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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

巨大船と水上の経蔵とインド式ピラミッドのお寺(ウボンラーチャターニー)

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こんにちは、ようやく今日からバンコクも21時まで店内飲食ができるようになって(アルコール飲料の提供は不可)、ほっとしているまなおです。

さて。
南イサーン旅行の続きです。

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昼ごはんを食べ終わった私たちは、シーサケートを後にしてそのままお隣りのウボンラーチャターニー県へと向かいました。

ウボンラーチャターニー中心部では、印象的な3つの寺院を拝観しましたので、紹介したいと思います。

『ウボンラーチャターニー』の表記は、『ウボンラチャタニ』や『ウボンラーチャタニー』や『ウボンラチャタニー』など様々ありますが、ここでは『ウボンラーチャターニー』としておきます。


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池の中の経蔵がかっこいいお寺(ワット・トゥンシームアン)

最初に向かったのは、ウボンラーチャターニー市内中心部にある「ワット・トゥンシームアン」寺院です。

こちらの寺院は、事前に写真で見たことがあったのですが、池の中に浮かぶように建てられた経蔵(『หอไตร』ホートライ)が渋くて、一度訪れてみたかったんです。

この寺院だけでなく、大事な経典をシロアリなどの害虫被害から守るために池や水の上に経蔵を建てることはわりとあります。

この水上の経蔵はビエンチャンから来た高僧によって1842年に建てられ、三角の重なり合った屋根が特徴的な木造のお堂は25本の柱で支えられています。

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この造形、かっこいいですねー!

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経蔵へと続く橋を渡って中に入ってみます。
経蔵の中はぐるっと歩いて回れるようになっていますが、残念なことに、お堂の屋根は鳩の棲み家になっており、堂内にはかなりムワッとした鳥の臭いが立ち込めています。
タイ人の友人は一歩入った時点でギブアップして逃げ帰っていきました。笑

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私はとりあえず1周してみましたが、やはりゆっくりと見て回る余裕はなかったです。
もう少しうまく保存管理ができればいいのになあと。

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続いて、本堂の方へ向かいます。

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ワット・トゥンシームアン寺院は、1813年に創建されました。
シム(สิม)と呼ばれる本堂は、19世紀のラッタナコーシン朝美術の影響を受けたイサーンスタイルの建物です。

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本堂内には、本尊とバンコクのワット・サケート寺院から移された仏足石が安置されています。

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また、本堂の壁面には、仏陀の生涯が、赤地に青と緑を基調とした手法で描かれていました。

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<寺院情報>

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ワット・トゥンシームアン
วัดทุ่งศรีเมือง
Wat Thung Sri Muang

所在地:95 ถนน หลวง ตำบล ในเมือง อำเภอเมืองอุบลราชธานี อุบลราชธานี 34000
    95 Luang Alley, Mueang Ubon Ratchathani District, Ubon Ratchathani 34000
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インドラ神の門と巨大な船のお寺(ワット・サップラサーンスック)

次に向かったのは、ウボンラーチャターニー空港の北側にある「ワット・サップラサーンスック」という寺院です。

いやあ、ここもなかなか変わったお寺でした。

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まず、お寺の門が三つの頭を持つ象に乗ったインドラ神なんです。
この大きな象の足の下をくぐって境内に入るんですね。

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これが中に入って振り返ったところ。

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そして、その前にある本堂がまた変わってる。
赤茶色の陶器でできたスパンナホンという王室御座船を模った船の上に本堂があるんです。


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そして、その両脇を同じくセラミックの巨大なナーガが控えています。
(写真は船尾側)


こちらは、ナーガを吐き出すマカラ。

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反対側からも。

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下からも。

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上の甲板からも。

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ここが本堂の入り口です。

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中には、黒い御本尊が安置されていました。
(もともとこの色なのか、金を施す前の仮状態なのかは不明)

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鮮やかな壁画にも目を奪われます。

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本堂の後ろ側には、これまた立派なセラミックの鐘楼が。

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そして、さらに境内の奥へと向かうと、そこには池の中に浮かぶ礼拝堂(ウィハーン)がありました。

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※「วิหารกลางน้ำเรือธรรมนาคราช」ウィハーン・グラーンナーム・ルアタムナーカラート(通称「ウィハーン・グラーンナーム」)と呼ばれています。


あれ、もしかしてこれも・・・

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やっぱり、巨大な船でした!

