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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

なんちゃってなんて疑ってごめんなさい!タラートプルーにオープンしたオアシス【福禄寿・三色バー】その2

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こんにちは、まなおです。
前回の続きです。

www.manao.life



部外者を寄せ付けない酔狂な人たちが集う秘密の社交倶楽部(だと私が勝手に思っていた)
その謎めいた場所にオープンしたオシャレで美味しい中国料理レストランで満腹になった私たちは、敷地内を散策してみることにしました。
そこにはまさに都会のオアシス的な空間が存在していたのです。


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秘密倶楽部の正体

レストランの裏には日本スタイルのカフェがあるんですよ

会計時にホールスタッフの女性から聞いた言葉に興味を持った私たち。
食事が終わったら敷地内を散策してみることにしました。
「日本スタイルってどうせ…」とちょっとだけ意地悪な疑いの気持ちを抱きながら。

でもその前に、もっと気になることを聞いておかなければ。

以前ここにあった『トタン板倶楽部(サモーソーン・サンカシー)』というのはなんだったのか?

スタッフの方からの情報なので、ざっくりとしたことしか聞けませんでしたが、
やはりだいたい私が想像していた通りで、このあたりの土地を所有しているオーナーがビジネス仲間や趣味仲間などとの交友・社交の場として利用していたそうです。

そのオーナーが数ヶ月前に一般のお客さん向けの中国料理レストランとカフェをオープンしたそうです。

もしかして、お金持ちの道楽的な…?( ◠‿◠ )
いやいや、そんな嫌な言い方はやめておきましょう。


 
※後でGoogleマップをみると、MPI(Management & Psychology Institute)という機関の名前もあがってくるので、そういったビジネス関連の会合やセミナーでも使用されていたのかも?

 

 中国風庭園

レストランを出て、少し奥の方へと歩いていきます。
なんだか映画のセットみたい。

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木彫りの七面鳥みたいな置き物が。

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ちょうどレストランの裏手に当たる部分の入口には「ザ・中国」な感じの獅子の置き物があり、裏庭っぽいスペースの一角には立派な神廟までありました。

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緑あふれるカフェ「Sanke  Bar」

中国風裏庭を出て外を歩いていくと、駐車スペース。
奥の三角のコテージ風の建物はなんでしょう。
プライベートエリアかなあ。

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この辺りも高層マンションが立ち並びつつありますが、この敷地内は緑が多くて別世界。

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駐車場の反対側にお目当てのカフェがあるようです。

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SUNKE  BAR?
SHACHIHOKO ROOM?
(サンケ?シャチホコ?)


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なになに・・・

WELCOME TO SECRET JAPANESE CAFE...
Sanke
三色バー BAR

っと・・・。

なんで「サンケ」なの?「サンショク」じゃないの?
タイでよくありがちな、なんちゃって日本語の誤植看板なんだろうな。。。
とりあえず日本語を入れておけばオシャレみたいな。。。

なんて思いながら歩いていくと、小さな池がありました。
その前にはバリ風の門とナーガに護られた仏像が。

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その横には流木(?)で作った馬のオブジェがあったりして、ちょっとカオス。
オーナーのコレクションとか?
もしかしてご自身の作品だったりする?

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その先から緑の小道が続いていました。
足元に気をつけながら(まだ一部作業途中っぽい箇所もあり)進んでいくと、木々の合間にテーブルが配置され、水を循環させた小川っぽい流れの先にはバーカウンターのような建物がありました。

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ここが「Sanke Bar」という名のカフェです。

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緑いっぱいで気持ちがいいし、小川風の池にはたくさんの錦鯉が泳いでいます。

錦鯉はタイのお金持ちの間で人気があると聞いてはいましたが、まさにお金持ちの趣味を反映した庭を目の前にして、なるほどなーと思いました。

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せっかくなので、木漏れ日の下でちょっとお茶していくことに。

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ケーキやマカロン、アイスクリームなどのスイーツ類もありましたが、さすがに満腹だったのであっさりとしたドリンクだけ。

そういえば、レストランに引き続き、またもやサイアムソーダを注文してしまいました。
今回はゆずフレーバー


※この日は40%割引になっていました。


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水に浸すともこもこと膨れ上がる圧縮おしぼり。
かわいい。

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最初、遠目にはお茶菓子かと思ったのは内緒です。(笑)


木のコースターも凝っててオシャレ。

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ネーミングの由来

私はすっかり店名のことは忘れていたのですが、日本語に興味のあるタイ友はずっと気になっていたようで、

三色でなんでサンケって読むの?」と質問してきます。

私は、内心『たぶんよくある勘違いなだけだろう』と思いつつも、
人に聞かれたからには一応調べてみるかと、グーグル先生に聞いてみました。

「三色 さんけ」

ポチッと。

あれっ!

え、これはっ!!



私、自分が恥ずかしくなりました

Google先生の検索結果に出てきた、いくつかのタイトルとキーワードで悟ったんです。

私が無知だったことを

ニシキゴイの品種
錦鯉の種類
大正三色(たいしょうさんけ)
昭和三色(しょうわさんけ)・・・



どうせなんちゃって日本語だろう」とか「誤植だろう」とか・・・

本当に申し訳ございませんでした!m(_ _)m


錦鯉の世界ではかなり有名な代表的品種で、白色の肌に赤(緋色)と黒の斑紋を持つものを「三色(さんけ)」と呼ぶらしいのです。


早い段階で既にお気づきの読者の方もいらっしゃったと思います。(汗)


この真ん中の子とかのことでしょうか。

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もう疑う余地もないとは思いつつ、念のためにカフェの店員さんに聞いてみると、
やはり、オーナーが大好きな錦鯉の「三色(さんけ)」から取った名前とのことでした


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あらためて入口の看板を見てみると、ちゃんと三色鯉のデザインじゃないですか!(己の観察力の欠如よ)


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カフェでは鯉の餌を買って(20バーツ)、エサやりすることもできます。
ものすごくわしゃわしゃ集まってくるので楽しいです。

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カフェ情報

ネーミングに(というより自分の無知さに)驚いた「Sanke Bar」でしたが、気持ちのいい木陰でせせらぎのマイナスイオンも浴びながらゆっくりとお茶することができる、とても気持ちのいいカフェです。

スクンビット界隈からは少し離れていますが、機会があればぜひお出かけください。
早くコロナ禍が落ち着いて店内飲食ができるようになるといいですね。

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三色バー
Sanke Bar
(福禄寿 Hok Lok Siew と同じ敷地内)

所在地:137 ถ. รัชดาภิเษก แขวงตลาดพลู เขตธนบุรี กรุงเทพมหานคร 10600
    137 Ratchadaphisek Rd, Talat Phlu, Thon Buri, Bangkok 10600
営業時間:09:00~20:00
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もっかの課題は、バンコク郊外で見かける日本語はなんでもなんちゃってだと思い込む癖を直すことです。


ではまた。