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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ワットクンチャンの仏像はすごいけどなんだかカオス(วัดขุนจันทร์:タラートプルー)

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ワット・パークナム(ワット・パクナムとも書かれる)の大仏塔の天井画がここ数年で「インスタ映えスポット」として一躍有名になった感がありますが、そのワット・パークナムの仏舎利塔から見えるちょっと風変わりな大仏が気になった方もけっこうおられると思います。

この大きな仏像、ちょうどワット・パークナムの裏手すぐの運河沿いに見えるのですが、「ワット・クンチャン」という別のお寺のものなんです。

そしてこのワット・クンチャンは建物も仏像もかなりインパクトのあるお寺なので、日本からタイへ観光に来られた方にもタイ在住の方にも異国情緒をたっぷり味わえるスポットとしてお勧めします。

今回は、ワット・パークナムのついでに立ち寄るというよりは、ワット・クンチャン「メイン」での行き方やお寺情報を紹介します。

 

 

ワット・クンチャンへの行き方

ワット・クンチャンへの行き方としては、バンコク中心部からタクシーで行ってもいいのですが、バンコクの渋滞を考えるとまずBTSで最寄り駅まで行くのが無難な選択かと思います。

そして、この最寄り駅なんですが、BTSシーロム線のタラートプルー駅(Talat Phlu)とウッタカート駅(Wutthakat)の中間くらいにあるので、どちらからもアクセス可です。
直線距離だと若干ウッタカート駅からが近いです。ウッタカート通り(ถนนวุฒากาศ)を北上して1.2キロほどですので、気候のいい時期はゆっくり散策しながら徒歩で向かうのもいいでしょう。

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タラートプルー駅からソンテウで

今回はひとつ手前のタラートプルー駅からソンテウ(乗合ミニバス)での行き方を紹介したいと思います。

タラートプルー駅の改札を出て2番出口を目指します。2番出口の階段を降りたところにはバイクタクシーが待機しています。その辺りで待っていると赤いソンテウがやってきますので、乗り込みます。


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このソンテオは終点まで乗るとワット・パークナムに着きます。
今回は、途中のワット・クンチャン前で降ります。


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グーグルマップなどで現在地が確認できる場合は、ワット・クンチャンが近づいてきたところで車内のボタンを押すと止まってくれるので降りてお金を払います。(2018年10月現在、一律7バーツ)

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もし地図で現在地が確認できない場合は、運転手や周りの人にあらかじめ下のタイ語かワット・クンチャンの大仏画像を見せておけばわかってくれるので、降りる場所で教えてくれます。
こういうところは、タイ人の親切さを信用していいです。このソンテウに乗っている人はほぼ地元の人なので、他の有名観光地のように外国人を騙そうとする人もまずいません。(まったくいないとは言い切れませんが)

帰りも同じ通りの、来るときに降りた反対側(ちょうどお寺参道入口の門のあたり)で待っていれば、赤いソンテウがやってくるので、手を挙げて乗り込めばいいです。
念のため、運転手か乗客に「BTS?」と聞いてアピールしておくと降りる場所で教えてくれるので安心です。
ちなみに、タラートプルー駅の降り場は、行きの乗り場とは違って大通りの反対側なので注意してください。

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タイ語でのワット・クンチャンの名前と住所↓

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วัดวรามาตยภัณฑสาราราม Wat Waramathayaphanthasararam

(วัดขุนจันทร์ Wat Khun chan)

ถนนเทอดไท แขวงตลาดพลู เขตธนบุรี กรุงเทพฯ 10600

โทร. 0-2465-1901

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ワット・クンチャンについて

一般的に「ワット・クンチャン((วัดขุนจันทร์)」という名前で知られていますが、正式名は「ワット・ワラーマータヤパンタサーラーラーム(วัดวรามาตยภัณฑสาราราม)」です。まあ、この長い名前で呼ぶ人はほとんどいないと思いますが。