でも、なぜに船の上にお堂?

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池の反対側(船首側)まで歩いて行きました。
こちらの方が、巨大船感が増してすごいです。

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横からも船体を眺めてみます。

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この日は礼拝堂の扉は閉まっていたので中には入れませんでしたが、船の上ではパンくずや魚の餌を与えてタンブン(善行)している人たちが何人かいました。
魚よりも群がる鳩の数がすごかったです。

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なぜ、本堂も礼拝堂もこんな巨大船の上に築いてあるのか、ユニークではありますが不思議です。
何かいわれがあるのかと思い、ざっくり調べてみたんですが、これといった説明を見つけることができませんでした。

建立の指揮をとった当時の住職、ルアンプー・ブンミー師のひらめきやイマジネーションなんでしょうか。
ご存知の方がいらっしゃったら、教えていただけると嬉しいです。


<寺院情報>

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ワット・サップラサーンスック (ワット・バーンナームアン)
วัดสระประสานสุข (วัดบ้านนาเมือง)
Wat Sa Prasan Suk (Wat Ban Na Muang)

所在地:ตำบลไร่น้อย อำเภอเมืองอุบลราชธานี อุบลราชธานี 34000
    Rai Noi, Mueang Ubon Ratchathani District, Ubon Ratchathani 34000
TEL:091-248-7057
時間:08:30-16:30
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ブッダガヤを模した大仏塔のお寺(ワット・プラタートノーンブア)

3つ目は、ピラミッド型の仏塔で有名な「ワット・プラタートノーンブア」寺院を参拝しました。

この仏塔はインドのブッダガヤにある大仏塔を模して1957年に造られたもので、高さは57メートルもあり、境内で一際目立っています。

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※この大仏塔は「พระธาตุเจดีย์ศรีมหาโพธิ์」プラタート・チェディー・シーマハーポー(通称「プラタート・ノーンブア」)と呼ばれています。


仏塔内には四方向に仏像が安置されており、きらびやかな雰囲気です。

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こちらは、仏塔前を護るようにそびえる2頭のナーガ像です。
最近はこのようなレインボーメタリックな感じが流行なのでしょうか。
各地で似たようなナーガ像を見かけるような気がします。


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境内の一角では、ウボンラーチャターニーで毎年7月頃に行われるキャンドルフェスティバルで使用された山車(ダシ)が保管・展示されていました。

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一部がただれたように溶けているのは、暑季の気温のせいなのでしょうか。(もしかしたらデザイン?)

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コロナ禍で多くのイベントやお祭りが開催中止や自粛となっている昨今、今年は通常通り開催されるのでしょうか。
一刻も早く、このような伝統行事や祭事を安心して見物できる日が来て欲しいものです。



礼拝堂(ウィハーン)では、夕方の読経と説法が行われていました。

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仏像が一般的なタイの仏像のお顔とは違った雰囲気です。

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境内の隅っこでは、ゴールド(黄色)ではないゴールデンシャワーの花を見かけました。
こういう色も可憐で素敵ですね。

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<寺院情報>
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ワット・プラタート ノーンブア
วัดพระธาตุหนองบัว
Wat Phra That Nong Bua

所在地:ธรรมวิถี ตำบล ในเมือง อำเภอเมืองอุบลราชธานี อุบลราชธานี 34000
    Tham Withi, Nai Mueang, Mueang Ubon Ratchathani District, Ubon Ratchathani 34000
TEL:083-125-8295
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以上、ウボンラーチャターニーの中心部にある3つのお寺を参拝した話でした。
それぞれに特徴があり、印象に残る寺院でした。


ではまた。