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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

タイ湾の海上レストラン『バンコク・シービュー・レストラン(Bangkok Sea View Restaurant)』へ行ってきた。

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土曜日の昼下がり。
この日の唯一の予定であった、リビングのソファー購入(の下見)に出かけたものの、気に入ったものが見つからず。
結局、『もうちょっと今のソファーで我慢するか』という結論に至ったら、その日の予定が尽きたので、久しぶりに郊外へシーフードでも食べに行こうかということになりました。

そんなわけで、今回はバンコクから比較的近い(というか、そこもバンコクなんですが)海辺の(いや、海の上の)シーフードレストランへ行った話を書きたいと思います。

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バンコクシービューレストラン(Bangkok Seaview Restaurant)

ここは、バンコクの一番端、サムットサーコーン県との県境あたりに位置し、まるで海の上に浮いているかのように建てられた水上家屋、まさに海上のレストランなんです。
もちろん、レストランへはボートでしか行けません。

その日、ソファーの購入を断念したのが午後の3時半過ぎ。
それからゆっくり車を走らせても十分日暮れ前に到着できます。
あいにくの薄曇りの一日でしたが、もしかしたらきれいな夕景を海上から眺めるかもしれないという、淡い期待も持ちながらレストランへ向かいました。

高速に乗ってチャオプラヤー川を渡り、ラーマ2世通りへ。
セントラルプラザ・ラマ2世店を過ぎたあたりで左折して、バーンクンティアン・チャーイタレー通り(ถนน บางขุนเทียน-ชายทะเล)に入ります。

この通りは、名前からもわかるように海へ向かう通りなので、海が近づくに従って通り沿いにはシーフードレストランが増えていきます。
それらのレストランを通過してもう少し先まで進むと、バンコク・シービュー・レストラン専用の船乗り場に到着です。

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レストランに向かう人は、みんなここに駐車してボートに乗り換えます。
平日だとけっこう待つことがあるようですが、土日はお客さんも多いので、少し待機しているとボートに乗ることが可能です。
ボート代は、1人往復50バーツ。カウンターでチケットを買います。


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ショートトリップ気分でレストランまで

ところで、みなさんはバンコクが海に面しているってご存知でしたか?
私は、数年前まで知りませんでした。

『え、だってチャオプラヤー川はタイ湾に注ぎこんでるから、バンコクが海に面しているのは当然じゃない?』

と、お考えの方もいらっしゃるかも知れません。
確かに、バンコクを流れるチャオプラヤー川はタイ湾の海へとつながっているのですが、実はその河口がある両岸部分は、バンコクではなくサムットプラカーン県なんです。

ですから、私は、バンコクには海がないんだとばかり思い込んでいたのですが、実はチャオプラヤー川の河口とは違う場所で、バンコクは海に接していたんですね。
それが下の画像で、今回行ったバンコク・シービュー・レストランがあるあたりなんです。

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話がずれました。
ともかく、この海上レストランがあるバーンクンティアン区(เขตบางขุนเทียน)は、バンコクにもかかわらずローカルな雰囲気が漂い、他県へでも来たかのような感覚になる場所なんです。
バンコク中心部から小一時間ほどながら、ちょっとしたショートトリップ気分が味わえます。

そして、そのショートトリップ気分をさらに盛り上げてくれるのが、このボートでの移動です。
ちょっとしたアトラクションですよね。

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タイではお馴染みのロングテールボートは、顧客を乗せて水しぶきを上げながら運河を進んでいきます。


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20分ほどで船がマングローブの生い茂る広い河口に出ると、その先には海が広がっています。
ほどなくしてボートは海の中に建てられた木造家屋レストランに到着。


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海上の回廊のようなレストラン

ボートを降りて桟橋を上がって行きます。
ここが今回の目的地、「バンコク・シービュー・レストラン」です。タイ語の店名は、“จุดชมวิวทะเลกรุงเทพ”(『バンコクの海が見えるポイント』そのまま)です。英語のタイ語読みでは、“บางกอก ซีวิว (Bangkok Sea View)”と表記されます。

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海の上に建てられた木造の回廊のような構造になっており、どちらからでも一周できるので、適当に歩きながら好みの席を探します。
席はテーブル席といわゆる日本風の座敷席とがあります。


