムやマグネシウムが含まれているんですね。
(タイの場合は、それに加えてその他もろもろの不純物も含まれており、相乗効果でこれほどになっている可能性もありますが・・・汗)
何十年も経つ日本の実家では蛇口を交換することなんて、一度もなかった気がします。
というか、私のこの1年何だった?😂
あと、シャワーやベランダの水の勢いは弱くなってなかったんだから、気づいてもよかったんじゃないか、私?
てのは置いといて。
タイで「水道の水の出が悪い」「水圧が弱い」というお悩みをお持ちの方は、蛇口の詰まり(場合によってはその下の配管ホースも)を疑って、交換してみるのもいいかと思います。
あと、X(旧Twitter)でこのことをつぶやいたら、あるバンコク在住の方のコンドミニアムの管理事務所では、「詰まるから蛇口の先端の網のフィルターは取った方が良い」というアドバイスがあったというコメントいただきました。
フィルターの意味・・・?ってなっちゃいますが、実際にここの網フィルターに砂利のような細かい金属片のようなものが引っかかっているのをよく目にするので、わかる気もします。
シンクの水の出が悪くなってかれこれ1年、コンドの入居者が増えたからかな?なんて思ってたけど最近食器洗うのもストレスレベルに達したので、管理事務所のアドバイスで蛇口交換してみたらドバーッ出るように👍
— manao (@manao22914145) 2024年1月30日
硬水恐るべし!そんなに詰まるんだ 😱
てかこの1年何だった?😂
以上、蛇口を交換したら嘘みたいに水圧が強くなった話でした。
ではまた。