昨日、タイ産の梅を使って梅酒を作った話を書きました。
今日はその補足というか注意事項を。
前回の記事で、
「梅酒を仕込んだ後、最初の数日は時々瓶を揺らして氷砂糖を溶かす」みたいなことを書きましたが、あまり無理に揺らさない方がいいかも知れません!
実は私、ちょっと失敗したかなーと思ってます。
というのも、
梅酒を仕込んだ日の夕方、瓶の下側の氷砂糖が溶け出していたので、堪え性のない私は『早く溶かした方がいい!』と思って、瓶を揺すってみました。
しかも、かなり激しく。
なんなら、天地逆にしてシェイク!みたいなことまでも。
それでも全ての氷砂糖が溶けるわけではなかったのですが、透明の液体に陽炎のような透明のうねりが見えるのが面白くて、ひとり満足していました。
ところが!
翌朝大変なことが!!
青梅が浮いているではないですか!
しかも空気に触れたところが茶色く変色!!
よりによって、きれいな緑色の青梅を選別して作った2瓶に限って!
OMG!オー・プラ・チャオ!!
わりと熟した黄色の梅の瓶だけは、たまたま揺らさなかったんですが、その瓶の梅は沈んだままでした。
(その後、自然に氷砂糖が溶け出して濃度が上がったのか、黄色の実も若干浮いてきましたが、それでも水面までは到達していませんでした)
これはいかんとネット検索したら、けっこう梅酒の梅が浮いちゃう問題はあるようで、原因は簡単に判明しました。
梅が浮くのは、どうやら糖分濃度の問題らしいです。
つまり、液体の糖分が高くなると、比重の関係で梅の実が浮いてしまうのだそうです。
青梅が十分アルコールを吸収したら次第に実は沈んでいくらしく、いま空気に触れて変色している部分もそう簡単には腐ったりしないらしいので、とりあえず一安心しましたが、せっかくきれいな青梅のままうまく漬かる予定だった(私の頭の中では)だけに、出足を挫かれたようで凹みました。
というか、
そもそも、仕込んだ後に時々揺らして氷砂糖を溶かす必要あるんでしょうか?
(いろんなレシピで書いてあるんですが)
自然に溶けるのを待って、梅が浮かない状態になってから、混ぜればいいのでは?
と思うんですが、どうなんでしょうね。
いずれにしても、仕込んだ初日から大胆にシェイクしてしまった私が間違っていたことは確かです。
皆さまもどうかお気をつけてください。(って、そんなヘマする人はいないかな?)
味に影響はないことを祈りつつ。
ではまた。