ワット・クンチャンは、ラーマ3世の治世に、プラヤー・マハー・アムマータヤーティボディー(ポーム・アマータヤクン)という人がビエンチャン王国(現在のラオスの一部)との戦いに勝利したことにちなんで建立した寺院です。平定から約10年後の1837年にビエンチャンから連れ帰った多くの捕虜たちを使って建設にあたったということです。

その後、ラーマ5世の時代に行われた寺の修復に伴い「ワット・ワラーマータヤパンタサーラーラーム」という名前をラーマ5世から授かりました。

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特異な仏像たちと建造物

このお寺、ビルマ(ミャンマー)風の建築があったり、巨大でエキゾチックな仏像が安置されていたり、妖艶な涅槃仏があったりと、一般のタイの寺院とは趣を異にする風変わりな寺院として訪れる人々に印象付けます。

参道から寺院境内に入って行ってまず目に飛び込んでくるのは、何といっても巨大な仏像です。私たちが一般的に想像するお釈迦様の慈悲深いお顔とはかなり違う、何とも言えない表情をした仏様です。

この大仏広場(と呼ばせてもらいます)には、他にも強烈なインパクトを与える風変わりな仏像や神像、聖獣、僧侶などの像がたくさん詰め込まれていて、少しカオスな印象を受けます。

巨大な三頭の白象の上に鎮座する大きなお顔の大仏様
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その下には太陽や月を食べ、日食や月食を起こすラーフ神(พระราหู)
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大仏の向かって右側にはナーガを背にした赤い体をした多面のチャトゥカームラーマテープ神(พระจตุคามรามเทพ)
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チャトゥカームラーマテープ神の下にもラーフ神
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ナーガの後ろ姿
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大仏の下には仏足蹟のレプリカ
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大仏の裏側にはシルバーのお顔の涅槃仏
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運河沿いには虎とライオン


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大仏広場から離れて少し歩くとビルマ風寺院建築のお堂


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その前のカオス
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唯我独尊ポーズのお釈迦様と赤いお坊様
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ビルマ風建築の隣にある礼拝堂(ウィハーン)の中には白翡翠の仏様が安置されていて、階段を上がっていった先にある扉を開けて中に入ることができます。
この扉は犬や猫の侵入を防ぐためのもので、開けたら必ず閉めるように注意書きがされています。
この白翡翠の仏さまも独特なお顔つきなのですが、どことなく惹きつける魅力がありました。また、お堂内部の装飾が非常にきらびやかで美しく、しばらくお堂内で時間を過ごさせていただきました。


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もう一つの大きな礼拝堂の中には、ルアンポー・トー(หลวงพ่อโต)というこの寺院で非常に重要な仏像が安置されており、ここはタイ人の参拝者が熱心にお参りをされていました。
第二次世界大戦の戦火を逃れた大仏様だそうです。


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そして、これまた独特のお姿をされた妖艶な涅槃仏が横たわっておられます。
よく見かける涅槃物は肘をついて手を頬のあたりに当てているお姿ですが、この涅槃物は手を床につけているのが特徴的です。
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この日、本堂は閉められており、残念ながら中を拝観することはできませんでした。
本堂は、仏教の日や特別な日にしか一般公開されていないようです。

 

まとめ

ワット・クンチャンは非常に独特な仏様や神像、聖獣などが散りばめられた寺院ですが(特に大仏広場一帯)、日本の仏教寺院とはまったく雰囲気の異なる世界観に異国情緒を感じます。
敷地自体は小さいので歩いて回っても30分程度で拝観できるかと思います。(私はトータルで1時間くらいいましたが)

目を奪われる対象が多く、どこを切り取ってもフォトジェニックなお寺でもあります。
ちなみに、大仏広場の大仏は東向きに鎮座しているので、午前中に訪れると順光で撮影が可能です。

今回は、ワット・クンチャンをメインに紹介しましたが、ワット・パークナムも目と鼻の先なので、もちろん一緒に拝観してまわることが可能です。周辺のお寺の巡り方は、次回のワット・アップソーンサワンの記事で紹介したいと思います。

ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

ではまた。

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