siam manao-life

バンコク生活の中で気づいたことや感じたことを書き連ねます。タイの生活情報やタイ語のあれこれ、タイ国内旅行、近隣諸国訪問なども織り交ぜながら。

ブルーベリーの実る頃【遠く湖を見下ろす山のレストラン】

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青空に浮かぶ白雲の合間から光が降り注ぎ、山の緑が深くなる頃、無性に訪れたくなるとっておきのレストランがあるんです。
家族や本当に親しい友達としか行ったことのないお気に入りの場所。

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交通の便も悪く、知らなければ誰もたどり着けないであろう辺鄙な地にある上に、基本、事前予約制という、気軽に行くにしては少々ハードルが高いレストラン。
にもかかわらず、5、6個あるテーブルはいつ行ってもほぼ満席です。

予約制のフレンチなんて言うと、堅苦しい印象を与えるかも知れませんが、全くそんなことはなく、カジュアルでリラックスして食事を楽しめる、まるで日当たりのいい秘密の庭にあるようなレストランなんです。
変に気取らない、それでいてセンスの良い、素朴で温かなもてなしが心地いいんですね。

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場所柄、頻繁に行ける訳ではないのですが、一時帰国のタイミングで、都合がつけば出かける優先順位の高い、私にとっては特別なレストランのひとつです。

だから、あえて詳細は書かないでおきます。(←書かんのかい)

知る人ぞ知る存在でありながら、私なんかが宣伝しなくても既に十分集客力はあるし、なにより、これ以上お客さんが増えすぎて、私自身、予約が取れにくくなったりしたら困るので。

って、自分の弱小ブログにそんな影響力なんてないこと忘れてました!
そもそも、私ごときが読者の方々に紹介したところで、この記事を読んでわざわざ日本の一地方のレストランへ足を運ぼうと思う方なんて、きっと皆無に等しいんでした。
すみません!^^;

ま、それはともかく、ここではふわっと紹介するだけに留めておきます。
雑誌なんかでも紹介されていますから、もし気になったかたは、ちょっと調べればすぐわかると思います。
(というか、実は、ほぼ答え書いてるんですけどね)


対向車が来たらどうしようと若干心配になる山道の急坂を上り、駐車場に車を止めてエントランスに向かいます。

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山の斜面にぽつんと建つ一軒家。
その前にはブルーベリーの畑。
ちょうど赤や紫の可愛らしい実がたわわに実っていました。

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敷地内には草花やハーブがそこここに植えられ、蝶々がヒラヒラと舞い、上空には鳶が弧を描く・・・
そんな、喧騒から離れた山の隠れ家のような雰囲気です。


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レストランはこの家の2階で、ログハウス風の内装になっています。
なにより、正面が一面ガラス張りになっていて明るく、その窓から見える景色がなんとも絶景なんです。
手前のブルーベリー畑から、左右、下方へと続く緑の丘陵、その先には夏空の下にきらめく湖面。
(私のスマホ画像で絶景さを表現できてないのが残念ですが・・・)

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景色に見惚れながらテーブルに着いたら、料理とドリンクを注文。

山の湧き水にハーブを入れて各テーブルにピッチャーで提供される水も大変美味しいのですが、このお店ではぜひ絶品のブルーベリージュースを飲んでいただきたいです。

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びっくりするほど濃厚で美味しいんです!
氷が溶けても最後まで水っぽくならないのが毎回不思議なくらいです。
どれだけのブルーベリーが使われているのでしょうか。
とても贅沢なジュースで、超絶オススメです。

料理は2種類のコース料理から選びます。
ランチで母と行くことが多いので、たいていフルコースではなく魚か肉かどちらかだけのコースを選ぶのですが、リーズナブルな割に十分食べ応えがあり、どれも美味しいです。
山の湧水と農家から届く新鮮な有機野菜、そしてハーブを使ったヘルシーな料理がこのレストランの魅力でもあります。
国産小麦と天然酵母で作られたパンも非常に美味です。


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メニューは月替わりで、毎回季節に合わせた食材が吟味されているので飽きることもなく、私は一時帰国が近づくとメニューチェックが楽しみになっています。

冬の一時期は雪のために休業となるものの、春も秋も訪れたことがありますが、四季折々の食材や景色を楽しめる本当にいいレストランなんです。

ただ、私の中で、行った回数の多さと濃厚なブルーベリージュースの衝撃的な印象からでしょう、初夏から夏にかけての時期、無性にこのレストランへ行きたくなるのです。

大切な家族や友人たちと過ごした思い出の場所、
ブルーベリーの実る頃

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甘酸っぱい恋の唄は、「さくらんぼの実る頃」。

Le Temps des cerises


さくらんぼの実る頃【訳詞付】- イブ・モンタン


宮崎駿監督のアニメ映画『紅の豚』でマダム・ジーナが唄っていた曲ですね。
私は、個人的にコラ・ヴォケール版が好きだったりします。


Le temps des cerises

 

ではまた。