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バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

バンコクからバスを乗り継いでクメール遺跡の町へ。コラート・ピマーイひとり旅

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こんにちは。遺跡の町ピマーイからまなおです。

前回、バンコクからナコーンラーチャシーマー(通称コラート)までの長距離バスチケットの予約方法について書きましたが、今回は実際に乗ってみました編です。
はたして問題なく無事にピマーイ遺跡までたどり着けるでしょうか。

深夜のモーチットバスターミナルまでの行き方やコラートでのバスの乗り換え方法についても書いておきます。

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BTSからモーチットバスターミナルまで

私が電話予約しておいたバンコクからナコーンラーチャシーマー(コラート)までのバスは午前1時過ぎの発車だったので、少し余裕をみて23時半のBTSに乗ってモーチット駅まで。

BTSからはタクシーに乗ることにしました
この時間帯は渋滞もないので、50〜60バーツ程度で行けます。これならバイクタクシーと変わらないですしね。(もしかしたらバイタクより安いかも)

ただ一点アドバイスとしては、モーチット駅で降りたらチャトゥチャック公園側の1番出口ではなく、反対側の2番出口の階段を下りたあたりでタクシーを捕まえた方がいいです
方向的には公園側が近いのですが、公園側でタクシーに乗ると進行方向が逆なので大回りになるんです。
ですから、モーチット駅からサパーンクワーイ駅方向に走るタクシーを捕まえる方が時間も料金も節約できます

ちなみに、地下鉄MRTで行かれる方は、カンペーンペット駅からタクシーが良いでしょう。

タクシーには「モーチット・マイ(หมอชิตใหม่ [mɔ̌ɔchít mài])」で通じます。

 

北バスターミナルでチケット購入

タクシーに乗って5分ほどでバスターミナルに到着です。
イサーン行きのバスのチケットカウンターは2階にあるので2階入り口に乗り付けてもらいました。

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私が電話予約していたバス会社「エアー・コラート・パッタナー(แอร์โคราชพัฒนา)」のカウンター、52番窓口へ行きます。
さすがにこの時間帯のバスターミナルは閑散としているのですが、24時間で深夜便を出しているエアー・コラート・パッタナーのカウンターには行列ができていました。
電話予約済みですが、開いてる窓口はひとつなので、私も列に並びます。

この時点で0時半前。この列の人々は、私のバスよりひとつ早い00:45発のバスチケットを買う人たちでした。
つまり、よっぽど連休や年末年始、ソンクラーンの時期でなければ、深夜便は特に予約しておかなくても大丈夫そうではありました

それはともかく。はたして私の電話予約はきちんとできているのか多少ドキドキしながら待っていました。
結果、問題なくちゃんと01:05発の予約画面に席が確保されていました!(当たり前か)
その場で209バーツを払ってチケットをもらい、指定された79番乗り場へ向かいます。
これで一安心。

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帰りのバスチケットも引き換えできた!

前回の記事で書きましたが、今回のバス旅行は行きと帰りでバス会社も予約方法も違いました。

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ナコーンラーチャシーマー(コラート)からバンコク戻りは、12GO Asia というサイトで予約した「ナコンチャイ21(นครชัย 21)」のバスです。
12GO Asia からのバウチャーによると、バスの発車時間の1時間前までに窓口で乗車チケットと引き換えるようにと書いてあります。
内心『1時間前ってちょっと早すぎ…』とは思っていました。

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バンコクのモーチットのバスターミナルで行きのチケットを購入して乗り場に向かおうとしていたら、ナコンチャイ21のカウンターがあるのに気づき、ダメ元で聞いてみました。

「12GO Asia で予約した明日のチケットがあるんですが、ここで発券できませんか?」

若い女性スタッフは端末を操作し、まず私の予約が入っていることを確認してくれました。
ただ、バンコクでコラート発の予約チケットの引き換え発券をしていいのかわからず、上司に電話確認していました。
彼女は今までこんな依頼を受けたことがなかったらしいです。
まあそうですよね。普通は当日コラートで引き換えますよね。

結果的に、問題なく発券してもらえました!

これはよかったです。翌日1時間も早くコラートのバスターミナルに着いている必要がなくなりました!