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私たちはきれいに夕陽が眺められそうな位置のテーブル席にしましたが、食べた後もゴロンとゆっくり過ごしたいなら座敷もいいと思います。

 

メニューと料理

メニューは英語表記もあり、いくつかは写真があるのでその中に食べたいものがあれば指差しでもオーダーできますね。
価格もシーフードの割には高すぎもせず、どれも美味しかったので、この景色と雰囲気なら十分ありだと思います。

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ฉู่ฉี่กุ้ง(250B)チューチー・クン
エビにかかった赤いソースは、見た目と違って辛くはなくクリーミー

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ยำยอดชะครามกุ้ง(150B)ヤム・ヨート・チャクラ―ム・クン
チャクラーム(ハママツナ)の葉とエビを和えたヤム

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ลาบหอยหลอด(150B)ラープ・ホイロート
マテ貝のラープ

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ปรากะพงทอดยำมะม่วง(390B)プラーガポン・トート・ヤム・マムアン
スズキの一種の唐揚げにマンゴーのピリ辛ヤムをかけたもの
美味しかったのですが、とても大きくて食べきれず、半分持ち帰りにしてもらいました

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หอยนางรมทรงเครื่อง(200B)ホイナーンロム・ソンクルアン
生牡蠣と薬味セット



■その他メニュー(一部)


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アクセス

バンコクと言えども若干不便な場所にあるので、車で向かうのが一番いいです。
渋滞がなければバンコク中心部から1時間もかかりません。



ただ、バスやソンテウを乗り継いで行くのも可能です。
これは一種のチャレンジ精神というか半日イベントとして楽しむくらいの気持ちで行ける方、ローカルな旅が好きな方にはいいと思います。

大雑把に書くと、

  1. まず、バスでラーマ2世通りの“หัวกระบือ(hǔa kràbʉʉ)”というバス停まで行く。



  2. バスを降りたら、バーンクンティアン・チャーイタレー通り沿いから、“โรงเรียนพิทยาลงกรณ์(rooŋrian phítthayaaloŋkɔɔn 学校)” 行きのソンテウに乗って、バンコクシービューレストラン行きの船着場の近くで降りる。
    ※乗るときに運転手さんに「Bangkok Sea View」と伝えておけば安心ですが、降り損ねたとしても終点から徒歩数分なので大丈夫です。

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  3. 専用ボートに乗って海上レストランまで。
    (ボート代往復50バーツ)

 

ちなみに、シーロムあたりからは76番戦勝記念塔・パヤタイあたりからは140番サムローン・バーンナーあたりからは142番のバスが利用可能です。

また、BTSのタラートプルー駅・バーンワー駅方面からは147番のバスで行けますが、このバスはバーンケーのほうを回って、ラーマ2世通りを逆方向から入ってくるので、バス停は通りの反対側(北側)になります。降りたら歩道橋を使ってラーマ2世通りを横断してください。

バンコク近郊のバスの路線については、下のアプリを利用すると便利です。
バスの番号や現在地から、あるいは地名を入力して検索ができ、バスの路線図を確認することができます。

ขสมก

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お店情報

バンコク・シービュー・レストラン
Bangkok Sea View Restaurant
ร้านอาหาร จุดชมวิวทะเลกรุงเทพ


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住所:บางขุนเทียนชายทะเล
275 ถนน เลียบคลองพิทยาลงกรณ์ แขวง ท่าข้าม เขต บางขุนเทียน กรุงเทพมหานคร 10150
電話:02-408-4008, 089-894-3595, 082-530-7974
時間:10:00~21:00
定休日:なし
ウェブサイト:https://www.bangkokseaview.com/

 

 

まとめ

マングローブの運河を抜けて船でしか行けない海の上のレストラン『バンコク・シービュー・レストラン(Bangkok Sea View Restaurant)』
バンコクでありながら、他県へ旅行をしたような感覚を味わえ、のんびり過ごせます。
料理も美味しく値段もそれほど高くありません。
天気のいい日には、きれいなサンセットを眺めながら、心地よい潮風の中で食事ができます。
ボートで向かう水上家屋レストランなんて、ちょっとしたアトラクション気分を味わえるので、日本から来た家族や知人のアテンドにも喜ばれそうです。

 

ではまた。

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