siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

シーロム・タニヤのナイトクラブで昼食を。『New York Minute(ニューヨーク・ミニット)』

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

先日シーロムで所要があり、どこかでランチを食べようと思案していたら、以前どなたかのツイッターで見かけたナポリタンのランチのことを思い出しました。
ボリュームがあって美味しそう、かつ、不思議なお店っぽかったので、印象に残っていたんです。

というのも、このレストランは、もともとは駐在員の社交場、高級ナイトクラブとして活躍していたお店らしいのですが、昨今の景気もあって、今はお昼にランチ営業をしているそうなんです。
だから、内装も夜のお店っぽくゴージャスな雰囲気だとか。
そんな中で提供されるのが、スパゲッティーやハンバーグ、ピラフ、カレーライスといった、いわゆる洋食セットというギャップが面白そうですよね。

ということで、ちょっと前から気になっていたお店『New York Minute(ニューヨーク・ミニット)』へランチを食べに行ってきました。

 

 

New York Minuteの場所

この『New York Minute』は、シーロム界隈でお勤めの方ならご存知かと思いますが、ラーマ4世通りとタニヤ通りとの間に位置する『Charn Issara Tower 1(チャーン・イッサラ・タワー1)』の中に入っています。

チャーン・イッサラ・タワーの正面口はラマ4通り側なんですが、タニヤ側に抜ける裏口もあるので、BTSのサラデーン駅から向かう場合は、タニヤの南口方面からこの裏口を通って行った方が早いです。
タニヤプラザの向かい『寿司築地』と『魚ふく』を過ぎた角を右折するとタイ料理屋台が集まった路地があるので、そこの先の階段を上るとチャーン・イッサラ・タワーの裏口となります。

『New York Minute』は1階の『江戸屋』という日本料理レストランに隣接しています。

 

いざナポリタンを注文・・・のはずが

お店の中に入っていきます。
黒を基調とした壁に鏡、天井からはシャンデリア、そして赤いソファーと、事前情報通り、スナックとかナイトクラブといった夜のお店の雰囲気です。

f:id:manao-life:20190529002708j:image

とりあえず一番奥のボックスシートに座りました。

f:id:manao-life:20190529002743j:image

意外だったのは、タイ人のお客さんのほうが多かったことです。
コーヒーを飲みながら打ち合わせしている人とか、学校帰りの子供にご飯を食べさせているタイ人親子とか。

その日はナポリタンを食べようとこのお店に向かったのですが、メニューを見て心が揺らぎました。
実は私、昔からハンバーグが大好きで、まあ、子供の頃はだいたいみんな好きだと思うんですが、大人になってからもずっとハンバーグ好きが続いている私は、洋食屋さんに入るとかなりの頻度でハンバーグを選んでしまうんです。

学生の頃、駅前の地下にあった古い喫茶店のハンバーグステーキランチが美味しくて、その喫茶店の雰囲気がこのニューヨーク・ミニットの雰囲気に似てなくもなくて、悩んだ挙句、頭の中にあったナポリタンを追いやって、結局、この日もハンバーグステーキを選んでしまいました。

f:id:manao-life:20190529002830j:image

だって、ハンバーグセットではなくて、ハンバーグステーキセットなんですもん。
あの肉汁があふれ出すハンバーグステーキを思い浮かべたら、悪いけどナポリタンに勝ち目はありません。f:id:manao-life:20190529004609j:image

 

やってきたハンバークステーキセット!

注文を終えると、無料の冷たいお茶と冷えたおしぼりがやってきました。
あ、ここは、隣の江戸屋の姉妹店なんですね。日本的なサービスに納得です。

お茶を飲みながら店内を観察したりスマホをいじったりしていると、ハンバーグステーキがやってきました。

f:id:manao-life:20190529002857j:image


どーん

f:id:manao-life:20190529002920j:image

トマトベースのきのこソースがたっぷりかかったハンバーグステーキと付け合せの野菜、オニオンスープにお新香、小鉢までついてます。
もちろんライス(ご飯にあらず)はお皿に盛りつけられていて、「ザ・ハンバーグステーキセット」な感じがいいですね。
さっそく一口いただきます。

・・・ん?

あれ?ちょっと思ってたのと違うかな・・・。
肉汁たっぷりのハンバーグを想像していたんですが(だってハンバーグステーキですもん)、ジューシーさがなくてパサパサしてるんです。
解凍の加減を間違えたのかと思うくらいボソボソしてて、けっこうな歯ごたえなんです・・・。
ほら、ありますよね?電子レンジのボタンを押し間違えて、加熱し過ぎて、肉が縮んで硬くなってしまった経験・・・。(私はけっこうある)
冷凍だったのかどうかはわからないし、別に冷凍は冷凍でもかまわないんですが、このパサパサ感と弾力性はいただけませんでした。(個人の見解です)

なんて思いながら、小鉢のサーモンの煮つけを食べたら、これもパサパサしていたので、『もしかして、このレストランのこだわりか何か?』と深読みしてみたり、あるいは、その時の私の感覚のほうがどこかおかしくなってたのかとも思ったり。

なんて書くと、お店をディスってるようにとられてしまうかもしれませんが、なんでも美味しい美味しいと書くブログもどうかと思うので、できるだけ正直な感想を書きたいと思っています。
ただ、あくまで私個人の見解だということと、数あるメニューの中からたまたま選んだ1つのメニューだということも、念を押させていただきます。

もしかしたら、この日の私の「ハンバーグステーキ」という名前に対する過度の期待とか、「肉汁ジュワ~」という勝手な脳内イメージが、がっかり感を増強させただけなのかも知れません。

ソース自体は、パスタにも合いそうな美味しいソースだったので、素直にナポリタンを頼んでおけばよかったと、私自身の直前での心変わりを悔やみました。

接客やお店の雰囲気自体は悪くなかったし、パスタや他のメニューに関するいい評判のブログ記事なども目にするので、今回のハンバーグは運が悪かったと思うことにして、またいつか近くに来ることがあれば、次回はナポリタンを食べてみます。

 

お店情報

New York Minute Restaurant & Bar
ニューヨーク・ミニット
住所:942/48-50 Charn Issara Tower 1, Rama 4 Road, Bangra, Bangkok 10500
電話:02 233 0893
営業時間:11:00 - 19:00
定休日:日曜日
Facebook:https://www.facebook.com/NYMBKK/



おまけ

その日、レストランを後にしたその足でシーロムコンプレックスへ向かいました。
地下のトップスマーケットで牛肉と豚肉のひき肉を買うために。
そうです、その晩はリベンジと称して自宅でハンバーグステーキを作ったんです。
だって、自分の中でハンバーグにまつわるトラウマを作りたくなかったから。
おかげで納得のいくハンバーグステーキを食べることができたので、終わりよければ総てよしです。はい。

 

ではまた。