実は、朝コラートのバスターミナルに着いた時点でコラート21のカウンターに寄って、翌日のチケットの引き換えができないか聞いてみるつもりだったんですが、既にバンコクでできてしまったので、早々に予定がひとつ片付きました。

 

バンコクからナコーンラーチャシーマー(コラート)へ

午前1時ちょうど。
全員が揃ったようで、少し早めにバスは出発しました。

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席には毛布が用意してあり、二例の座席の真ん中にスマホ充電用のUSB差し込み口もありました。

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発車してしばらくすると、女性のスタッフがどこで降りるかを聞いてきます。
これがタイの長距離バスの特徴でもあるんですが、目的地以外の途中で降ろしてくれるんです。
融通が利くと言えばそうなんですが、途中下車希望者が多い場合は、それが遅れの原因になってしまうことも。


ともかく、スタッフが一人一人に何かを尋ねている場合は、ほぼ降りる場所を聞いていると思って間違いないので、タイ語がわからなくても焦らず、最終のバスターミナルまで乗る場合は、「ボーコーソー(บขส. [bɔɔ khɔ̌ɔ sɔ̌ɔ])とか、「Bus terminal」とか答えればOKです。
もっとも、外国人だとわかると、どうせバスターミナルだろうと察してくれるので、それほど心配しなくても大丈夫です。

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続いて、どら焼きのようなパンと水を配ってくれました。
私はとりあえず寝たかったので、パーカーを羽織り毛布をかぶり(エアコンが寒いのです)、持参のアイマスクをしてお休みモードに。

途中、何度か目はさましましたが、リクライニングも飛行機のエコノミー席よりはずっと倒れるので、意外と寝てましたね。
気づいたらコラートの手前まで来ていました。

 

コラートのバスターミナルでローカルバスに乗り換え

ナコーンラーチャシーマー(コラート)には新旧ふたつのバスターミナルがありますが、ピマーイ行きのローカルバスは新バスターミナルから出ています

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※新バスターミナル(第2バスターミナル)の呼び方

  • ボー・コー・ソー・マイ(บขส. ใหม่ [bɔɔ khɔ̌ɔ sɔ̌ɔ mài])
  • ボー・コー・ソー・ソーン(บขส. 2 [bɔɔ khɔ̌ɔ sɔ̌ɔ sɔ̌ɔŋ])

など

 

バンコクからコラートに向かう一等車(ป. 1)やVIPバスは、ほとんどが新ターミナルに到着すると思いますが、念のために確認しておいた方がいいです。

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バンコクから私の乗ったバスがコラートの新ターミナルに到着したのが午前5時
ピマーイ行きのバスの乗り場は、ターミナルの一番端(裏側)の41番乗り場です

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41番乗り場に向かうと、既に始発を待つ人たちが待機しています。
ピマーイ行きのローカルバスは予約もできないし、チケットも買うことなく、車内で直接車掌さんに払います
ですから、来たバスに早い者順に乗ることになります。とはいえ、誰も並んだりはしていません。(笑)

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午前5時25分、乗り場にピマーイ行きのバスが入ってきました。

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辺りはにわかにざわつき始め、ドアが開くとみんな次々に乗車していきます。
こんな朝からピマーイに行く人もそんなにいないだろうと高を括っていたら、みるみるうちに満席。通路に立っている人まで

このバスはピマーイが終点ではなくその先の町まで行くんですが、始発のピマーイ行きのバス、なかなか侮れません
私のように、金曜日の仕事を終えて深夜バスでやって来て、朝一で実家に帰る人たちも多いんでしょうね。

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ピマーイ到着

5時35分に出発したバスは、まだ薄暗いコラートの町を走ります。
車掌さんが運賃を回収しに来るので「ピマーイ」と告げて50バーツ払います。

コラート市内を出てしばらくすると、すぐに田畑が広がる田舎の風景に。
平野から日が昇りました。

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途中ガソリン補給などもしながら、6時55分にピマーイに到着。(コラートとピマーイ間のバスの所要時間は1時間から1時間半程度)
バスはピマーイ遺跡の横を通って行くので、一気にテンションが上がり出します。

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事前情報で時計台のそばで停まると思っていたら、今回はそこより南側の旧バスターミナルという場所に停車しました。(といってもターミナルらしさは皆無の場所です)

この場所は、ちょうどコラートに向かうバン(ロットトゥー)の発着所だったので、改めて探す手間が省けてよかったです。
というのも、翌日はローカルバスではなく、バンでコラートのバスターミナルまで戻ろうと考えていたからです。



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つづく

この後、朝から誰もいないピマーイ遺跡を鑑賞することができたのですが、長くなったので次回に。

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ではまた。